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	<title>LIQUIDROOM  &#124; REVIEW</title>
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		<title>LITE</title>
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		<pubDate>Sat, 28 Jan 2012 07:08:05 +0000</pubDate>
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				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。
今回は２月３日にリキッドルームにてワンマン・ライヴを行うLITEから井澤惇（写真右端）が登場。
ライヴ・ハウス・シーンで着実に実力を磨き、インスト・ロックの雄として、さらには数回の欧米でのツアーを成功させるなど活動の場を広げている彼ら。ジョン・マッケンタイア（トータス）との共作ミニ・アルバムを経て、昨年リリースしたサード・アルバム『For all the Innocence』は、シンセを導入し、まさに活動の場を広げた彼らの姿勢を音楽性そのもので体現するかのようなアルバムであった。２月３日のリキッドルームでのワンマンはそんなLITEの過去と現在が垣間みれる２部構成（詳しくはインタヴュー末で）となり、多数のゲストを迎えて行われる。
さて、バンドのなかでも自身でインディー・レーベル〈パラボリカ・レコーズ〉を運営するなど、幅広いリスナーとしての気質も伺わせる彼を音楽へと引きずり込んだ、10枚とは？　そんな“ニクイ”人生を狂わせたやつらをご紹介。









『A MAN OF THE WORLD』（1998年）
BRAHMAN



井澤一番最初のスタートといったらブラフマンですかね。いまのバンドというより、自分の音楽を聴く生い立ちのスタートというか。すでに中学生のときに遊びでバンドをはじめた後で、そのときに「こういうバンドをやりたい」と思ったのはブラフマンですね。
── はじめにいちばんしっくりきたという感じですか？
井澤そうですね。音楽とかも良くわかってないときに、中２でベースをはじめたときも、本当に遊びの範囲という感じで。全然音楽の知識はなかったんで、バンドをやるうちに、“ベスト・プライス”って書いてあるような洋楽の名盤CDみたいなのを脈略なく一杯買って聴いて。それこそパンテラとかディープ・パープル、ガンズとか年代もジャンルも関係なく（笑）。そこからベースをコピーして、自分たちのバンドでやったりして……。でも、なかなか日本のバンド・シーンみたいなものに目がいきづらいじゃないですか？　で、文化祭なんかで先輩たちがハイスタとかブラフマンとかのコピーをやってて、いろいろ日本のアーティストも聴いてみようと思って、いちばんガツンと来たのがブラフマンですね。すぐに自分でライヴを観に行こうと思ったくらい好きになって。ライヴを見たときにやっぱりバンド全体としてリアルにすごいと思って。バンドをやることの目標というか、それこそブラフマンが出てるライヴ・ハウスに出てみたいとか、オーディションを受けたりする感じで、何度も落とされてって。
── 自分が表現することの起点になっていると。
井澤：そうですね。ライヴでの動きとか、日本のバンドでいちばんかっこいいのがブラフマンだと思ってやり続けてたのが中高生の頃でしたね。ベースとしてはココバットとか、〈AIR JAM〉とかも行ってたんでその周辺のバンドはすごい好きでしたけど、やっぱりバンドの存在感ということで言うとブラフマンですね。











『KID A』（2000年）
RADIOHEAD



井澤その後、そのときのUKロックだったり、アメリカのロックだったりいろいろ広く浅く聴いてて、いちばん衝撃来たのがレディオヘッドの『KID A』ですね。タワレコに新譜として出てて。一度、レンタルで『ザ・ベンズ』を聴いたことがあったんだけど、当初はしっくり来てなくて……でも、このときに『KID A』を聴いたら驚いて。だから『OKコンピューター』抜けてたんですけど（笑）。
── どのへんがいちばん？
井澤作品としてすごくかっこいいと思ったし、とにかく気になる存在にしかならなくなって。その後、全作品を聴き直したら、『KID A』になる進化の過程がわかって。音楽性が「こうだ」と思った方向に変われるバンド、変化できるバンドっていうのがわかって。変化をいとわないという姿勢はたぶんLITEでも相当影響を受けてますね。バンドでそういう音を作ったというのがすごいというか。そのとき高校生でハードコアのバンドやってたんですよ。自分のなかでの音楽って、それこそ元気があって、力技というかパワーがある音楽がそのときはすべてだと思ってて。高校生でハードコアのバンドやってて、４人でそういう電子音を入れようなんて会話はまったく想像がつかないと言うか（笑）。
── ダハハ。「バンドだろ！」で終わりそうですね。
井澤そのときは、でも本当にいろいろ柔軟に聴いてみようって意識が強くて。『BANDやろうぜ』とかに載ってたヴィジュアル系も聴いたりしてたし。本当よくわからない聴き方してましたよ。あとはライナーノーツがすごい好きだったんですよ。そこに出てくるバンドとかも聴いて。
── とにかく吸収していた時代だと。
井澤そうですね。その時代に印象が強いのがレディオヘッドですね。あとは高校生の頃だとレッチリかな……あ、でもそろそろ大学生の頃聴いてたのにいきたいな。











『Presence』（1976）
LED ZEPPELIN



井澤レッド・ツェッペリンとキング・クリムゾンはでかいですね。もちろん、その前からツェッペリンは知ってて、かっこいいと思ってたんですけど、深く入り込むきっかけは、大学に入ってバンド・サークルに入ったら、そこの部長がゼッペリン・マニアだったんですよ。すごいおもしろくて、一緒にバンドもやってたんですけど。そんなに彼が崇拝してるんだったら、聴き直さないとなと思って。ある意味でブラフマンに衝撃を受けたときの感覚に近いのかもしれないですけど、４人それぞれのオリジナリティがハンパ無さ過ぎて。それはライヴで観たわけではないんですが、音とかライヴ音源聴いて「ココがヤバい」と熱く話せる場所で。後期を聴いたことなかったのを、この頃、後期を聴いて。そこで『Presence』の録音を聴いたときに衝撃的でしたね。
── 音楽的にどの部分っていうのをもうちょっと具体的に言うとどこですかね？
井澤バンドの４人がオリジナリティみたいなところでもうちょっと言うと、やっぱり俺もベーシストなんで、ジョン・ポール・ジョーンズの話になっちゃうんですけど。他の３人のカリスマのなかで、自分のできる最大限のことをやっているというか、そういうベーシストの立ち位置を体現している人というか。曲によってはベースを弾いてなくて、オルガン弾いてる曲があったりとか。「そういうやり方もあるのかな」って。











『Red』（1974年）
KING CRIMSON



井澤これも大学時代の思い出というか。でもいまでも聴いてるからなぁ。
── これも改めてその頃に聴いてという感じですか？
井澤そうですね。俺『21世紀の精神異常者』しか持ってなかったですから。これは、まずベースの音の良さがハンパ無くて。いまだにですけど、このジョン・ウェットンみたいなベースの音が作りたいと思ってますね。あの音をどうやって作ってるだろうって、西新宿でライヴの海賊盤とかも何枚も買って、文献も読んで、とかしてましたね。文献読んでたら、あの人のベースのフレッドが削れすぎて、ナチュラルにひずみが出てあの音って言うのがわかって、それは無理じゃんって（笑）。
── さすがに削るまではしませんでしたか？
井澤買ったばっかりだったんで（笑）。『レッド』に関しては言いたいこと多すぎるな……プログレッシヴ・ロックっていうジャンルに対する入り口でもあったんですよ。なんで変拍子であるのか、キメがあったり、思想、宗教とか、どういう背景があって作っていたのかとか、そういうものを教えてくれる先輩がいたからなんですけど。「（プログレの）魅惑の入り口」みたいになってて。文化祭のサークルのライヴで、そこでキング・クリムゾンをコピーしたんですよ。『レッド』の曲と『21世紀の精神異常者』の曲を、ジャズ研からサックスを呼んで、ヴァイオリン弾き呼んで、８人編成で。で、それをやったときの対バン相手がLITEだったんですよ。
── たしか、井澤さんはいちばん最後に入られたメンバーだったんですよね。その前のベースの方がいらっしゃる時代ということですね。
井澤そうですね。そのへんでも『レッド』は思い入れが強いんですよ。










『ファースト・デモ（非売品）』（200？）
LITE



井澤で、その頃の、俺が入る前のLITEに影響を受けているんですよ。なんで、５枚目は、リリースされてないものなんですけど、俺が入る前のファースト・デモで。そのクリムゾンやってたのとは別のサークルの先輩が、LITEのいまのドラムで。さっき言った俺らのクリムゾンのコピー・バンドの前に出演していたのがLITEで。その頃、インストのロック・バンドの存在自体を俺は知らなくて、だからライヴを観たときに、歌がないのに、ここまでバンドだけで持って行けるバンドってすごいって思って。
── インストの魅力に目覚めたバンドだと。
井澤ライヴのときに２曲入りのデモを100円で買って聴いて。ちなみにその曲はファーストのミニ・アルバム（『LITE』）に入ってる曲なんですけど。そのときのLITEは、なんていうんだろう……ロックなんだけど大人しい、フュージョンみたいにテクニシャンが集まったバンドだったんですね。ある意味でクリムゾンに自分のなかでは近いと思って。とにかく考え抜かれてたんですね。プログレみたいにドラマチックで展開もあるのに、ロックの３分から４分ですっきりと聴けて長くないとか、すごい新しいなと思って。「この発明家たちはなんなんだ」って衝撃的でしたね。
── しかも、ほぼ同じ位の世代で。
井澤だから、ちょっと悔しいなって思いましたね。自分がやってるバンドもなんか新しいことを見つける格好よさみたいなものをやりたいなと思ってた矢先に、LITEに誘われて。そのとき６バンド位やってたんですけど、サポートからはじめて。




]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？<br />
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。<br />
今回は２月３日にリキッドルームにてワンマン・ライヴを行うLITEから井澤惇（写真右端）が登場。<br />
ライヴ・ハウス・シーンで着実に実力を磨き、インスト・ロックの雄として、さらには数回の欧米でのツアーを成功させるなど活動の場を広げている彼ら。ジョン・マッケンタイア（トータス）との共作ミニ・アルバムを経て、昨年リリースしたサード・アルバム『For all the Innocence』は、シンセを導入し、まさに活動の場を広げた彼らの姿勢を音楽性そのもので体現するかのようなアルバムであった。２月３日のリキッドルームでのワンマンはそんなLITEの過去と現在が垣間みれる２部構成（詳しくはインタヴュー末で）となり、多数のゲストを迎えて行われる。<br />
さて、バンドのなかでも自身でインディー・レーベル〈パラボリカ・レコーズ〉を運営するなど、幅広いリスナーとしての気質も伺わせる彼を音楽へと引きずり込んだ、10枚とは？　そんな“ニクイ”人生を狂わせたやつらをご紹介。</br><br />
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<li class="title">『A MAN OF THE WORLD』（1998年）</li>
<li class="artist">BRAHMAN</li>
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<p>
<span>井澤</span>一番最初のスタートといったらブラフマンですかね。いまのバンドというより、自分の音楽を聴く生い立ちのスタートというか。すでに中学生のときに遊びでバンドをはじめた後で、そのときに「こういうバンドをやりたい」と思ったのはブラフマンですね。<br />
── <strong>はじめにいちばんしっくりきたという感じですか？</strong><br />
<span>井澤</span>そうですね。音楽とかも良くわかってないときに、中２でベースをはじめたときも、本当に遊びの範囲という感じで。全然音楽の知識はなかったんで、バンドをやるうちに、“ベスト・プライス”って書いてあるような洋楽の名盤CDみたいなのを脈略なく一杯買って聴いて。それこそパンテラとかディープ・パープル、ガンズとか年代もジャンルも関係なく（笑）。そこからベースをコピーして、自分たちのバンドでやったりして……。でも、なかなか日本のバンド・シーンみたいなものに目がいきづらいじゃないですか？　で、文化祭なんかで先輩たちがハイスタとかブラフマンとかのコピーをやってて、いろいろ日本のアーティストも聴いてみようと思って、いちばんガツンと来たのがブラフマンですね。すぐに自分でライヴを観に行こうと思ったくらい好きになって。ライヴを見たときにやっぱりバンド全体としてリアルにすごいと思って。バンドをやることの目標というか、それこそブラフマンが出てるライヴ・ハウスに出てみたいとか、オーディションを受けたりする感じで、何度も落とされてって。<br />
── <strong>自分が表現することの起点になっていると。</strong><br />
井澤：そうですね。ライヴでの動きとか、日本のバンドでいちばんかっこいいのがブラフマンだと思ってやり続けてたのが中高生の頃でしたね。ベースとしてはココバットとか、〈AIR JAM〉とかも行ってたんでその周辺のバンドはすごい好きでしたけど、やっぱりバンドの存在感ということで言うとブラフマンですね。</strong>
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<li class="title">『KID A』（2000年）</li>
<li class="artist">RADIOHEAD</li>
<p></A>
</ul>
<p>
<span>井澤</span>その後、そのときのUKロックだったり、アメリカのロックだったりいろいろ広く浅く聴いてて、いちばん衝撃来たのがレディオヘッドの『KID A』ですね。タワレコに新譜として出てて。一度、レンタルで『ザ・ベンズ』を聴いたことがあったんだけど、当初はしっくり来てなくて……でも、このときに『KID A』を聴いたら驚いて。だから『OKコンピューター』抜けてたんですけど（笑）。<br />
── <strong>どのへんがいちばん？</strong><br />
<span>井澤</span>作品としてすごくかっこいいと思ったし、とにかく気になる存在にしかならなくなって。その後、全作品を聴き直したら、『KID A』になる進化の過程がわかって。音楽性が「こうだ」と思った方向に変われるバンド、変化できるバンドっていうのがわかって。変化をいとわないという姿勢はたぶんLITEでも相当影響を受けてますね。バンドでそういう音を作ったというのがすごいというか。そのとき高校生でハードコアのバンドやってたんですよ。自分のなかでの音楽って、それこそ元気があって、力技というかパワーがある音楽がそのときはすべてだと思ってて。高校生でハードコアのバンドやってて、４人でそういう電子音を入れようなんて会話はまったく想像がつかないと言うか（笑）。<br />
── <strong>ダハハ。「バンドだろ！」で終わりそうですね。</strong><br />
<span>井澤</span>そのときは、でも本当にいろいろ柔軟に聴いてみようって意識が強くて。『BANDやろうぜ』とかに載ってたヴィジュアル系も聴いたりしてたし。本当よくわからない聴き方してましたよ。あとはライナーノーツがすごい好きだったんですよ。そこに出てくるバンドとかも聴いて。<br />
── <strong>とにかく吸収していた時代だと。</strong><br />
<span>井澤</span>そうですね。その時代に印象が強いのがレディオヘッドですね。あとは高校生の頃だとレッチリかな……あ、でもそろそろ大学生の頃聴いてたのにいきたいな。</strong>
</p>
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<li class="title">『Presence』（1976）</li>
<li class="artist">LED ZEPPELIN</li>
<p></A>
</ul>
<p>
<span>井澤</span>レッド・ツェッペリンとキング・クリムゾンはでかいですね。もちろん、その前からツェッペリンは知ってて、かっこいいと思ってたんですけど、深く入り込むきっかけは、大学に入ってバンド・サークルに入ったら、そこの部長がゼッペリン・マニアだったんですよ。すごいおもしろくて、一緒にバンドもやってたんですけど。そんなに彼が崇拝してるんだったら、聴き直さないとなと思って。ある意味でブラフマンに衝撃を受けたときの感覚に近いのかもしれないですけど、４人それぞれのオリジナリティがハンパ無さ過ぎて。それはライヴで観たわけではないんですが、音とかライヴ音源聴いて「ココがヤバい」と熱く話せる場所で。後期を聴いたことなかったのを、この頃、後期を聴いて。そこで『Presence』の録音を聴いたときに衝撃的でしたね。<br />
── <strong>音楽的にどの部分っていうのをもうちょっと具体的に言うとどこですかね？</strong><br />
<span>井澤</span>バンドの４人がオリジナリティみたいなところでもうちょっと言うと、やっぱり俺もベーシストなんで、ジョン・ポール・ジョーンズの話になっちゃうんですけど。他の３人のカリスマのなかで、自分のできる最大限のことをやっているというか、そういうベーシストの立ち位置を体現している人というか。曲によってはベースを弾いてなくて、オルガン弾いてる曲があったりとか。「そういうやり方もあるのかな」って。</strong>
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<li class="title">『Red』（1974年）</li>
<li class="artist">KING CRIMSON</li>
<p></A>
</ul>
<p>
<span>井澤</span>これも大学時代の思い出というか。でもいまでも聴いてるからなぁ。<br />
── <strong>これも改めてその頃に聴いてという感じですか？</strong><br />
<span>井澤</span>そうですね。俺『21世紀の精神異常者』しか持ってなかったですから。これは、まずベースの音の良さがハンパ無くて。いまだにですけど、このジョン・ウェットンみたいなベースの音が作りたいと思ってますね。あの音をどうやって作ってるだろうって、西新宿でライヴの海賊盤とかも何枚も買って、文献も読んで、とかしてましたね。文献読んでたら、あの人のベースのフレッドが削れすぎて、ナチュラルにひずみが出てあの音って言うのがわかって、それは無理じゃんって（笑）。<br />
── <strong>さすがに削るまではしませんでしたか？</strong><br />
<span>井澤</span>買ったばっかりだったんで（笑）。『レッド』に関しては言いたいこと多すぎるな……プログレッシヴ・ロックっていうジャンルに対する入り口でもあったんですよ。なんで変拍子であるのか、キメがあったり、思想、宗教とか、どういう背景があって作っていたのかとか、そういうものを教えてくれる先輩がいたからなんですけど。「（プログレの）魅惑の入り口」みたいになってて。文化祭のサークルのライヴで、そこでキング・クリムゾンをコピーしたんですよ。『レッド』の曲と『21世紀の精神異常者』の曲を、ジャズ研からサックスを呼んで、ヴァイオリン弾き呼んで、８人編成で。で、それをやったときの対バン相手がLITEだったんですよ。<br />
── <strong>たしか、井澤さんはいちばん最後に入られたメンバーだったんですよね。その前のベースの方がいらっしゃる時代ということですね。</strong><br />
<span>井澤</span>そうですね。そのへんでも『レッド』は思い入れが強いんですよ。</strong>
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<li class="title">『ファースト・デモ（非売品）』（200？）</li>
<li class="artist">LITE</li>
<p></A>
</ul>
<p>
<span>井澤</span>で、その頃の、俺が入る前のLITEに影響を受けているんですよ。なんで、５枚目は、リリースされてないものなんですけど、俺が入る前のファースト・デモで。そのクリムゾンやってたのとは別のサークルの先輩が、LITEのいまのドラムで。さっき言った俺らのクリムゾンのコピー・バンドの前に出演していたのがLITEで。その頃、インストのロック・バンドの存在自体を俺は知らなくて、だからライヴを観たときに、歌がないのに、ここまでバンドだけで持って行けるバンドってすごいって思って。<br />
── <strong>インストの魅力に目覚めたバンドだと。</strong><br />
<span>井澤</span>ライヴのときに２曲入りのデモを100円で買って聴いて。ちなみにその曲はファーストのミニ・アルバム（『LITE』）に入ってる曲なんですけど。そのときのLITEは、なんていうんだろう……ロックなんだけど大人しい、フュージョンみたいにテクニシャンが集まったバンドだったんですね。ある意味でクリムゾンに自分のなかでは近いと思って。とにかく考え抜かれてたんですね。プログレみたいにドラマチックで展開もあるのに、ロックの３分から４分ですっきりと聴けて長くないとか、すごい新しいなと思って。「この発明家たちはなんなんだ」って衝撃的でしたね。<br />
── <strong>しかも、ほぼ同じ位の世代で。</strong><br />
<span>井澤</span>だから、ちょっと悔しいなって思いましたね。自分がやってるバンドもなんか新しいことを見つける格好よさみたいなものをやりたいなと思ってた矢先に、LITEに誘われて。そのとき６バンド位やってたんですけど、サポートからはじめて。</strong>
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		<title>DJ DYE (THA BLUE HERB)</title>
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		<pubDate>Thu, 02 Jun 2011 07:45:17 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。
今回は、THA BLUE HERBの鉄壁のライヴDJとして、そしてもちろんひとりのDJとしても活躍中のDJ DYEが登場。
地元、札幌以外では初となるレギュラー・パーティ〈PEEP〉をリキッド・ロフトにて、6/17からスタートさせる。
さて、DJ DYEを音楽へと引きずり込んだ、人生を狂わせた10枚とは？　そんな“ニクイ”やつらをご紹介。









