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03
2008

Port of Notes
ポート・オブ・ノーツ.ベスト・アルバム”青いアルペジオの歌”リリース記念黄金LIVE

 1997年春に4曲入りEP”Port of Notes”でデビュー(それ以前に2枚のオムニバスに参加)したポート・オブ・ノーツは、デビュー
の仕方こそさりげなかったものの、そのサウンドと存在は静かに、そして確実に多くの人の生活に浸透していった。ヴォーカリスト/シンガーの畠山美由紀とギタリストDSKこと小島大介の音楽的マリアージュはボッサの憂愁とクリーンな官能、感情と理想の五線譜の上を綱渡りしながら歩みを続けてきた。2人の音楽の本質は実にシンプルだ。うたの響きとギターの鳴り、曲の良さ。
 繊細でありながらたくましく、美しい風景や眺望を思わせる音楽的情景の豊かさ、全てのうたからこぼれ落ち漂うブルーの感覚と、そこから想起される澄んだ水のイメージ。清廉な美しさを併せ持った数々の楽曲、それは正しく『青いアルペジオの歌』というべきものだった。99年のファースト・アルバム"Complain Too Much"リリース後には一般的知名度も上昇、2000年、2001年にはPOLA化粧品のイメージソングにも起用された。2001年リリースのセカンド・アルバム"Duet With Bird"は3万枚以上のセールスを記録、2004年のサード・アルバム"Evening Glow"ではユーミンこと松任谷由実の参加も話題となった。その間にアナログ12“inchを含め、幾つかの傑作リミックスを含む数々の単独的性格を持つEPをリリースしてきた。

現在はそれぞれソロ活動を活発に行っている2人が10年間の活動の歩みを自ら振り返り、その音楽的豊穣をあらためて確認。2月2日にメンバー自らが選曲/監修した初のベスト・アルバム『青いアルペジオの歌』をリリース。新たにレコーディングした新曲「あなたについて」も収録した全15曲(うち9曲がアルバム未収録曲)はアコースティック・デュオ・ブームのオリジネイターたる軽やかな重みと普遍を同時に感じさせるものになった。彼らは現在までに合計8枚のEP/シングルをリリースしているが、シングルを一つの作品として考えていた故その多くがアルバム未収という事もあり、隠れていた名曲の幾つかが、今回多くの人の耳に届く事になるだろう。
 3月23日(日)に恵比寿リキッドルームでのリリース記念ライブは、鈴木正人(B)、中島ノブユキ(Key)、マツキチ(Dr)といった黄金メンバーにより行われる。
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