『Illmatic』（1994年）
NAS



ダイヒップホップに深く興味を持ったきっかけになったアルバムですね。これが出たときのレコード屋さん、どこも太鼓判で。なんとなく手にとってみて聴いてみたら、ドカンとやられた。
── おいくつくらいのときですか？
ダイリリースされたリアルタイムで、俺が中２とか中３ですね。でも、このあたりの年代はウータンもそうだし、スヌープの『Doggystyle』とかも聴いてたし。ブラック・ムーンとかも迷ったけど、やっぱりこれかな。
── 名盤揃いの時代だと思いますがナズを選んだ理由ってどんなところにあると思いますか？
ダイ当時はこの１枚の雰囲気、アートワークとか含めて、なんかコレはタダもんじゃないぞって言う匂いがした。うまく言葉で言い表せないんですけど衝撃があったんですよ。
── ヒップホップを聴きはじめたきっかけというのはなんでしょうか？
ダイそのものは、ずっと辿っていけば、クリス・クロスとかになるんですけど……ドンピシャでリアルタイムにダンス甲子園とか見てたので、ヘヴィ・D&#038;ザ・ボーイズとか、あとはニュー・ジャック・スウィングとかが、そういうブラック・ミュージックに触れたはじめての機会でした。いろいろ聴いて、このナズのアルバムにいちばん衝撃を受けたというか。本当、入り口ですよね。あー、『JUICE』（２パック主演の映画）も、観てたけど……。アルバム１枚出すとしたらやっぱりこれかな。
── いろいろ並列で聴いてたなかで、コレと。
ダイ並列なんだけど、この１枚に関して言えば思い入れが強い。
── いまでも聴いて、発見ってありますか？
ダイいまでもリリック読んで「ああ、こんなこと言ってたんだ」って思うことは多々ありますね。
── ちなみにターンテーブルとかって、いつぐらいに買いました？
ダイ変な買い方なんですけど、中３のときにお年玉と貯めてたお金使って、ターンテーブルを１台と安いミキサーを買って、その１年後にもう１台買ったみたいな感じで。
── 俺も同じでした（笑）。










『5 Deadly Venoms Of Brooklyn』（1997年）
TONY TOUCH, P.F.CUTTIN&#8217;, MISTER CEE, DJ PREMIER &#038; EVIL DEE（MIXTAPE）



── 次はミックステープですね。
ダイこれは本当に人生ではじめてミックステープが本当に擦り切れた。P.F.カッティンのイントロからかっこいい。このイントロ、悶絶ですよ。
── これは？
ダイこれは、当時、O.N.Oに借りたミックステープだったんですけど、速攻でダビングして聴きまくってましたね。
── このときにはすでにブルー・ハーブ周辺のひとたちと付き合いがあったという感じだったんですか？
ダイというよりも、俺が中学生ぐらいのときにO.N.Oが服屋の店員をやっていて、もともとは客と店員の関係でした。
── この時代ってそれこそいろんなミックステープが出てた時代だと思うんですが、この１本を選んだのは？
ダイたしかにいろいろ聴いてたけど、やっぱりこのヴォリューム感。こんなにもDJによって表現が違うんだっていう感覚を知ったという感じですね。ここでミックスしている５人のDJがいて、ひとりひとりのパートは短いんだけど。例えばP.F.カッティンとかはガシガシ・スクラッチしてて、ミスター・シーとかは歌もののブレンドをガンガン前半でやってて。トニー・タッチはフリースタイルをすごい入れててとか、プレミアは80後半とか90年代前半。エビル・ディーは遅いBPMで、ガシガシ行くっていう。五者五様っていう全然スタイルが違うっていう。DJの（オリジナルな）表現をコレで意識するようになったというか。
── もうこの頃は自分でもDJを？
ダイもうターンテーブルも２台ですね。でも、まだ家でばっかりやってたという感じですね。
── じゃあ、このテープの存在は、音楽として単純に聴いてたヒップホップから、DJとして表現するという部分で、大きなきっかけになったという感じですか？
ダイそうそう。そうですね。











『No Protection』（1995年）
MASSIVE ATTACK VS MAD PROFESSOR



ダイこの１枚でダブという概念を知るきっかけができたというか、オリジナルの『プロテクション』と並べて聴いても、同じなのに、全然違うという感覚。はじめは全然わからなかったんですよ。
── ダブとはなんぞやと。
ダイリミックスみたいな感覚ではじめは捉えていたんですけど、このダブのぶっ飛び感というか、ディレイとかエコーとか、リヴァーブとか空間系の音とか。このミックスの考え方みたいな部分が衝撃的だったというか。一般的に言うような煙たい音色というか、その感じがオリジナルよりも僕の好みだったので。ばっちりキタって感じです。
── いわゆるド真ん中のヒップホップ以外の音とかも聴ききはじめた時期という感じなんですが？
ダイまだヒップホップだけ……でもブレイクビーツも買いはじめてたかな。
── 聴いていた時代が90年代後半だと〈Mo&#8217;Wax〉とかも活発にリリースしてた時期ですよね。
ダイそう、このアルバムと知り合った時期に、UNKLEとかも出てて。ヒップホップが枝分かれしはじめた時期というか……ティンバランドとかが出て来た時期で。なんかヒップホップがひとつじゃなくなってきた感じの時期で……その風潮が個人的にあまり好きになれなくて。あまりにも変わりすぎたというか。そのときは、まだ自分の耳もそういった音に追いつけていなかったという感じです。そのときにブレイクビーツというか、ロービート、ヘッズ系とか呼ばれる音を聴きはじめた頃で。そういう、枝分かれの時期にこのマッド・プロフェッサーのアルバムに出会って、すごい衝撃を受けたんですよ。
── ダブという概念に関して？
ダイそれもそうだし、音そのものに関しても。











『Cafe Del Mar Volumen Cinco（Volume 5）』（1998年）
VARIOUS ARTISTS



── 次はチルアウトとかバリアリックものの代表的なコンピレーション・シリーズの『カフェ・デル・マー』の第５集ですが。
ダイ『カフェ・デル・マー』のコンピが良いよって聞いて、お店に行ってちょうどリアルタイムであったのがこれ。そこからシリーズを掘り下げていったという感じです。１曲目とかすごい好きです。これを買った時期は、ちょうど東南アジアにひとりで旅行に行った時期でした。当時は、テープのウォークマンで聴いていて。バンコクのテープ屋さんに行ったら、ちょうどコレとマッシヴ・アタックのテープがあって。その２本を買ってずっと聴いてたんですよ。これはね、そういう思い入れもあるんですよ（笑）。
── 旅の思い出とともに……。
ダイ東南アジアの、空がこのジャケットみたいになる夕方の３時ぐらいから、暗くなるくらいの時間帯に本当にハマるんですよ。３番とかもすごい好きなんですけど、ホセさん（ホセ･パディージャ。イビザにあるカフェ・デル・マーのレジデントDJ）が選曲してるやつは雑多なジャンルだけど統一感があって、素晴らしいですね。
── これを聴いた時期っていうのは、すでにもういろいろ聴いてたってことですよね。
ダイそう、ヒップホップに固執しないで、いろんなものを聴けるように少しずつなりはじめた時期ですね。
── 音の感覚を広げてくれたきっかけみたいなのはありますか？
ダイやっぱり〈プレシャス・ホール〉が大きいですよね。
── やはり、そこでの経験が耳を広げてくれたというか。
ダイ耳を広げてくれたという言い方よりも、やっぱり遊び方がヒップホップのクラブとまったく違ったので、それがすごい衝撃的でした。ヒップホップの場合はそんなに踊らないというか、踊るんだけど縦揺れというか。ステップを踏むとしたらダンサーぐらいのもので。ハウスだったり、テクノだったり、〈プレシャス・ホール〉で鳴ってる音楽を聴くクラウドに関しては、みんな多種多様な踊り方をしているというか、それがものすごい衝撃的でした。もちろん年上ばっかりだったし。











『Essential Mix』（2000年）
FRANÇOIS K



ダイこれは本当に聴きましたねぇ。名作中の名作。すごいバラエティに富んでいて。まだ、自分のなかでヒップホップのビート感が捨てられなかった時期で。もちろん、いまも捨てたわけじゃないですけど、その先を切り開いてくれたというか。〈プレシャス・ホール〉でDJを聴いてすごいと思った後に買ったんですよ。ヒップホップもかければ、テクノもかけるし、ドラムンベースもかけるし、次になにがくるかわからないDJというか。このミックスCDに関して言えば、それこそ“Award Tour”（A Tribe [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？<br />
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。<br />
今回は、THA BLUE HERBの鉄壁のライヴDJとして、そしてもちろんひとりのDJとしても活躍中のDJ DYEが登場。<br />
地元、札幌以外では初となるレギュラー・パーティ〈PEEP〉をリキッド・ロフトにて、6/17からスタートさせる。<br />
さて、DJ DYEを音楽へと引きずり込んだ、人生を狂わせた10枚とは？　そんな“ニクイ”やつらをご紹介。</br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
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</p>
<div class="comment">
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<li class="title">『Illmatic』（1994年）</li>
<li class="artist">NAS</li>
<p></A>
</ul>
<p>
<span>ダイ</span>ヒップホップに深く興味を持ったきっかけになったアルバムですね。これが出たときのレコード屋さん、どこも太鼓判で。なんとなく手にとってみて聴いてみたら、ドカンとやられた。<br />
── <strong>おいくつくらいのときですか？</strong><br />
<span>ダイ</span>リリースされたリアルタイムで、俺が中２とか中３ですね。でも、このあたりの年代はウータンもそうだし、スヌープの『Doggystyle』とかも聴いてたし。ブラック・ムーンとかも迷ったけど、やっぱりこれかな。<br />
── <strong>名盤揃いの時代だと思いますがナズを選んだ理由ってどんなところにあると思いますか？</strong><br />
<span>ダイ</span>当時はこの１枚の雰囲気、アートワークとか含めて、なんかコレはタダもんじゃないぞって言う匂いがした。うまく言葉で言い表せないんですけど衝撃があったんですよ。<br />
── <strong>ヒップホップを聴きはじめたきっかけというのはなんでしょうか？</strong><br />
<span>ダイ</span>そのものは、ずっと辿っていけば、クリス・クロスとかになるんですけど……ドンピシャでリアルタイムにダンス甲子園とか見てたので、ヘヴィ・D&#038;ザ・ボーイズとか、あとはニュー・ジャック・スウィングとかが、そういうブラック・ミュージックに触れたはじめての機会でした。いろいろ聴いて、このナズのアルバムにいちばん衝撃を受けたというか。本当、入り口ですよね。あー、『JUICE』（２パック主演の映画）も、観てたけど……。アルバム１枚出すとしたらやっぱりこれかな。<br />
── <strong>いろいろ並列で聴いてたなかで、コレと。</strong><br />
<span>ダイ</span>並列なんだけど、この１枚に関して言えば思い入れが強い。<br />
── <strong>いまでも聴いて、発見ってありますか？</strong><br />
<span>ダイ</span>いまでもリリック読んで「ああ、こんなこと言ってたんだ」って思うことは多々ありますね。<br />
── <strong>ちなみにターンテーブルとかって、いつぐらいに買いました？</strong><br />
<span>ダイ</span>変な買い方なんですけど、中３のときにお年玉と貯めてたお金使って、ターンテーブルを１台と安いミキサーを買って、その１年後にもう１台買ったみたいな感じで。<br />
── <strong>俺も同じでした（笑）。</strong>
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2011/06/02.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『5 Deadly Venoms Of Brooklyn』（1997年）</li>
<li class="artist">TONY TOUCH, P.F.CUTTIN&#8217;, MISTER CEE, DJ PREMIER &#038; EVIL DEE（MIXTAPE）</li>
</ul>
<p>
</br><br />
── <strong>次はミックステープですね。</strong><br />
<span>ダイ</span>これは本当に人生ではじめてミックステープが本当に擦り切れた。P.F.カッティンのイントロからかっこいい。このイントロ、悶絶ですよ。<br />
── <strong>これは？</strong><br />
<span>ダイ</span>これは、当時、O.N.Oに借りたミックステープだったんですけど、速攻でダビングして聴きまくってましたね。<br />
── <strong>このときにはすでにブルー・ハーブ周辺のひとたちと付き合いがあったという感じだったんですか？</strong><br />
<span>ダイ</span>というよりも、俺が中学生ぐらいのときにO.N.Oが服屋の店員をやっていて、もともとは客と店員の関係でした。<br />
── <strong>この時代ってそれこそいろんなミックステープが出てた時代だと思うんですが、この１本を選んだのは？</strong><br />
<span>ダイ</span>たしかにいろいろ聴いてたけど、やっぱりこのヴォリューム感。こんなにもDJによって表現が違うんだっていう感覚を知ったという感じですね。ここでミックスしている５人のDJがいて、ひとりひとりのパートは短いんだけど。例えばP.F.カッティンとかはガシガシ・スクラッチしてて、ミスター・シーとかは歌もののブレンドをガンガン前半でやってて。トニー・タッチはフリースタイルをすごい入れててとか、プレミアは80後半とか90年代前半。エビル・ディーは遅いBPMで、ガシガシ行くっていう。五者五様っていう全然スタイルが違うっていう。DJの（オリジナルな）表現をコレで意識するようになったというか。<br />
── <strong>もうこの頃は自分でもDJを？</strong><br />
<span>ダイ</span>もうターンテーブルも２台ですね。でも、まだ家でばっかりやってたという感じですね。<br />
── <strong>じゃあ、このテープの存在は、音楽として単純に聴いてたヒップホップから、DJとして表現するという部分で、大きなきっかけになったという感じですか？</strong><br />
<span>ダイ</span>そうそう。そうですね。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
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<li class="title">『No Protection』（1995年）</li>
<li class="artist">MASSIVE ATTACK VS MAD PROFESSOR</li>
<p></A>
</ul>
<p>
<span>ダイ</span>この１枚でダブという概念を知るきっかけができたというか、オリジナルの『プロテクション』と並べて聴いても、同じなのに、全然違うという感覚。はじめは全然わからなかったんですよ。<br />
── <strong>ダブとはなんぞやと。</strong><br />
<span>ダイ</span>リミックスみたいな感覚ではじめは捉えていたんですけど、このダブのぶっ飛び感というか、ディレイとかエコーとか、リヴァーブとか空間系の音とか。このミックスの考え方みたいな部分が衝撃的だったというか。一般的に言うような煙たい音色というか、その感じがオリジナルよりも僕の好みだったので。ばっちりキタって感じです。<br />
── <strong>いわゆるド真ん中のヒップホップ以外の音とかも聴ききはじめた時期という感じなんですが？</strong><br />
<span>ダイ</span>まだヒップホップだけ……でもブレイクビーツも買いはじめてたかな。<br />
── <strong>聴いていた時代が90年代後半だと〈Mo&#8217;Wax〉とかも活発にリリースしてた時期ですよね。</strong><br />
<span>ダイ</span>そう、このアルバムと知り合った時期に、UNKLEとかも出てて。ヒップホップが枝分かれしはじめた時期というか……ティンバランドとかが出て来た時期で。なんかヒップホップがひとつじゃなくなってきた感じの時期で……その風潮が個人的にあまり好きになれなくて。あまりにも変わりすぎたというか。そのときは、まだ自分の耳もそういった音に追いつけていなかったという感じです。そのときにブレイクビーツというか、ロービート、ヘッズ系とか呼ばれる音を聴きはじめた頃で。そういう、枝分かれの時期にこのマッド・プロフェッサーのアルバムに出会って、すごい衝撃を受けたんですよ。<br />
── <strong>ダブという概念に関して？</strong><br />
<span>ダイ</span>それもそうだし、音そのものに関しても。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
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<li class="title">『Cafe Del Mar Volumen Cinco（Volume 5）』（1998年）</li>
<li class="artist">VARIOUS ARTISTS</li>
<p></A>
</ul>
<p>
── <strong>次はチルアウトとかバリアリックものの代表的なコンピレーション・シリーズの『カフェ・デル・マー』の第５集ですが。</strong><br />
<span>ダイ</span>『カフェ・デル・マー』のコンピが良いよって聞いて、お店に行ってちょうどリアルタイムであったのがこれ。そこからシリーズを掘り下げていったという感じです。１曲目とかすごい好きです。これを買った時期は、ちょうど東南アジアにひとりで旅行に行った時期でした。当時は、テープのウォークマンで聴いていて。バンコクのテープ屋さんに行ったら、ちょうどコレとマッシヴ・アタックのテープがあって。その２本を買ってずっと聴いてたんですよ。これはね、そういう思い入れもあるんですよ（笑）。<br />
── <strong>旅の思い出とともに……。</strong><br />
<span>ダイ</span>東南アジアの、空がこのジャケットみたいになる夕方の３時ぐらいから、暗くなるくらいの時間帯に本当にハマるんですよ。３番とかもすごい好きなんですけど、ホセさん（ホセ･パディージャ。イビザにあるカフェ・デル・マーのレジデントDJ）が選曲してるやつは雑多なジャンルだけど統一感があって、素晴らしいですね。<br />
── <strong>これを聴いた時期っていうのは、すでにもういろいろ聴いてたってことですよね。</strong><br />
<span>ダイ</span>そう、ヒップホップに固執しないで、いろんなものを聴けるように少しずつなりはじめた時期ですね。<br />
── <strong>音の感覚を広げてくれたきっかけみたいなのはありますか？</strong><br />
<span>ダイ</span>やっぱり〈プレシャス・ホール〉が大きいですよね。<br />
── <strong>やはり、そこでの経験が耳を広げてくれたというか。</strong><br />
<span>ダイ</span>耳を広げてくれたという言い方よりも、やっぱり遊び方がヒップホップのクラブとまったく違ったので、それがすごい衝撃的でした。ヒップホップの場合はそんなに踊らないというか、踊るんだけど縦揺れというか。ステップを踏むとしたらダンサーぐらいのもので。ハウスだったり、テクノだったり、〈プレシャス・ホール〉で鳴ってる音楽を聴くクラウドに関しては、みんな多種多様な踊り方をしているというか、それがものすごい衝撃的でした。もちろん年上ばっかりだったし。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
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<li class="title">『Essential Mix』（2000年）</li>
<li class="artist">FRANÇOIS K</li>
<p></A>
</ul>
<p>
<span>ダイ</span>これは本当に聴きましたねぇ。名作中の名作。すごいバラエティに富んでいて。まだ、自分のなかでヒップホップのビート感が捨てられなかった時期で。もちろん、いまも捨てたわけじゃないですけど、その先を切り開いてくれたというか。〈プレシャス・ホール〉でDJを聴いてすごいと思った後に買ったんですよ。ヒップホップもかければ、テクノもかけるし、ドラムンベースもかけるし、次になにがくるかわからないDJというか。このミックスCDに関して言えば、それこそ“Award Tour”（A Tribe Called Quest）をあえてインストで入れてるっていうところとか。“Say No Go”（De La Soul）も入ってたし。身の回りの人はみんな聴いてましたね。<br />
── <strong>さっきのトニー・タッチのミックステープがヒップホップDJとしての表現のおもしろさだとすると、こちらはいろんなジャンルが入ってますが？</strong><br />
<span>ダイ</span>ダンスをするということに対して、DJプレイに対して、衝撃的な１枚でしたね。BPMに固執することもないという感覚も教えてくれたし、次になにが来るかわからないっていう驚きも知る事が出来ました。<br />
── <strong>それでいてストーリーはしっかりあると。</strong><br />
<span>ダイ</span>そうそう。BPMに縛られなくてもひとつの世界観は作れるっていう部分。もう本当にたまりません。２回買い直しました。
</p>
</div>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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		<title>PUNPEE</title>
		<link>http://www.liquidroom.net/review/526/</link>
		<comments>http://www.liquidroom.net/review/526/#comments</comments>
		<pubDate>Sun, 24 Apr 2011 13:19:08 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？ ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？
そんな“ニクい”やつらをご紹介。
今回は４月28日にリキッドルーム２Fのリキッドロフトで開催される〈Kon Air &#038; Erection Presents FRIDAY〉に登場する気鋭のMC／プロデューサー、PUNPEEの人生を変えた10枚。実弟のS.L.A.C.K.、同級生のMC Gapperとともに活動する自身のラップ・グループPSGをはじめ、日本語ラップ界隈に新風を吹き込む奇才の極私的名盤とは？（取材：高橋圭太）








『ノーカントリー（映画）』（2007）
ジョン・コーエン＆イーサン・コーエン（監督）


── このページでは影響を受けた作品10枚を挙げてもらいたいんですが。
PUNPEE10枚って難しいよね……さっそく音楽作品じゃないんだけど挙げちゃっていいかな？　映画『ノー・カントリー』。公開直後も観たんだけど、またレンタルで観直してて。コーエン兄弟の作品はだいたい好きかな。『ビック・リボウスキ』とか『ファーゴ』とか。










『グラインドハウス（映画）』（2007）
ロバート・ロドリゲス＆クエンティン・タランティーノ（監督）


── パンピー君の映画好きはかなり知られてますよね。映画がモチーフの曲もあるし、ミックスCD『Mixed Bizzness』の冒頭なんかは20世紀FOXのイントロからはじまるでしょ。ほかに影響を受けた映画って？
PUNPEE『グラインドハウス』は最近だけどすごく好き。B級映画をまた掘るきっかけになった作品で。映像の処理の仕方も好きだし、完成度高いよね。ロバート・ロドリゲス（『プラネット・テラー』）とタランティーノ（『デス・プルーフ』）だったら後者のほうが好み、『グラインドハウス』だったら。










「奇跡の地球」（1995）
桑田佳祐＆Mr. Children


── はじめて買ったCDとか覚えてます？
PUNPEEミスチルと桑田佳祐の「奇跡の地球」。音楽的な影響は全然受けてないけど、いまでも好きな曲。買ったのは……小４か小５くらいかなぁ。ダイエーで買ったのは覚えてる。妙に耳に残った印象があるなぁ。ミスチルの曲とかはポップスなんだけど、日本のポップスっぽくない引っ掛かりがあるよね。
── たしかに。ほかに日本の音楽でそういった“引っ掛かり”を感じるアーティストは？
PUNPEEゆらゆら帝国。特に歌詞なんか引っ掛かりしかないっていうか。でも一周してNHKの“みんなのうた”とかに選ばれても違和感ない感じってのはすごいと思う。










『2001』（1999年）
DR. DRE


── 洋楽に興味を持ち出したのはいつ頃？
PUNPEE昔からリスナーとしては雑種で、リンプ・ビズキットとかナズとかビースティー・ボーイズとか買ってたかな。当時はスケボーもやってたし。でもヒップホップを意識した最初のアルバムってのがこれかな。ドクター・ドレの『2001』。ドレは『THE CHRONICLE』の評価も高いけど、個人的にはコッチのほうが好きだね。あれ、CD持ってたんだけど、弟が持ってっちゃったっぽいな……。










『Hell Hath No Fury』（2006年）
CLIPSE


── ほかにヒップホップのアルバムで影響を受けた作品は？
PUNPEEうーんと……クリプスのセカンド『Hell Hath No Fury』はかなり食らったし、衝撃的だった。あそこらへんからミニマルなヒップホップ・トラックが流行りだした感もあるし。
── なるほど。90年代のいわゆるヒップホップ・クラシックみたいな作品が挙がらないのがおもしろいですね。
PUNPEEでも好きな作品はたくさんあるよ。サイプレス・ヒルの『Black Sunday』とか。ああいう汚した感じのヒップホップはカッコいいなって思う。










『The Low End Theory』（1991年）
A TRIBE CALLED QUEST


── 90年代ヒップホップで好きなプロデューサーを挙げるなら？
PUNPEEそれこそサイプレスのDJマグスとか、ピート・ロック。バック・ワイルドも好き。プレミアももちろん好きだね。あぁ、トライブ・コールド・クエストも好きだ。
── トライブは好きなひとでもアルバムによって評価が分かれますよね。何枚目がいちばん好み？
PUNPEE俺はセカンドの『The Low End Theory』だね。次に最後の『The Love Movement』。あのアルバムはけっこうお手本にしてる感があるなぁ。ベースとドラムの印象がすごく強い作品だなって思ってて。
── 現行のヒップホップでお手本になるような音作りをしてるプロデューサーは？
PUNPEE俺ネプチューンズとドレーとティンバランドはずっと好きかな。最近だと……ってか最近さ、プロデューサー多いよね？　でも強いキャラクター持ってるひとってなかなか少ないなぁ。ジャスト・ブレイズが台頭して以降くらいから、出音一発で判別できるプロデューサーってあんまりいなくなったような気がする。あぁ、でも最近だとエイラブ・ミュージックとかレックス・ルーガーなんかはわかりやすいかもね。このふたりはすごい器用だと思うけど。
── じゃあ、最近よく聴いた新譜のヒップホップ・アルバムは？
PUNPEE最近だったらキッド・カディ『Man On The Moon 2』とかサイゴン『Greatest Story Never Told』、あとレイクウォン『Shaolin VS Wu-Tang』くらいかな。あんまり新譜は掘ってないかも。










『Midnite Vultures』（2000年）
BECK


── PSGとか、そのほかのパンピー君の作品を聴くと、いわゆるヒップホップ以外からの影響も強いですよね。オルタナティブでクロスオーバーというか。そういった素養はどんなアーティストからの影響があるんだろう？
PUNPEEベックじゃない？　なかでも『Midnite Vultures』。これはリアルタイムで買ったなぁ、高校の頃。『Odelay』も『Mutations』もスルーしてたけど……あぁ、『Mutations』は親父が持ってたか。でもコレがいちばん好きかな。いろいろ遊んでる感じ。技術と想像力の高さがそのまま作品につながってるというか。










『THE BEATLES』（1968年）
THE BEATLES


── [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？ ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？<br />
そんな“ニクい”やつらをご紹介。<br />
今回は４月28日にリキッドルーム２Fのリキッドロフトで開催される〈Kon Air &#038; Erection Presents FRIDAY〉に登場する気鋭のMC／プロデューサー、PUNPEEの人生を変えた10枚。実弟のS.L.A.C.K.、同級生のMC Gapperとともに活動する自身のラップ・グループPSGをはじめ、日本語ラップ界隈に新風を吹き込む奇才の極私的名盤とは？（取材：高橋圭太）</br><br />
</br><br />
</br></p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『ノーカントリー（映画）』（2007）</li>
<li class="artist">ジョン・コーエン＆イーサン・コーエン（監督）</li>
</ul>
<p>
── <strong>このページでは影響を受けた作品10枚を挙げてもらいたいんですが。</strong><br />
<span>PUNPEE</span>10枚って難しいよね……さっそく音楽作品じゃないんだけど挙げちゃっていいかな？　映画『ノー・カントリー』。公開直後も観たんだけど、またレンタルで観直してて。コーエン兄弟の作品はだいたい好きかな。『ビック・リボウスキ』とか『ファーゴ』とか。
</p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『グラインドハウス（映画）』（2007）</li>
<li class="artist">ロバート・ロドリゲス＆クエンティン・タランティーノ（監督）</li>
</ul>
<p>
── <strong>パンピー君の映画好きはかなり知られてますよね。映画がモチーフの曲もあるし、ミックスCD『Mixed Bizzness』の冒頭なんかは20世紀FOXのイントロからはじまるでしょ。ほかに影響を受けた映画って？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>『グラインドハウス』は最近だけどすごく好き。B級映画をまた掘るきっかけになった作品で。映像の処理の仕方も好きだし、完成度高いよね。ロバート・ロドリゲス（『プラネット・テラー』）とタランティーノ（『デス・プルーフ』）だったら後者のほうが好み、『グラインドハウス』だったら。
</p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">「奇跡の地球」（1995）</li>
<li class="artist">桑田佳祐＆Mr. Children</li>
</ul>
<p>
── <strong>はじめて買ったCDとか覚えてます？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>ミスチルと桑田佳祐の「奇跡の地球」。音楽的な影響は全然受けてないけど、いまでも好きな曲。買ったのは……小４か小５くらいかなぁ。ダイエーで買ったのは覚えてる。妙に耳に残った印象があるなぁ。ミスチルの曲とかはポップスなんだけど、日本のポップスっぽくない引っ掛かりがあるよね。<br />
── <strong>たしかに。ほかに日本の音楽でそういった“引っ掛かり”を感じるアーティストは？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>ゆらゆら帝国。特に歌詞なんか引っ掛かりしかないっていうか。でも一周してNHKの“みんなのうた”とかに選ばれても違和感ない感じってのはすごいと思う。
</p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『2001』（1999年）</li>
<li class="artist">DR. DRE</li>
</ul>
<p>
── <strong>洋楽に興味を持ち出したのはいつ頃？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>昔からリスナーとしては雑種で、リンプ・ビズキットとかナズとかビースティー・ボーイズとか買ってたかな。当時はスケボーもやってたし。でもヒップホップを意識した最初のアルバムってのがこれかな。ドクター・ドレの『2001』。ドレは『THE CHRONICLE』の評価も高いけど、個人的にはコッチのほうが好きだね。あれ、CD持ってたんだけど、弟が持ってっちゃったっぽいな……。
</p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Hell Hath No Fury』（2006年）</li>
<li class="artist">CLIPSE</li>
</ul>
<p>
── <strong>ほかにヒップホップのアルバムで影響を受けた作品は？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>うーんと……クリプスのセカンド『Hell Hath No Fury』はかなり食らったし、衝撃的だった。あそこらへんからミニマルなヒップホップ・トラックが流行りだした感もあるし。<br />
── <strong>なるほど。90年代のいわゆるヒップホップ・クラシックみたいな作品が挙がらないのがおもしろいですね。</strong><br />
<span>PUNPEE</span>でも好きな作品はたくさんあるよ。サイプレス・ヒルの『Black Sunday』とか。ああいう汚した感じのヒップホップはカッコいいなって思う。
</p>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『The Low End Theory』（1991年）</li>
<li class="artist">A TRIBE CALLED QUEST</li>
</ul>
<p>
── <strong>90年代ヒップホップで好きなプロデューサーを挙げるなら？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>それこそサイプレスのDJマグスとか、ピート・ロック。バック・ワイルドも好き。プレミアももちろん好きだね。あぁ、トライブ・コールド・クエストも好きだ。<br />
── <strong>トライブは好きなひとでもアルバムによって評価が分かれますよね。何枚目がいちばん好み？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>俺はセカンドの『The Low End Theory』だね。次に最後の『The Love Movement』。あのアルバムはけっこうお手本にしてる感があるなぁ。ベースとドラムの印象がすごく強い作品だなって思ってて。<br />
── <strong>現行のヒップホップでお手本になるような音作りをしてるプロデューサーは？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>俺ネプチューンズとドレーとティンバランドはずっと好きかな。最近だと……ってか最近さ、プロデューサー多いよね？　でも強いキャラクター持ってるひとってなかなか少ないなぁ。ジャスト・ブレイズが台頭して以降くらいから、出音一発で判別できるプロデューサーってあんまりいなくなったような気がする。あぁ、でも最近だとエイラブ・ミュージックとかレックス・ルーガーなんかはわかりやすいかもね。このふたりはすごい器用だと思うけど。<br />
── <strong>じゃあ、最近よく聴いた新譜のヒップホップ・アルバムは？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>最近だったらキッド・カディ『Man On The Moon 2』とかサイゴン『Greatest Story Never Told』、あとレイクウォン『Shaolin VS Wu-Tang』くらいかな。あんまり新譜は掘ってないかも。
</p>
</div>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Midnite Vultures』（2000年）</li>
<li class="artist">BECK</li>
</ul>
<p>
── <strong>PSGとか、そのほかのパンピー君の作品を聴くと、いわゆるヒップホップ以外からの影響も強いですよね。オルタナティブでクロスオーバーというか。そういった素養はどんなアーティストからの影響があるんだろう？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>ベックじゃない？　なかでも『Midnite Vultures』。これはリアルタイムで買ったなぁ、高校の頃。『Odelay』も『Mutations』もスルーしてたけど……あぁ、『Mutations』は親父が持ってたか。でもコレがいちばん好きかな。いろいろ遊んでる感じ。技術と想像力の高さがそのまま作品につながってるというか。
</p>
</div>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『THE BEATLES』（1968年）</li>
<li class="artist">THE BEATLES</li>
</ul>
<p>
── <strong>前にビートルズからの影響も受けてるっていう話も聞いた気がするんですが。</strong><br />
<span>PUNPEE</span>好きだね。特に『THE BEATLES』（通称、ホワイト・アルバム）。普通に好きな曲が多いアルバム。“Glass Onion”とか“While My Guitar Gently Weeps”、“Happiness Is A Warm Gun”とか。いちばん実験的にやってるのは『Revolver』あたりで、そこらへんも好きなんだけどね。実験しすぎてライヴを放棄するのとかすごいよね？　PSGの“寝れない!!!”って曲もちょうど『Revolver』聴いてるときに作ってて、“これもライヴでできねぇなぁ”って思って作ってた。“寝れない!!!”はマイクからすごい離れた距離でラップ録りしてて、その音にコンプかけて、細かくミキシングしてたりしてて。だから声が変に聴こえると思うんだ。そういう誰もしないような実験はこれまでもけっこうしてる。<br />
── <strong>ほかに誰にも気付かれないような細かい実験はある？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>好あぁ、PSGの『DAVID』は全編ガム噛みながらラップ録る予定だったんだよね。<br />
── <strong>ハハハ！</strong><br />
<span>PUNPEE</span>いや、それはウルトラ・マグネティックMCズが過去にやってたらしいってのを昔のブラストで読んでさ。やろうとしたんだけど、のどに詰まったりしたら危ないからやめた。でも結局“PSG現る 1972”はガム噛みながらのテイクだと思うんだけど。
</p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『DEEP RIVER』（2002年）</li>
<li class="artist">宇多田ヒカル</li>
</ul>
<p>
── <strong>日本国内のアーティストで誰かお気に入りはいます？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>あ、宇多田ヒカルは入れといてほしいかも！　アルバムでいったら……『DEEP RIVER』かな。昔から自分にとってのアイドルだね。ちょうどヒップホップとかR&#038;B掘りだしたくらいに『First Love』とかが出て、そこからの流れとかすごい共感できるんだよね。実験的なことしてみたり、ポップな方向性に振れてみたり。そんななかでも『DEEP RIVER』が作品的には完成度高いって感じてるんだけど。<br />
── <strong>宇多田ヒカルはTRITON（KORG社のシンセサイザー）をトイレに置いてるっていうウソみたいな本当の話もありますよね。</strong><br />
<span>PUNPEE</span>へぇ。でも分かる気がするなぁ。たぶん思いついたときに形にしたいんだろうね。俺もトイレと風呂は思いつくこと多いかもしれないな。
</p>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『花と雨』（2006年）</li>
<li class="artist">SEEDA</li>
</ul>
<p>
── <strong>日本語ラップ界隈の作品でベストを選ぶなら？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>あぁ、それならSEEDA君の『花と雨』かな。同じBACHLOGIC（以下、BL）君仕事でいったらDOBERMAN INCの『Mega City Five』も好きなんだけど、『花と雨』はSEEDA君のラッパーとしての華をすごく感じる作品っすね。そういえば、そこにあるプリアンプはBL君に売ってもらったやつ。<br />
── <strong>SPL社のGold Mike MK2ですね。</strong><br />
<span>PUNPEE</span>そう。これは『DAVID』録ってる途中から導入して。だからアルバムのなかで音質が違うんだよね。
</p>
</div>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<p>── <strong>４月28日にリキッドロフトで開催される『FRIDAY』にはDJとして出演するわけですが、DJとしてのフィロソフィーってなにかあります？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>そういうDJ哲学みたいなものが申し訳ないくらいなくってさ。好きな曲をかけることに徹してるかな。だから時間帯は遅い時間のほうがいいんだよね。<br />
── <strong>朝方とか、酔っ払ってからのほうが？</strong><br />
<span>PUNPEE</span>そうそう。それにメインの時間だとニーズに応えなきゃでしょ？　俺、みんなが聴きたいような曲わからないからさ。<br />
── <strong>ハハハ。では最後に今後の予定を訊いて締めようと思います。</strong><br />
<span>PUNPEE</span>えーと、ガッパーのアルバムをいま手伝ってて、それ出した後くらいにPSGのアルバムを出せればな、って感じ。PSGはまだ全然どうなるかわからないけど。あと環ROY君の新しいアルバムに３曲提供してて、鬼君、ノリキヨ君のアルバムにもそれぞれ１曲収録される予定かな。挙げてみると、けっこうリリース多いっぽいね。まぁ、よろしくお願いしやす！</p>
<div class="boxprofile clfx">
<h3>PUNPEE</h3>
<p>1984年巣鴨の一心病院でうまれる（多分）。巣鴨の下町で育ち、ますや、ドンヒャラ村などの登竜門的存在を掌握。同じクラスの森忍さん（４年1組）とイイとこまでいくが家賃の問題で板橋へ左遷。夢の下町ライフがすべて台無しになる。しょうがねーからスケボーとかバンドとかして近所のガキと公園でfootballとかする。いつのまに2002年板橋録音クラブを結成。バックDJとしてふんぞりかえる。メンバーがやるきなさすぎて、ばれないバイト程度にフリースタイルしてたら、〈libra〉という怖い人たちがやってるウルティメイトエムシーコンテスト2006の東京大会で優勝してしまう。がたいの良いフリースタイラーたちの死体の山の上でおにぎりを頬張った。トラックメイカーとしてもその後 Seeda、Scars、環Roy、DJ Baku、鬼、等のHip Hopアーティストを中心にトラックを提供。2009年Akai主催によるサンプラー・バトル【MPC Gold Fingaz Kitchen】優勝、Myspace主催【Anarchy Remix】コンテスト最優秀賞など、良い言い方だと幅広く活躍中、悪い言い方だと何だかよくわからなく活動中。 2009 年、KrevaやZeebra、Bach Logic 達からの注目によって、実弟のS.L.A.C.K.、同級生のMC Gapper と共に結成したグループPSGの名義でlstアルバム『David』を発表。bounce誌やriddim誌などの各音楽誌上で2009年を代表するCD として選ばれる。 </p>
<p>PUNPEE出演イヴェント<br />
その他、POLICEMAN、Cherry Brown a.k.a. Lil&#8217; 諭吉、SIMI LAB、円高ドル安など話題の日本語ラップ・アクトが多数出演！<br />
4.28.THU（BEFORE HOLIDAY）<br />
Kon Air x Erection presents 『FRIDAY』<br />
-LIQUID LOFT-<br />
■LIVE：POLICEMAN、Cherry Brown a.k.a. Lil&#8217; 諭吉、SIMI LAB、円高ドル安<br />
■DJ：DJ KEN-BO、grooveman Spot、PUNPEE（PSG）、YO!HEY!!<br />
■FOOD：ikusaki（シロクマ食堂）、スナックケイジョー<br />
<A HREF="http://www.liquidroom.net/schedule/20110428/5547/" target="_blank">詳細はコチラから</A></div>
<p><!--/boxprofile--></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.liquidroom.net/review/526/feed/</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>DJ NOBU</title>
		<link>http://www.liquidroom.net/review/475/</link>
		<comments>http://www.liquidroom.net/review/475/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 24 Mar 2011 03:52:28 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。
今回は、昨年末にリリースした最新ミックスCD『ON』のリリース・パーティをリキッドルームで4月２日行うDJ NOBUが登場。
DJ NOBUを音楽の場へと引きずり出した強力な磁場を発した10枚とは？　そんな“ニクイ”やつらをご紹介。
（取材は３月１日収録しました）








BLACK CURRENT HARD COAR
狂人病


NOBUまずは狂人病。千葉で活躍していたハードコアバンド。当時、一緒に遊んでた先輩がこのバンドのヴォーカルで。音楽に人生を捧げてる人を初めて見て。その人は2002年に亡くなったんだけど。高校生のときは良く聴いていました。
── 音楽にどっぷりはまるきっかけだったと。
NOBUそうそう。
── 80年代末ぐらいっすか？
NOBU（時期的に）そうかな。ものすごく売れてはないと思うけど、シーンのなかではそれなりに人気のあるバンドだったと思う。自分が最初に出会ったハードコアだったから、その影響は計り知れないというか。いま聴いても聴けちゃうというか、この音源はきったない録音状態なんだけど、それも含めて。
── どこがガツンときました？　他の音楽にはない魅力というか。
NOBUやっぱりバンドの存在感そのものと、そんな人を今まで見たことなかったから。










BLACK SUNDAY（1993年）
CYPRESS HILL


NOBUこれは、日常生活のなかではじめてはまったヒップホップというか、ずっと身近に流れてた音楽というか。他にもヒップホップ自体は聴いてていろいろかっこいいのはあったと思うけど、やっぱり素直にかっこいいじゃん。サンプリングのネタ使いにしてもスペイン語のラップとかにしても、B-リアルのあの感じにしても際立った存在感だった。
── ヒップホップを聴きはじめたのもサイプレス・ヒルという感じですか？
NOBUそうそう。
── 80年代末ぐらいっすか？
NOBUう～ん、あ、パブリック・エネミーかな。最初に好きになったの。パブリック・エネミーもすげー好きだったかも。パブリック・エネミーとアンスラックスがやった”Bring The Noise”がパーティで良くかかっててさ（笑）。その当時サイプレス・ヒルは際立ってたというか。ずっと家でも聴いてたし。あとは千葉に根付いてるんです。前にマルセル・デットマンが初来日して千葉でやった同じ日、裏でDJマグスがやってたんだよ。
── あ、そうなんですか？
NOBUそういう意味でも身近な存在というかさ、ちゃんと千葉で呼んでるっていう。さっき出した狂人病もそうだけど、サイプレス・ヒルの千葉ならではの存在感みたいなのはある気がする。みんな聴いてたしさ。このアルバムはネタ使いも斬新だったし。名盤、本当に好きっすね。










MORE SPECIALS（1980）
THE SPECIALS


NOBU次はスペシャルズ。２枚とも好きと言えば好きなんだけど、どっちだろうな……でも、ファーストも好きだけど、やっぱり『More Specials』かな、いまの気分だと。
── どっちも好きだと。
NOBUそうそう。ファッションも含めてキッズの見本というか、ジェリー・ダマーズの真似をしてそういうサングラスをかけたりとか、ズート・スーツを作りに行ったりとか。そういう音以外の全体的なものも含めて、かっこいいと思った。
── 前に、どこかのパーティで明け方に誰かがかけた“Enjoy Yourself”でノブさんが楽しそうに踊ってるのを見たことありますよ。
NOBUダハハ。でも実際にかっこいいからね。
── 間違いないっす。
NOBUひさびさに昨日聴き直したんだけど、いまの時代にあってるというか、歌詞の内容にしても、いますごいしっくりくるなと思ってて。いまの時代背景に対しても強烈ななにかがあるよね。
── 後にも出てくると思いますが、レゲエとかダブも好きでよく聴いてたというのは前にインタヴューで聞きましたけど、ちなみに他の２トーンのバンドとかは？
NOBU他ももちろん聴いたことあるけど、結局はやっぱりスペシャルズが一番好きだもんな。いまでもやっぱり残ってるものとしたらスペシャルズかな。
── パンク、例えばクラッシュみたいなのとかは？
NOBUクラッシュ、俺は全然ダメ。なんかダメだったんだよね。そっちだとダムドがすごい好きだったけど。スペシャルズは俺がキッズだったときにパーティでかかってた音楽という感じなんだけど、いまでもイイっていう。最高ですよ。










WHAT&#8217;S GOING ON（1971）
MARVIN GAYE


NOBUはじめて好きになった……あ、はじめて好きになったブラック・ミュージックはヒップホップがあるか。
── ソウルとかファンクでというところですかね。
NOBUそうそう。はじめて聴いたのはこれ。「こんなに素敵な歌があるんだ」って思ったね。俺のなかで、はじめて接した大人の音楽という感じでさ。コレを知ってからはとにかくすごい聴いてたかも。いろいろアレサ・フランクリンとか好きなシンガーはいるけど、人生を変えたというほどのインパク トというと、この存在かな。
── どのくらいの時期ですか？
NOBU18歳とかかな。
── 遊び場で憶えて知ったというか。
NOBUそうそう。もうちょっと年上のお兄さんたちが好んで聴いてたものだった。女の子を送っていくときにコレを聴きながら家に送っていった 思い出とか、そういうのが強い（笑）。ナット・キング・コールとかも好きなんだけど。
── このへんが好きな趣向性って、たとえばいまのDJプレイで言うとディープ・ハウスのなかにあるブラック・ミュージックの部分とかそういうところにつながってきてると思います？
NOBUそういうのは絶対にあると思う。それはひとつでかいよね。ムーディーマンとかも人生を変えた10枚に入るかもしれないけど、やっぱりこ の存在はすごすぎるかな。セクシーだよね。この前、ホセ・ジェームス観たんだけど、やっぱりセクシーで、あの色気はすごい。見習いたいもんですよ（笑）。改めて聴いても演奏もいいもんね。
── こういうのって、わりと中学生とか本当に若いときは聴けなくてある時期から聴けるようになったりしません？
NOBUあるよね。大人の世界に入った感じ。










STARSHIP AFRICA（1980）
CRATION REBEL


NOBUダブ・シンジケートとどっちが良いかな、クリエイション・レベルかな……はじめて聴いたダブがクリエイション・レベルだった。
── テクノとかにも通じる、音そのものが快楽的って感じすね。
NOBUそうそう。リー・ペリーとかを聴く前に、こっちを先に人に教わった。地元にいたイギリス人の家で聴かされて。「こんなすごい音楽があったんだ」と気づいてしまった１枚。そのイギリス人がイギリスに帰るたびにどっさりそういうレコードを買ってきて聴かせてくれて、ダブ道場って感じ。〈ON-U〉のゲイリー・クレイルとかダブ・シンジケート、アフリカン・ヘッドチャージとか。
── いわゆるルーツ・レゲエ全体よりもダブですか？
NOBUそう。歌もののルーツ・レゲエも好きだけど、やっぱり人生を変えたというところまでいくとダブだね。絶対にいまにつながってるじゃん。
── たしかに。スタイルは違っても目指してるところ、リズムやグルーヴが強くて、そして飛びもあるという点ではつながりますね。
NOBUそうそう。つながるよね。あとはサイエンティストとかもすごい好き。良く聴いてたもん、聴き漁ってたよ。
── ちなみに、ここまで出てきたのって時期的な順番って同じ様な感じですか？
NOBU基本的にはそうだね。でもサイプレス・ヒルとかも同時期に聴いてたよ。










SUPER ROOTS（1993）
BOREDOMS


NOBU次はボアダムズ。ボアダムズは、存在として本当に影響を受けた。『SUPER ROOTS』を最初に聴かされたとき「なんだろうこの変な音楽！」とか思ってた。そしたら、どんどん活躍していって進化を遂げるわけじゃないですか。
── ボアダムズの作品の時期で言うと、どちらかと言うと、いわゆるレイヴ的なところを結びつく前という感じですか？
NOBUそうそう。いちばん好きなのは『Chocolate Synthesizer』ぐらいまでの時期かな。昔、ビースティ・ボーイズが92年くらいに来日したとき、その前座がボアだった。それを観て「うわ、この人たちすごすぎる」と思って。あのときのライヴがけっこうトラウマなんだよな。あとはジャケットとかのEYEさんのアートとかも含めて。なんか90年代のシーンみたいなものを象徴してた部分はあるよね。
── 海外でも人気がありましたからね。
NOBUねぇ。ソニック・ユースとかも聴き始めたのはこのへんかな。
── ソニック・ユース？　意外ですね。
NOBUソニック・ユース大好きだもん。なにげにいろいろ聴いてるよ（笑）。わりとまわりのハードコアのバンドをやっていた連中のなかで も、ちょっと一歩踏み込んで変なことやりはじめる人たちが出てくるのと同じぐらいの時期でもあって。でも、なによりもやっぱりライヴが強烈だったもん。さっき言ったビースティの前座やったときとかすごい憶えてるんだよね。
── まさかそんな人と10数年後に、いろんなところでDJを一緒にやるとは思ってもないですよね。
NOBUそうだよね。あこがれというか、90年代のああいうシーンのアイコン的なところもあって、メジャー・レーベルからも出してたし。本当に飛び抜けてた。なんだかんだで、EYEさんに影響受けてた。この間、〈SECO〉で一緒にEYEさんとか川辺さんとかと出たときに話したんだけど。千葉に〈サクラモンテ〉（〈フューチャー・テラー〉を開催していた千葉のクラブ。現在は閉店）ができる前、千葉の潰れるビルでやったパーティで俺がクラリネットを吹いてたのをEYEさんが観てたらしくて。「アレ、トラウマやんな」って言われて。あのとき、はじめてEYEさんに会ったんだよな。たしか「〈フューチャー・テラー〉がおもしろいって聞いたから」って来てくれて。その後もEYEさんが誕生日のときにDJで出てもらったりして。










落とす死（1993）
DROPDEAD


NOBUファストコアのドロップデッド。すばらしいですよ。この手のファストコアで、最初に好きになったのがドロップデッド。それまでもハードコアとか聴いてきたなかで、これは究極的にかっこいいって再認識させられて。いまだに大好き。演奏もすごいし。
── 時期としては？
NOBU90年代中頃かな。92～93年にはすでにテクノとかにもはまってたんだけど、これは自分のなかにもともとあるものの延長線上っていう感じで。ドロップデッドは画期的だった。
── いわゆるDJミュージックと平行して、こういうものはずっとあると。
NOBUそうそう。これはもう最高っすね。










THEMBI（1971）
PHAROAH SANDERS


NOBUファラオ・サンダース。アルバムは……『KARMA』か、このジャケットのやつ（『THEMBI』）。
── これはどういういきさつですか？
NOBU単純に美しい音楽、すごく美しい音楽じゃないですか。いま、渋さ知らズでトロンボーンをやっている先輩にクラリネットを教わったのね。その人が俺にジャズをもたらしてくれた。それで最初に聴かされたのがこのアルバム。あとはマイルスの『Bitches Brew』も。それも人生を変えた10枚に入りそうだけど、はじめに聴いたのがコレだから。フリー・ジャズがかっこいいなと思って。
── [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？<br />
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。<br />
今回は、昨年末にリリースした最新ミックスCD『ON』のリリース・パーティをリキッドルームで4月２日行うDJ NOBUが登場。<br />
DJ NOBUを音楽の場へと引きずり出した強力な磁場を発した10枚とは？　そんな“ニクイ”やつらをご紹介。<br />
（取材は３月１日収録しました）</br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2011/03/011.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">BLACK CURRENT HARD COAR</li>
<li class="artist">狂人病</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>まずは狂人病。千葉で活躍していたハードコアバンド。当時、一緒に遊んでた先輩がこのバンドのヴォーカルで。音楽に人生を捧げてる人を初めて見て。その人は2002年に亡くなったんだけど。高校生のときは良く聴いていました。<br />
── <strong>音楽にどっぷりはまるきっかけだったと。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。<br />
── <strong>80年代末ぐらいっすか？</strong><br />
<span>NOBU</span>（時期的に）そうかな。ものすごく売れてはないと思うけど、シーンのなかではそれなりに人気のあるバンドだったと思う。自分が最初に出会ったハードコアだったから、その影響は計り知れないというか。いま聴いても聴けちゃうというか、この音源はきったない録音状態なんだけど、それも含めて。<br />
── <strong>どこがガツンときました？　他の音楽にはない魅力というか。</strong><br />
<span>NOBU</span>やっぱりバンドの存在感そのものと、そんな人を今まで見たことなかったから。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">BLACK SUNDAY（1993年）</li>
<li class="artist">CYPRESS HILL</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>これは、日常生活のなかではじめてはまったヒップホップというか、ずっと身近に流れてた音楽というか。他にもヒップホップ自体は聴いてていろいろかっこいいのはあったと思うけど、やっぱり素直にかっこいいじゃん。サンプリングのネタ使いにしてもスペイン語のラップとかにしても、B-リアルのあの感じにしても際立った存在感だった。<br />
── <strong>ヒップホップを聴きはじめたのもサイプレス・ヒルという感じですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。<br />
── <strong>80年代末ぐらいっすか？</strong><br />
<span>NOBU</span>う～ん、あ、パブリック・エネミーかな。最初に好きになったの。パブリック・エネミーもすげー好きだったかも。パブリック・エネミーとアンスラックスがやった”Bring The Noise”がパーティで良くかかっててさ（笑）。その当時サイプレス・ヒルは際立ってたというか。ずっと家でも聴いてたし。あとは千葉に根付いてるんです。前にマルセル・デットマンが初来日して千葉でやった同じ日、裏でDJマグスがやってたんだよ。<br />
── <strong>あ、そうなんですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>そういう意味でも身近な存在というかさ、ちゃんと千葉で呼んでるっていう。さっき出した狂人病もそうだけど、サイプレス・ヒルの千葉ならではの存在感みたいなのはある気がする。みんな聴いてたしさ。このアルバムはネタ使いも斬新だったし。名盤、本当に好きっすね。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">MORE SPECIALS（1980）</li>
<li class="artist">THE SPECIALS</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>次はスペシャルズ。２枚とも好きと言えば好きなんだけど、どっちだろうな……でも、ファーストも好きだけど、やっぱり『More Specials』かな、いまの気分だと。<br />
── <strong>どっちも好きだと。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。ファッションも含めてキッズの見本というか、ジェリー・ダマーズの真似をしてそういうサングラスをかけたりとか、ズート・スーツを作りに行ったりとか。そういう音以外の全体的なものも含めて、かっこいいと思った。<br />
── <strong>前に、どこかのパーティで明け方に誰かがかけた“Enjoy Yourself”でノブさんが楽しそうに踊ってるのを見たことありますよ。</strong><br />
<span>NOBU</span>ダハハ。でも実際にかっこいいからね。<br />
── <strong>間違いないっす。</strong><br />
<span>NOBU</span>ひさびさに昨日聴き直したんだけど、いまの時代にあってるというか、歌詞の内容にしても、いますごいしっくりくるなと思ってて。いまの時代背景に対しても強烈ななにかがあるよね。<br />
── <strong>後にも出てくると思いますが、レゲエとかダブも好きでよく聴いてたというのは前にインタヴューで聞きましたけど、ちなみに他の２トーンのバンドとかは？</strong><br />
<span>NOBU</span>他ももちろん聴いたことあるけど、結局はやっぱりスペシャルズが一番好きだもんな。いまでもやっぱり残ってるものとしたらスペシャルズかな。<br />
── <strong>パンク、例えばクラッシュみたいなのとかは？</strong><br />
<span>NOBU</span>クラッシュ、俺は全然ダメ。なんかダメだったんだよね。そっちだとダムドがすごい好きだったけど。スペシャルズは俺がキッズだったときにパーティでかかってた音楽という感じなんだけど、いまでもイイっていう。最高ですよ。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">WHAT&#8217;S GOING ON（1971）</li>
<li class="artist">MARVIN GAYE</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>はじめて好きになった……あ、はじめて好きになったブラック・ミュージックはヒップホップがあるか。<br />
── <strong>ソウルとかファンクでというところですかね。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。はじめて聴いたのはこれ。「こんなに素敵な歌があるんだ」って思ったね。俺のなかで、はじめて接した大人の音楽という感じでさ。コレを知ってからはとにかくすごい聴いてたかも。いろいろアレサ・フランクリンとか好きなシンガーはいるけど、人生を変えたというほどのインパク トというと、この存在かな。<br />
── <strong>どのくらいの時期ですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>18歳とかかな。<br />
── <strong>遊び場で憶えて知ったというか。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。もうちょっと年上のお兄さんたちが好んで聴いてたものだった。女の子を送っていくときにコレを聴きながら家に送っていった 思い出とか、そういうのが強い（笑）。ナット・キング・コールとかも好きなんだけど。<br />
── <strong>このへんが好きな趣向性って、たとえばいまのDJプレイで言うとディープ・ハウスのなかにあるブラック・ミュージックの部分とかそういうところにつながってきてると思います？</strong><br />
<span>NOBU</span>そういうのは絶対にあると思う。それはひとつでかいよね。ムーディーマンとかも人生を変えた10枚に入るかもしれないけど、やっぱりこ の存在はすごすぎるかな。セクシーだよね。この前、ホセ・ジェームス観たんだけど、やっぱりセクシーで、あの色気はすごい。見習いたいもんですよ（笑）。改めて聴いても演奏もいいもんね。<br />
── <strong>こういうのって、わりと中学生とか本当に若いときは聴けなくてある時期から聴けるようになったりしません？</strong><br />
<span>NOBU</span>あるよね。大人の世界に入った感じ。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">STARSHIP AFRICA（1980）</li>
<li class="artist">CRATION REBEL</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>ダブ・シンジケートとどっちが良いかな、クリエイション・レベルかな……はじめて聴いたダブがクリエイション・レベルだった。<br />
── <strong>テクノとかにも通じる、音そのものが快楽的って感じすね。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。リー・ペリーとかを聴く前に、こっちを先に人に教わった。地元にいたイギリス人の家で聴かされて。「こんなすごい音楽があったんだ」と気づいてしまった１枚。そのイギリス人がイギリスに帰るたびにどっさりそういうレコードを買ってきて聴かせてくれて、ダブ道場って感じ。〈ON-U〉のゲイリー・クレイルとかダブ・シンジケート、アフリカン・ヘッドチャージとか。<br />
── <strong>いわゆるルーツ・レゲエ全体よりもダブですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>そう。歌もののルーツ・レゲエも好きだけど、やっぱり人生を変えたというところまでいくとダブだね。絶対にいまにつながってるじゃん。<br />
── <strong>たしかに。スタイルは違っても目指してるところ、リズムやグルーヴが強くて、そして飛びもあるという点ではつながりますね。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。つながるよね。あとはサイエンティストとかもすごい好き。良く聴いてたもん、聴き漁ってたよ。<br />
── <strong>ちなみに、ここまで出てきたのって時期的な順番って同じ様な感じですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>基本的にはそうだね。でもサイプレス・ヒルとかも同時期に聴いてたよ。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">SUPER ROOTS（1993）</li>
<li class="artist">BOREDOMS</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>次はボアダムズ。ボアダムズは、存在として本当に影響を受けた。『SUPER ROOTS』を最初に聴かされたとき「なんだろうこの変な音楽！」とか思ってた。そしたら、どんどん活躍していって進化を遂げるわけじゃないですか。<br />
── <strong>ボアダムズの作品の時期で言うと、どちらかと言うと、いわゆるレイヴ的なところを結びつく前という感じですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。いちばん好きなのは『Chocolate Synthesizer』ぐらいまでの時期かな。昔、ビースティ・ボーイズが92年くらいに来日したとき、その前座がボアだった。それを観て「うわ、この人たちすごすぎる」と思って。あのときのライヴがけっこうトラウマなんだよな。あとはジャケットとかのEYEさんのアートとかも含めて。なんか90年代のシーンみたいなものを象徴してた部分はあるよね。<br />
── <strong>海外でも人気がありましたからね。</strong><br />
<span>NOBU</span>ねぇ。ソニック・ユースとかも聴き始めたのはこのへんかな。<br />
── <strong>ソニック・ユース？　意外ですね。</strong><br />
<span>NOBU</span>ソニック・ユース大好きだもん。なにげにいろいろ聴いてるよ（笑）。わりとまわりのハードコアのバンドをやっていた連中のなかで も、ちょっと一歩踏み込んで変なことやりはじめる人たちが出てくるのと同じぐらいの時期でもあって。でも、なによりもやっぱりライヴが強烈だったもん。さっき言ったビースティの前座やったときとかすごい憶えてるんだよね。<br />
── <strong>まさかそんな人と10数年後に、いろんなところでDJを一緒にやるとは思ってもないですよね。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうだよね。あこがれというか、90年代のああいうシーンのアイコン的なところもあって、メジャー・レーベルからも出してたし。本当に飛び抜けてた。なんだかんだで、EYEさんに影響受けてた。この間、〈SECO〉で一緒にEYEさんとか川辺さんとかと出たときに話したんだけど。千葉に〈サクラモンテ〉（〈フューチャー・テラー〉を開催していた千葉のクラブ。現在は閉店）ができる前、千葉の潰れるビルでやったパーティで俺がクラリネットを吹いてたのをEYEさんが観てたらしくて。「アレ、トラウマやんな」って言われて。あのとき、はじめてEYEさんに会ったんだよな。たしか「〈フューチャー・テラー〉がおもしろいって聞いたから」って来てくれて。その後もEYEさんが誕生日のときにDJで出てもらったりして。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">落とす死（1993）</li>
<li class="artist">DROPDEAD</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>ファストコアのドロップデッド。すばらしいですよ。この手のファストコアで、最初に好きになったのがドロップデッド。それまでもハードコアとか聴いてきたなかで、これは究極的にかっこいいって再認識させられて。いまだに大好き。演奏もすごいし。<br />
── <strong>時期としては？</strong><br />
<span>NOBU</span>90年代中頃かな。92～93年にはすでにテクノとかにもはまってたんだけど、これは自分のなかにもともとあるものの延長線上っていう感じで。ドロップデッドは画期的だった。<br />
── <strong>いわゆるDJミュージックと平行して、こういうものはずっとあると。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう。これはもう最高っすね。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">THEMBI（1971）</li>
<li class="artist">PHAROAH SANDERS</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>ファラオ・サンダース。アルバムは……『KARMA』か、このジャケットのやつ（『THEMBI』）。<br />
── <strong>これはどういういきさつですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>単純に美しい音楽、すごく美しい音楽じゃないですか。いま、渋さ知らズでトロンボーンをやっている先輩にクラリネットを教わったのね。その人が俺にジャズをもたらしてくれた。それで最初に聴かされたのがこのアルバム。あとはマイルスの『Bitches Brew』も。それも人生を変えた10枚に入りそうだけど、はじめに聴いたのがコレだから。フリー・ジャズがかっこいいなと思って。<br />
── <strong>いまでもいろいろこのへんのジャズは聴きますか？</strong><br />
<span>NOBU</span>聴く、聴く。スティーヴ・レイシーもすごい好きだった。あの、虚無感っていうか、むなしさだけが残るというか、すごい聴いてたよ。<br />
── <strong>コルトレーンとかは？</strong><br />
<span>NOBU</span>もちろん好きだよ。ロニー・リストン・スミスとかも好きだし。いい音で音楽を聴くというのを憶えたのがこのへんかも。いいですね。<br />
── <strong>聴き入っちゃいますね。</strong><br />
<span>NOBU</span>ねぇ。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">SEI ES DRUM（2007）</li>
<li class="artist">RICARDO VILLALOBOS</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>次はヴィラロボス。「SEI ES DRUM」の３枚組。<br />
── <strong>ついにきましたね。</strong><br />
<span>NOBU</span>やっぱりヴィラロボスの影響というか、ヴィラロボスには人生を変えられちゃってるというか。実際すごいじゃん。<br />
── <strong>あの音があって、いまのシーンがあるっていうのはありますよね。</strong><br />
<span>NOBU</span>「こんなのやっちゃって良いの？」って感じで。当時、ちょうどカネコ（Shhhhh）がああいうことをやりはじめたというのに時期的にかぶっててさ。やっぱり変な音楽がとにかく好きなんだけど、テクノでこういう可能性を見出してしまったっていうかさ（笑）。“Andruic”とか、本当に大名曲だと思ってて。でも、この曲かけて１回どん引きされたことすごい憶えてるんだけど（笑）。<br />
── <strong>わりと千葉とかだとアンセムじゃないですけど、無茶苦茶盛り上がる感じでしたよね。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうそう、そうだったんだけど。そこではみんな立ち尽くしてた。ヴィラロボスはそういう意味ではアンセム的なの多いよね。このあとの“Enfants”もそうだし。すごいよね。<br />
── <strong>時間軸的には、これまで出たのに比べると最近のですね。</strong><br />
<span>NOBU</span>そうだね。<br />
── <strong>ちなみにテクノとかハウスとの出会いは？</strong><br />
<span>NOBU</span>やっぱり90年代を通じて、遊びながらいろいろ憶えてきたっていう感じかな。やっぱりあのときドラムンベースとかもふくめていろんな音楽が出てきて、そのなかで遊んでで楽しみ方がわかって。<br />
── <strong>その後、自分でDJをやりはじめて、自分の好きなスタイルに集中していったと。</strong><br />
<span>NOBU</span>そう、行き着いたと。<br />
── <strong>そしていまのスタイルへの、その最後のダメ押しとしてヴィロボスがあると。</strong><br />
<span>NOBU</span>逆に、このひとがこういう作品出してなかったら、ここまでテクノが好きにならなかったかもしれない。そういう意味ではすごい出来事だよね、彼が登場したのは。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2011/03/101.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">MOSCOW DUB（2006）</li>
<li class="artist">KILLER BONG</li>
</ul>
<p>
<span>NOBU</span>最後は『MOSCOW DUB』。いまの自分の生活って旅芸人みたいなもんじゃないですか。そのときのBGMとしていちばんしっくりきたんだよね。天気の良い日に東北道を〈フューチャー・テラー〉のハルカと車で走ってて、たまたまこれがかかって、すげーイイってなって。そういうツアー中のBGMとしてすごい良いんだよね。ヴィラロボスと同じとは言わないけど、K-BOMBが作った謎の四つ打ち感みたいなのあるじゃん。<br />
── <strong>絶妙なディープ・ハウス感ありますよね、とくにこのアルバムは。</strong><br />
<span>NOBU</span>でも、すごい聴きやすいというか、きれいというか。良いよね。<br />
── <strong>個人的な交流もあって、仲良いと思うんですけど、なにか一緒に作ったりしないんですか？</strong><br />
<span>NOBU</span>ねぇ。やってみたいね。<br />
── <strong>ちなみにちょっと話は変わりますが、日本のヒップホップとかは？</strong><br />
<span>NOBU</span>すごい聴くよ。今回10枚選ぶのに、MSCの漢の『導』とかも入れるかやっぱり迷ったもん。あれもすごい聴いた。D.Oとかもかっこいいし。それ「すごいわかる！」っことをラップしてくれるとジーンとしちゃう。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<p>── <strong>最後に４月２日のリリース・パーティですが。</strong><br />
<span>NOBU</span>もう、それはね、とにかく来てくださいって感じだよね。誰にも負ける気はないです。そんなに強気なことを言っちゃうくらいのすごいプレイをしたいです。<br />
── <strong>心の底から納得できる布陣を揃えるって、自分を追い込んでるって感じがひしひし伝わってきますね。</strong><br />
<span>NOBU</span>〈eleven〉のアニヴァーサリーから、東京でブック入れてない、そのぐらい４月２日に気合い入れてます。生き様をみせつけますよ、まじで。今回はやりますよ。</br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2011/03/dj_nobu_main1.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『ON』（MUSICMINE）</li>
<li class="artist">DJ NOBU</li>
</ul>
<p>
昨年末にリリースされたDJ NOBUの最新ミックスCD。DJという表現手段を限界までに洗練させた意欲作にして、彼のそれまでの集大成と言えるだろう。そのプレイは、いま現在も行われているリリース・ツアーで、さらに進化し続けているはず。４月２日のパーティでどんな世界を見せるのか！</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<p>04.02.SAT<br />
DJ NOBU MIX CD Release Party “ON”<br />
Featuring<br />
DJ NOBU (Special Exclusive &#8220;Open to Last&#8221; Set)<br />
PA：ASADA (Air Lab)<br />
LIGHTING：YAMACHANG (FLOWER OF LIFE/POW WOW/from OSAKA)<br />
2F LIQUID LOFT<br />
Featuring<br />
Kurusu (FUTURE TERROR)<br />
Haruka (FUTURE TERROR)<br />
Shhhhh (SUNHOUSE/N.R.B.K.J/GRASSROOTSTRIBE)<br />
IORI (GALAXY/Prologue/Phonica/from OKINAWA)<br />
<a href="http://www.liquidroom.net/schedule/20110402/5104/" target="_blank">詳細はこちらへ</a></p>
]]></content:encoded>
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		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>キセル</title>
		<link>http://www.liquidroom.net/review/436/</link>
		<comments>http://www.liquidroom.net/review/436/#comments</comments>
		<pubDate>Tue, 01 Mar 2011 06:31:05 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

		<guid isPermaLink="false">http://www.liquidroom.net/review/?p=436</guid>
		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。
今回は、３月５日開催のLIQUIDROOM presents “UNDER THE INFLUENCE”にメレンゲと出演のキセルの辻村兄弟が登場。５月25日に廃盤となっていたシングルのB面やレア・トラックなどを集めた編集盤『SUKIMA MUSICS』をリリースすることが決まっている。
また、その編集盤発売直後の6月11日にはリキッドルームで恒例のワンマン・ライブ〈スキマミュージック〉が開催決定。
さて、唯一無二なキセルのサウンドは、兄、豪文と弟、友晴のどんな音のやりとりから生まれたのか？　ふたりをキセルへと向かわせた10枚とは？　そんな“ニクイ”やつらをご紹介。








『Exclusively Talentmaker』（2000年）
Optiganally Yours


友晴まずはオプティガナリー・ユアーズですね。買ったのは発売された時位だったと思うんですけど。キセルをやりはじめるぐらいかな。まずはジャケット買いで買って、打ち込みっていうか、昔のレコードとかそういうのをサンプリングしてるみたいなんですが、むっちゃローファイな音色なんですよ。
豪文もともとオプティガンっていうすごい昔のエレクトーンみたいなのを使ってやるっていうのがコンセプトのアーティストで。で、こっちが２枚目で。１枚目でそのネタが尽きたんか、違った作り方で、でも世界観はそのままで。
友晴これはふたりとも好きなんですよね。キセルの当初のテーマじゃないですけど、ローファイなものの中に歌と独特な音の世界観やビートがあって、その組み合わせが好きで、当時は凄く影響はされました。初めて作った“ニジムタイヨウ”っていうアルバムはそういうの参考にしてましたね。
豪文ぜんぜん、できひんかったけど。
友晴そうそう（笑）。
── ご兄弟でずっと好きな作品になったって感じなんですね。
豪文そうですね。最初弟から借りて、すごい聴いてましたね。
友晴コンセプトっていうと大げさですけど、ざらついた音色でモヤがかかった感じの音をやりたいなというのはあったと思います。当時はカセットMTRと一緒にライヴやったりしてましたしね。
── そういうおふたりの音源のやりとりって、弟さんからお兄さんにって感じのが多いんですか？
友晴いや、両方って感じっすね。
豪文でも、弟からのほうが多いっていうか僕が好きで聴かせたやつは拒否反応があるというか「もう知ってるからいいや」みたいな、小競り合いがありますね（笑）。










『And Then Nothing Turned Itself Inside-Out』（2000年）
Yo La Tengo


豪文でもかぶってるのも多いしな……。
友晴えっと、これも宇治にいる時期かな。ヨ・ラ・テンゴ。視聴して初めて知ったんですけど、さっきのオプティガンもそうでしたけど、こういう少しエフェクトの利いた雰囲気、音像にどういう歌メロを乗っけるかっていうのに、すごく耳を持っていかれてました。歌詞は英語なんでわからないんですけど。
豪文歌詞カード読んだらええのに。
友晴いや、載ってなかったような。
豪文これも弟から教わって。
友晴それで兄さんがむっちゃはまって、兄さんの方が最終的には詳しいな。アルバムも兄さんのほうが持ってる。
豪文オルタナっぽいのはやっぱりまわりで流行ってったんですけど、あんまり聴いてなくて。でもヨ・ラ・テンゴとペイヴメントははまって聴いてました。
── ヨ・ラ・テンゴを聴いた１枚目というとコレだと。
友晴僕はそうですね。
豪文俺もそうですね。
── そこから前の作品とか、後の作品も聴いていくと。
友晴そうですね。
豪文３人でやりきってる感じがいいなと。あとライヴも含めて引き出しの多さ半端じゃないなぁって思います。
友晴あと僕的には、緩やかやけどしっかりビートがあるみたいなのがポイントだったりするのかな。こういうのをやりたいと思ってたところはあるかも。
豪文僕はコピーとかしても全然違う感じの曲ができたりしてました。質感とかいろいろ含めて真似できひんよね。
友晴買った当時は、家ですぐにその世界観みたいなものをインストで真似て宅録して遊んでましたね。
豪文できひんかったけどね。
友晴もちろん。でも、兄さんが外出してるときにエフェクターを勝手に借りて……。いまでも行き詰まったりしたら聴くもんな。いつ聴いてもすごいアルバムやなと思います。










『Field Recordings From The Cook County Water Table』（1999年）
Brokeback


友晴これは僕だけだと思うんですけど。これはこのバンドの１枚目だと思うんですけど、90年代の後半っていわゆる“音響系”って流行ってたじゃないですか？　
── いわゆるシカゴのポストロックとかですよね。
友晴そうそう、トータスとか。で、そのなかでブロークバックはベースがメインなバンドで、丁度自分がベースをはじめた頃だったっていうのもあって特に印象強かったのですが、ベースってリズムを支えるボトムというイメージがあると思うんですけど、このブロークバックのベースは六弦で、ギターのようにコードやメロディを担ってたり、ベースが２本入っている曲があったりするのを聴いて、「なんか、なんでもありなんや」と思って。「ベースでこういうことしてええねんな」っていうのをベースの基礎が固まる前にこれで知ってしまいました（笑）。ベースでコード弾いたりとかをやり始めたきっかけですね。メロディラインもすごい好きで、今でも自分の作るインストは影響をすごい受けてるなと思いますね。
── そういう意味ではアイディアを自由にしてくれたと。
友晴そうですね。曲調は暗めなんですけど、僕にとってはすごいポップというか。難しいことをやってるんだとは思うんですけど。
── その他のポストロックとかは？
友晴シー・アンド・ケイクとか聴いてましたよ。でもそこまで追いかけていったっていうわけでもなくて。










『風街ろまん』（1971年）
はっぴいえんど


友晴これは高校生の時。兄さんと同じ部屋で二段ベッドだったんですけど、兄さんが寝る前に音楽を聴くんです。その時にかかってて。僕が高校生の時ってハードコアが流行ってて、周りもみんながそうやったから、そういうのは嫌やなって思ってて。今はめっちゃ凄いなって思うんですが、当時は一線置いてた気がします。そういう中で兄さんの聴く音楽は別のところにいて、とても新鮮でした。
豪文ちょっと歳も離れてたしな。
友晴その時に はっぴいえんど を聴いて、すごい良いと思って兄さんに「これ良い、どうやって弾いてるの？」とか訊いたり。教えてくれへんかったけど（笑）。でも、そんな時に好きになった人が、今カヴァーさせてもらったりとか、お会い出来たりとか、凄いなって思いますよね。
豪文大学でサークルに入ったとき、99年とかなんですけど、はっぴいえんどみたいな格好してはる先輩がいて。その先輩とかに教えてもらったりして、そこから聴きはじめて。ああいうサウンドで日本語っていうのが衝撃的で。これを聴くまで高校生のときは洋楽とかばっかり聴いてたから、歌詞的にも語感とか内省的な感じとかすごい新鮮で。自分で歌うっていうのは、それまであんまり考えてなかったんですけど、サークルのバンドが基本オリジナルでやってたっていうのもあって、あ、やってもいいんやって思うようになって。
── 音はもちろんですけど、歌っていうことに関しても気づかされた部分があったと。
豪文そうですね。










『Songs of Leonard Cohen』（1968年）
Leonard Cohen


友晴レナード・コーエンは、先に兄さんがベストかなんか持ってて。これも宇治にいたときに聴いてたんですけど。レナード・コーエンで一番好きなのがこの１枚目で。歌、曲、アレンジ、全部がなんて言うんだろう……好き。
豪文シンガー・ソングライター系みたいな人を聴くようになって、最初はロン•セクスミスとかから入って。
友晴え、そのつながり？！
豪文いや、そういう感じの人をいろいろ聴くようになって、なんかはまったのがレナード・コーエンやった。他の人とちょっと雰囲気が違うっていうか……なんて言うか、クサいよね。静かで穏やかやけど、いい意味でねっとり暑苦しさがある感じが。
友晴まぁ、でもフォークというか。
豪文フォークでもないというか。カントリーっぽくないし、メロディーがめっちゃ強い。
友晴だからクサさがあるっていう。
豪文やし、すごい不思議な立ち位置の人やなっていう印象があって。
友晴詩人やもんね。
豪文曲はすごいシンプルやけど、真似できひんっていうか。
友晴それを僕らがやると、本当にクサくなるんですよ。ベタなものになるんですよ。
豪文でも、ふたりとも好きですね。










『Does』（1999年）
LATIN PLAYBOYS


豪文次は俺で、ラテン・プレイボーイズ。もともとはロンセクとか、スザンヌ・ヴェガとかのプロデュースをチャド・ブレイクがやってて、それで知ったんですけど。音の質感とかがさっきのオプティガナリーとかともまた違う感じで、ローファイと言えばローファイなんですけど。なんかそこにいい歌が乗っててっていう。普通にバンドでオーソドックスに歌をアレンジするっていうよりも、ブレイクビーツっぽい雰囲気とか、音像で持っていく感じがキセルはじめるきっかけになりましたね。最初の頃は特に。今になって聴くとすごいちゃんとアレンジされてるっていまさら思いますけど。ふたりではじめて、ドラムもいなくてやるのに、どうやってやろうかっていうところで。もともと宅録からはじまってたから、その辺で影響を受けたかなと。




]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？<br />
そんな“ニクイ”やつらをご紹介。<br />
今回は、３月５日開催のLIQUIDROOM presents “UNDER THE INFLUENCE”にメレンゲと出演のキセルの辻村兄弟が登場。５月25日に廃盤となっていたシングルのB面やレア・トラックなどを集めた編集盤『SUKIMA MUSICS』をリリースすることが決まっている。<br />
また、その編集盤発売直後の6月11日にはリキッドルームで恒例のワンマン・ライブ〈スキマミュージック〉が開催決定。<br />
さて、唯一無二なキセルのサウンドは、兄、豪文と弟、友晴のどんな音のやりとりから生まれたのか？　ふたりをキセルへと向かわせた10枚とは？　そんな“ニクイ”やつらをご紹介。</br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2011/03/01.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Exclusively Talentmaker』（2000年）</li>
<li class="artist">Optiganally Yours</li>
</ul>
<p>
<span>友晴</span>まずはオプティガナリー・ユアーズですね。買ったのは発売された時位だったと思うんですけど。キセルをやりはじめるぐらいかな。まずはジャケット買いで買って、打ち込みっていうか、昔のレコードとかそういうのをサンプリングしてるみたいなんですが、むっちゃローファイな音色なんですよ。<br />
<span>豪文</span>もともとオプティガンっていうすごい昔のエレクトーンみたいなのを使ってやるっていうのがコンセプトのアーティストで。で、こっちが２枚目で。１枚目でそのネタが尽きたんか、違った作り方で、でも世界観はそのままで。<br />
<span>友晴</span>これはふたりとも好きなんですよね。キセルの当初のテーマじゃないですけど、ローファイなものの中に歌と独特な音の世界観やビートがあって、その組み合わせが好きで、当時は凄く影響はされました。初めて作った“ニジムタイヨウ”っていうアルバムはそういうの参考にしてましたね。<br />
<span>豪文</span>ぜんぜん、できひんかったけど。<br />
<span>友晴</span>そうそう（笑）。<br />
── <strong>ご兄弟でずっと好きな作品になったって感じなんですね。</strong><br />
<span>豪文</span>そうですね。最初弟から借りて、すごい聴いてましたね。<br />
<span>友晴</span>コンセプトっていうと大げさですけど、ざらついた音色でモヤがかかった感じの音をやりたいなというのはあったと思います。当時はカセットMTRと一緒にライヴやったりしてましたしね。<br />
── <strong>そういうおふたりの音源のやりとりって、弟さんからお兄さんにって感じのが多いんですか？</strong><br />
<span>友晴</span>いや、両方って感じっすね。<br />
<span>豪文</span>でも、弟からのほうが多いっていうか僕が好きで聴かせたやつは拒否反応があるというか「もう知ってるからいいや」みたいな、小競り合いがありますね（笑）。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『And Then Nothing Turned Itself Inside-Out』（2000年）</li>
<li class="artist">Yo La Tengo</li>
</ul>
<p>
<span>豪文</span>でもかぶってるのも多いしな……。<br />
<span>友晴</span>えっと、これも宇治にいる時期かな。ヨ・ラ・テンゴ。視聴して初めて知ったんですけど、さっきのオプティガンもそうでしたけど、こういう少しエフェクトの利いた雰囲気、音像にどういう歌メロを乗っけるかっていうのに、すごく耳を持っていかれてました。歌詞は英語なんでわからないんですけど。<br />
<span>豪文</span>歌詞カード読んだらええのに。<br />
<span>友晴</span>いや、載ってなかったような。<br />
<span>豪文</span>これも弟から教わって。<br />
<span>友晴</span>それで兄さんがむっちゃはまって、兄さんの方が最終的には詳しいな。アルバムも兄さんのほうが持ってる。<br />
<span>豪文</span>オルタナっぽいのはやっぱりまわりで流行ってったんですけど、あんまり聴いてなくて。でもヨ・ラ・テンゴとペイヴメントははまって聴いてました。<br />
── <strong>ヨ・ラ・テンゴを聴いた１枚目というとコレだと。</strong><br />
<span>友晴</span>僕はそうですね。<br />
<span>豪文</span>俺もそうですね。<br />
── <strong>そこから前の作品とか、後の作品も聴いていくと。</strong><br />
<span>友晴</span>そうですね。<br />
<span>豪文</span>３人でやりきってる感じがいいなと。あとライヴも含めて引き出しの多さ半端じゃないなぁって思います。<br />
<span>友晴</span>あと僕的には、緩やかやけどしっかりビートがあるみたいなのがポイントだったりするのかな。こういうのをやりたいと思ってたところはあるかも。<br />
<span>豪文</span>僕はコピーとかしても全然違う感じの曲ができたりしてました。質感とかいろいろ含めて真似できひんよね。<br />
<span>友晴</span>買った当時は、家ですぐにその世界観みたいなものをインストで真似て宅録して遊んでましたね。<br />
<span>豪文</span>できひんかったけどね。<br />
<span>友晴</span>もちろん。でも、兄さんが外出してるときにエフェクターを勝手に借りて……。いまでも行き詰まったりしたら聴くもんな。いつ聴いてもすごいアルバムやなと思います。
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Field Recordings From The Cook County Water Table』（1999年）</li>
<li class="artist">Brokeback</li>
</ul>
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<span>友晴</span>これは僕だけだと思うんですけど。これはこのバンドの１枚目だと思うんですけど、90年代の後半っていわゆる“音響系”って流行ってたじゃないですか？　<br />
── <strong>いわゆるシカゴのポストロックとかですよね。</strong><br />
<span>友晴</span>そうそう、トータスとか。で、そのなかでブロークバックはベースがメインなバンドで、丁度自分がベースをはじめた頃だったっていうのもあって特に印象強かったのですが、ベースってリズムを支えるボトムというイメージがあると思うんですけど、このブロークバックのベースは六弦で、ギターのようにコードやメロディを担ってたり、ベースが２本入っている曲があったりするのを聴いて、「なんか、なんでもありなんや」と思って。「ベースでこういうことしてええねんな」っていうのをベースの基礎が固まる前にこれで知ってしまいました（笑）。ベースでコード弾いたりとかをやり始めたきっかけですね。メロディラインもすごい好きで、今でも自分の作るインストは影響をすごい受けてるなと思いますね。<br />
── <strong>そういう意味ではアイディアを自由にしてくれたと。</strong><br />
<span>友晴</span>そうですね。曲調は暗めなんですけど、僕にとってはすごいポップというか。難しいことをやってるんだとは思うんですけど。<br />
── <strong>その他のポストロックとかは？</strong><br />
<span>友晴</span>シー・アンド・ケイクとか聴いてましたよ。でもそこまで追いかけていったっていうわけでもなくて。
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『風街ろまん』（1971年）</li>
<li class="artist">はっぴいえんど</li>
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<span>友晴</span>これは高校生の時。兄さんと同じ部屋で二段ベッドだったんですけど、兄さんが寝る前に音楽を聴くんです。その時にかかってて。僕が高校生の時ってハードコアが流行ってて、周りもみんながそうやったから、そういうのは嫌やなって思ってて。今はめっちゃ凄いなって思うんですが、当時は一線置いてた気がします。そういう中で兄さんの聴く音楽は別のところにいて、とても新鮮でした。<br />
<span>豪文</span>ちょっと歳も離れてたしな。<br />
<span>友晴</span>その時に はっぴいえんど を聴いて、すごい良いと思って兄さんに「これ良い、どうやって弾いてるの？」とか訊いたり。教えてくれへんかったけど（笑）。でも、そんな時に好きになった人が、今カヴァーさせてもらったりとか、お会い出来たりとか、凄いなって思いますよね。<br />
<span>豪文</span>大学でサークルに入ったとき、99年とかなんですけど、はっぴいえんどみたいな格好してはる先輩がいて。その先輩とかに教えてもらったりして、そこから聴きはじめて。ああいうサウンドで日本語っていうのが衝撃的で。これを聴くまで高校生のときは洋楽とかばっかり聴いてたから、歌詞的にも語感とか内省的な感じとかすごい新鮮で。自分で歌うっていうのは、それまであんまり考えてなかったんですけど、サークルのバンドが基本オリジナルでやってたっていうのもあって、あ、やってもいいんやって思うようになって。<br />
── <strong>音はもちろんですけど、歌っていうことに関しても気づかされた部分があったと。</strong><br />
<span>豪文</span>そうですね。
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<li class="title">『Songs of Leonard Cohen』（1968年）</li>
<li class="artist">Leonard Cohen</li>
</ul>
<p>
<span>友晴</span>レナード・コーエンは、先に兄さんがベストかなんか持ってて。これも宇治にいたときに聴いてたんですけど。レナード・コーエンで一番好きなのがこの１枚目で。歌、曲、アレンジ、全部がなんて言うんだろう……好き。<br />
<span>豪文</span>シンガー・ソングライター系みたいな人を聴くようになって、最初はロン•セクスミスとかから入って。<br />
<span>友晴</span>え、そのつながり？！<br />
<span>豪文</span>いや、そういう感じの人をいろいろ聴くようになって、なんかはまったのがレナード・コーエンやった。他の人とちょっと雰囲気が違うっていうか……なんて言うか、クサいよね。静かで穏やかやけど、いい意味でねっとり暑苦しさがある感じが。<br />
<span>友晴</span>まぁ、でもフォークというか。<br />
<span>豪文</span>フォークでもないというか。カントリーっぽくないし、メロディーがめっちゃ強い。<br />
<span>友晴</span>だからクサさがあるっていう。<br />
<span>豪文</span>やし、すごい不思議な立ち位置の人やなっていう印象があって。<br />
<span>友晴</span>詩人やもんね。<br />
<span>豪文</span>曲はすごいシンプルやけど、真似できひんっていうか。<br />
<span>友晴</span>それを僕らがやると、本当にクサくなるんですよ。ベタなものになるんですよ。<br />
<span>豪文</span>でも、ふたりとも好きですね。
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Does』（1999年）</li>
<li class="artist">LATIN PLAYBOYS</li>
</ul>
<p>
<span>豪文</span>次は俺で、ラテン・プレイボーイズ。もともとはロンセクとか、スザンヌ・ヴェガとかのプロデュースをチャド・ブレイクがやってて、それで知ったんですけど。音の質感とかがさっきのオプティガナリーとかともまた違う感じで、ローファイと言えばローファイなんですけど。なんかそこにいい歌が乗っててっていう。普通にバンドでオーソドックスに歌をアレンジするっていうよりも、ブレイクビーツっぽい雰囲気とか、音像で持っていく感じがキセルはじめるきっかけになりましたね。最初の頃は特に。今になって聴くとすごいちゃんとアレンジされてるっていまさら思いますけど。ふたりではじめて、ドラムもいなくてやるのに、どうやってやろうかっていうところで。もともと宅録からはじまってたから、その辺で影響を受けたかなと。
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		<title>メレンゲ</title>
		<link>http://www.liquidroom.net/review/391/</link>
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		<pubDate>Wed, 09 Feb 2011 13:43:21 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。
今回は、３月５日開催のLIQUIDROOM presents “UNDER THE INFLUENCE”にキセルと出演のメレンゲの３人が登場。ひさびさとなる新作ミニ・アルバム『アポリア』を４月６日に発売する彼らの、メレンゲ誕生の秘密を握る“人生狂わした10枚”とは？
今回は３人のメンバーにそれぞれ３枚、そしてバンドとしての１枚を選んでもらいました！








『Spike』（1989年）
Elvis Costello


クボルーツというか、メレンゲをはじめた頃にかなり良く聴いてたんですけど。この作品は、“ベロニカ”がフジテレビの「特ダネ」でで使われてたりして、いまはあんまり聴かなくなっちゃったんですけど（笑）。
タケシタあのイメージって強いよね（笑）。
クボあの曲とかも入ってるアルバム。ポール・マッカートニーとの共作とか、そういうポップなものも入ってて。メレンゲってピアノの音も一杯いれるし、あんまりバンド・サウンドというところをすごい意識しているわけでもないんですけど、そういう部分での影響というところではすごい受けてたかなと。
── コステロを聴いた経緯は？
クボ僕は４つ上の兄貴の影響っすね。それで、まず洋楽を聴きはじめて、クイーンとかも聴いてて……でも、そのなかでもコステロが良かったですね。わりと洋楽聴きはじめるとハード・ロックに行くひとと、行かないひとがいるじゃないですか。僕はハードに行かない人で。
ヤマザキメレンゲはじめるときに、「こういう感じやりたい！」とか家で集まってこれとか聴いてたよな。
クボポップなんだけど、屈折しているというか。歌詞も甘いことは言ってなくて。俺らも屈折したところは絶対に持ちたいなと思ってて、メレンゲもただの甘いポップスで終わるバンドでやってたら、いま頃たぶん生き残ってないと思う（笑）。そういうのをつねに取り入れようっていうのはありましたね。
── メレンゲの起点になったという意味ではこの盤は重要と。
クボ迷ったときに聴いたりしますね。










『Howdy!』（2000年）
Teenage Fanclub


クボこれはUKのバンドとか聴き出したもののなかでも最初のほうで。その後、シューゲイザーとかマイブラとかも聴くんだけど。その前に聴いたバンドですね。これも、まぁ良い意味でメレンゲっていうか、僕もあんまりギターとかすごく練習するようなたちでもなかったんで、ギターもそんなにうまくならずに、割とこのローファイな感じっていうのが、すごく参考になって。
タケシタ速弾きしなくていいっていうね。
クボ「普通のコードを弾いても良いんだ」みたいなところでメレンゲっていうものがすごい確立しだしたっていう感じがありましたね。ソロでギターを弾けなきゃいけないとか、そういうのはもちろんいまでもまた考えるんだけど、この頃は、この感じのそうではないポップな部分に自分たちの逃げ道があったというか。
── アイディアというか。
クボそう。本当、曲も良いし。でも、このアルバムじゃなくしたかったんですけど、ものがなくて（笑）。
── ええ、ならば探して希望のものを掲載しておきますよ。
クボいや、でも、これもすごいよく聴いてたんで。歌声のほうのハーモニーで、おもしろいことやっていって、そこまでテクニックに走らなくていいっていう。そういう逃げ道というかアイディアを見つけたという感じですね。このアルバムも割とバンド内で聴いてましたね。
── ハードなテクニックとかじゃなくて、楽曲のシンプルな良さっていうところですかね。
クボ一時期は聴くのに、そういうのばっかり探してましたね。すげーバカウマイという感じのものじゃなくて、アイディアでやってるとか、一音だけでうまくやるとか、そういうのの名曲っていうのは良く探してましたね。










『The Sophtware Slump』（2000年）
Grandaddy


クボこれは古いバンドじゃなくて2000年くらいのバンドで。シンセとパワーポップというか、フレーミング・リップス系なんですけどそれよりももう少しサイケ感がなくて、そういう意味では日本人がとっつきやすいというか。かなり声とかもそっくりなんですけどね。結局、僕も打ち込み出身というか、シンセサイザーがすごい好きで。これはギターも結構高音なんですけど、印象的なメロディは全部シンセで、しかもカシオの安っぽい感じのシンセでやってて。それがすごい味のある音にしてて。アイディア勝負という感じのバンドなんですけど。すごい聴きましたね。
ヤマザキコレは僕もなつかしくて、メレンゲをやろうって話になったときに、「こういうのやりたい」って言って渡された音源のなかの１枚ですね。僕もすごい聴きましたね。
クボでも本当によく聴いたね。メレンゲのファンの人が聴くと「ああ」って思うようなところもあるかもしれない。この人たち自体のことは、俺もよくわかってないんだけど。
タケシタ違うアルバム聴いことあるけど、ローファイだったよ。
クボファーストかな、これがセカンドだから。まぁ、ローファイだね。
── わりと洋楽とかも含めて、リスナーとして結構幅広く聴く方ですか？
クボ聴く方ですね。というか、でしたね。最近の新しいバンドを見つけるきっかけがあまりなくなってしまって。あとはCDを買ってたんで、それを聴き直すというのが大変で（笑）。
── 家掘りですね。
クボそうそう。










『Piano Man』（1973年）
Billy Joel


── 言わずと知れたクラシックという感じですが。
ヤマザキそうですね。一時期子供のころは、オーストラリアに住んでた時期があって、小学生６年生ぐらいかな。そのときに買ったアルバムだと思うんだけど。僕もわりとクボくんと近くて、ピアノものが好きというか、自分は弾かないんですけど、おふくろがずっとピアノの音楽を流してて、ピアノの音がずっと好きで。それで、そのときに出会ったコレがやっぱり、ピアノで、メロも良くてですごくはまりましたね。
クボうちらのバンドってピアノ欲しくなるよね。キラッとしたところはピアノを使うって感じで。
── このアルバムでいちばんすごいと思うところは？
ヤマザキベタベタですけど、やっぱりなによりも曲が好きですね。コード進行とかも独特だし。ソロ・ミュージシャンなんですけど、バック・バンドのメンバーをずっと変えてないんですよ。たしかファーストだけ、すごいうまいミュージシャンを使ってて、でもセカンド以降のアルバムは仲間内のメンバーでやってて、ソロ・シンガーだけど、バンドっぽいんですよ。そこの部分ではコステロにも近い部分もあって。
クボアトラクションズとかずっとやってたもんね。
── このCD、年期入ってますね。
ヤマザキそうっすね。もう、小学生のときに買ったのをずっと聴いてます。僕も迷ったときにコレを聴いたりするんですよ。










『Junior Sweet』（1997年）
CHARA


ヤマザキこの作品も、よく僕らのセカンドを出した時期なんかに聴いてたんだけど。もちろん昔から僕は好きだったんだけど。この質感とか音像がすごい好きで。プロデューサーの（渡辺）善太郎さんがやってて、僕らもセカンドの１曲をお願いしたんですけど。
── このアルバムの質感が好きで、そこからオファーしたんですか？
ヤマザキそうですね。
クボプロデューサーってやっぱり人によってものすごい癖があるじゃないですか。そういう人で、僕らのなかで代表というか、あの人のカラーに仕上げたいと思ってお願いしたんで。独特なローファイな感じ。
ヤマザキあと、ちょっとしたファンタジーかな。チャラさんの作品のなかでも、すごくこの作品でそれが強くて。










『On &#038; On』（2003年）
JACK JOHNSON


── 次はジャック・ジョンソン。
ヤマザキピアノがすごい好きだったのが、この人の作品聴いてから、アコースティック・ギターの魅力にも気づいたというか。空気感とノリとかグルーヴ感――あとノリでゆったりとか、そのノリっていうのは歌もすごい聴きやすくなるし。単純にひとりのドラマーとして、「歌っていうのはドラムをこうすれば歌ってこう聴こえてくるんだ」っていうね。そういうところに気づかされたというか。
── それはドラマーさん故の意見ですよね。やはり、単純に聴けばギターそのものの音色なんかに耳が行きがちですが。
ヤマザキそういう意味では、これを聴いたときは衝撃を受けましたね。それまでは歌に対して、ドラムはしっかりハメていく感じが好きだったんですけど、この作品でちょっとうしろにあって、レイドバックしてる感じがすごい歌が聴きやすくて。いまのメレンゲでやるときに、そこは生きていると思う。




]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？<br />
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。<br />
今回は、３月５日開催のLIQUIDROOM presents “UNDER THE INFLUENCE”にキセルと出演のメレンゲの３人が登場。ひさびさとなる新作ミニ・アルバム『アポリア』を４月６日に発売する彼らの、メレンゲ誕生の秘密を握る“人生狂わした10枚”とは？<br />
今回は３人のメンバーにそれぞれ３枚、そしてバンドとしての１枚を選んでもらいました！</br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
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<li class="title">『Spike』（1989年）</li>
<li class="artist">Elvis Costello</li>
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<p>
<span>クボ</span>ルーツというか、メレンゲをはじめた頃にかなり良く聴いてたんですけど。この作品は、“ベロニカ”がフジテレビの「特ダネ」でで使われてたりして、いまはあんまり聴かなくなっちゃったんですけど（笑）。<br />
<span>タケシタ</span>あのイメージって強いよね（笑）。<br />
<span>クボ</span>あの曲とかも入ってるアルバム。ポール・マッカートニーとの共作とか、そういうポップなものも入ってて。メレンゲってピアノの音も一杯いれるし、あんまりバンド・サウンドというところをすごい意識しているわけでもないんですけど、そういう部分での影響というところではすごい受けてたかなと。<br />
── <strong>コステロを聴いた経緯は？</strong><br />
<span>クボ</span>僕は４つ上の兄貴の影響っすね。それで、まず洋楽を聴きはじめて、クイーンとかも聴いてて……でも、そのなかでもコステロが良かったですね。わりと洋楽聴きはじめるとハード・ロックに行くひとと、行かないひとがいるじゃないですか。僕はハードに行かない人で。<br />
<span>ヤマザキ</span>メレンゲはじめるときに、「こういう感じやりたい！」とか家で集まってこれとか聴いてたよな。<br />
<span>クボ</span>ポップなんだけど、屈折しているというか。歌詞も甘いことは言ってなくて。俺らも屈折したところは絶対に持ちたいなと思ってて、メレンゲもただの甘いポップスで終わるバンドでやってたら、いま頃たぶん生き残ってないと思う（笑）。そういうのをつねに取り入れようっていうのはありましたね。<br />
── <strong>メレンゲの起点になったという意味ではこの盤は重要と。</strong><br />
<span>クボ</span>迷ったときに聴いたりしますね。
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Howdy!』（2000年）</li>
<li class="artist">Teenage Fanclub</li>
</ul>
<p>
<span>クボ</span>これはUKのバンドとか聴き出したもののなかでも最初のほうで。その後、シューゲイザーとかマイブラとかも聴くんだけど。その前に聴いたバンドですね。これも、まぁ良い意味でメレンゲっていうか、僕もあんまりギターとかすごく練習するようなたちでもなかったんで、ギターもそんなにうまくならずに、割とこのローファイな感じっていうのが、すごく参考になって。<br />
<span>タケシタ</span>速弾きしなくていいっていうね。<br />
<span>クボ</span>「普通のコードを弾いても良いんだ」みたいなところでメレンゲっていうものがすごい確立しだしたっていう感じがありましたね。ソロでギターを弾けなきゃいけないとか、そういうのはもちろんいまでもまた考えるんだけど、この頃は、この感じのそうではないポップな部分に自分たちの逃げ道があったというか。<br />
── <strong>アイディアというか。</strong><br />
<span>クボ</span>そう。本当、曲も良いし。でも、このアルバムじゃなくしたかったんですけど、ものがなくて（笑）。<br />
── <strong>ええ、ならば探して希望のものを掲載しておきますよ。</strong><br />
<span>クボ</span>いや、でも、これもすごいよく聴いてたんで。歌声のほうのハーモニーで、おもしろいことやっていって、そこまでテクニックに走らなくていいっていう。そういう逃げ道というかアイディアを見つけたという感じですね。このアルバムも割とバンド内で聴いてましたね。<br />
── <strong>ハードなテクニックとかじゃなくて、楽曲のシンプルな良さっていうところですかね。</strong><br />
<span>クボ</span>一時期は聴くのに、そういうのばっかり探してましたね。すげーバカウマイという感じのものじゃなくて、アイディアでやってるとか、一音だけでうまくやるとか、そういうのの名曲っていうのは良く探してましたね。
</p>
</div>
</div>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『The Sophtware Slump』（2000年）</li>
<li class="artist">Grandaddy</li>
</ul>
<p>
<span>クボ</span>これは古いバンドじゃなくて2000年くらいのバンドで。シンセとパワーポップというか、フレーミング・リップス系なんですけどそれよりももう少しサイケ感がなくて、そういう意味では日本人がとっつきやすいというか。かなり声とかもそっくりなんですけどね。結局、僕も打ち込み出身というか、シンセサイザーがすごい好きで。これはギターも結構高音なんですけど、印象的なメロディは全部シンセで、しかもカシオの安っぽい感じのシンセでやってて。それがすごい味のある音にしてて。アイディア勝負という感じのバンドなんですけど。すごい聴きましたね。<br />
<span>ヤマザキ</span>コレは僕もなつかしくて、メレンゲをやろうって話になったときに、「こういうのやりたい」って言って渡された音源のなかの１枚ですね。僕もすごい聴きましたね。<br />
<span>クボ</span>でも本当によく聴いたね。メレンゲのファンの人が聴くと「ああ」って思うようなところもあるかもしれない。この人たち自体のことは、俺もよくわかってないんだけど。<br />
<span>タケシタ</span>違うアルバム聴いことあるけど、ローファイだったよ。<br />
<span>クボ</span>ファーストかな、これがセカンドだから。まぁ、ローファイだね。<br />
── <strong>わりと洋楽とかも含めて、リスナーとして結構幅広く聴く方ですか？</strong><br />
<span>クボ</span>聴く方ですね。というか、でしたね。最近の新しいバンドを見つけるきっかけがあまりなくなってしまって。あとはCDを買ってたんで、それを聴き直すというのが大変で（笑）。<br />
── <strong>家掘りですね。</strong><br />
<span>クボ</span>そうそう。
</p>
</div>
</div>
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<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Piano Man』（1973年）</li>
<li class="artist">Billy Joel</li>
</ul>
<p>
── <strong>言わずと知れたクラシックという感じですが。</strong><br />
<span>ヤマザキ</span>そうですね。一時期子供のころは、オーストラリアに住んでた時期があって、小学生６年生ぐらいかな。そのときに買ったアルバムだと思うんだけど。僕もわりとクボくんと近くて、ピアノものが好きというか、自分は弾かないんですけど、おふくろがずっとピアノの音楽を流してて、ピアノの音がずっと好きで。それで、そのときに出会ったコレがやっぱり、ピアノで、メロも良くてですごくはまりましたね。<br />
<span>クボ</span>うちらのバンドってピアノ欲しくなるよね。キラッとしたところはピアノを使うって感じで。<br />
── <strong>このアルバムでいちばんすごいと思うところは？</strong><br />
<span>ヤマザキ</span>ベタベタですけど、やっぱりなによりも曲が好きですね。コード進行とかも独特だし。ソロ・ミュージシャンなんですけど、バック・バンドのメンバーをずっと変えてないんですよ。たしかファーストだけ、すごいうまいミュージシャンを使ってて、でもセカンド以降のアルバムは仲間内のメンバーでやってて、ソロ・シンガーだけど、バンドっぽいんですよ。そこの部分ではコステロにも近い部分もあって。<br />
<span>クボ</span>アトラクションズとかずっとやってたもんね。<br />
── <strong>このCD、年期入ってますね。</strong><br />
<span>ヤマザキ</span>そうっすね。もう、小学生のときに買ったのをずっと聴いてます。僕も迷ったときにコレを聴いたりするんですよ。
</p>
</div>
</div>
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<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Junior Sweet』（1997年）</li>
<li class="artist">CHARA</li>
</ul>
<p>
<span>ヤマザキ</span>この作品も、よく僕らのセカンドを出した時期なんかに聴いてたんだけど。もちろん昔から僕は好きだったんだけど。この質感とか音像がすごい好きで。プロデューサーの（渡辺）善太郎さんがやってて、僕らもセカンドの１曲をお願いしたんですけど。<br />
── <strong>このアルバムの質感が好きで、そこからオファーしたんですか？</strong><br />
<span>ヤマザキ</span>そうですね。<br />
<span>クボ</span>プロデューサーってやっぱり人によってものすごい癖があるじゃないですか。そういう人で、僕らのなかで代表というか、あの人のカラーに仕上げたいと思ってお願いしたんで。独特なローファイな感じ。<br />
<span>ヤマザキ</span>あと、ちょっとしたファンタジーかな。チャラさんの作品のなかでも、すごくこの作品でそれが強くて。
</p>
</div>
</div>
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<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『On &#038; On』（2003年）</li>
<li class="artist">JACK JOHNSON</li>
</ul>
<p>
── <strong>次はジャック・ジョンソン。</strong><br />
<span>ヤマザキ</span>ピアノがすごい好きだったのが、この人の作品聴いてから、アコースティック・ギターの魅力にも気づいたというか。空気感とノリとかグルーヴ感――あとノリでゆったりとか、そのノリっていうのは歌もすごい聴きやすくなるし。単純にひとりのドラマーとして、「歌っていうのはドラムをこうすれば歌ってこう聴こえてくるんだ」っていうね。そういうところに気づかされたというか。<br />
── <strong>それはドラマーさん故の意見ですよね。やはり、単純に聴けばギターそのものの音色なんかに耳が行きがちですが。</strong><br />
<span>ヤマザキ</span>そういう意味では、これを聴いたときは衝撃を受けましたね。それまでは歌に対して、ドラムはしっかりハメていく感じが好きだったんですけど、この作品でちょっとうしろにあって、レイドバックしてる感じがすごい歌が聴きやすくて。いまのメレンゲでやるときに、そこは生きていると思う。
</p>
</div>
</div>
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		<title>黒猫チェルシー</title>
		<link>http://www.liquidroom.net/review/343/</link>
		<comments>http://www.liquidroom.net/review/343/#comments</comments>
		<pubDate>Thu, 28 Oct 2010 05:01:54 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。
11月4日“黒猫チェルシーのマニフェスト的ツアー”のツアー・ファイナルを迎える黒猫チェルシーの面々を狂わせた“ニクイやつ”とは？　多忙のなかをメールにてインタヴュー！








『嫌んなった』（2003）
憂歌団


※2003年リリース作品はCDタイトル。憂歌団『生聞59分』（1976）はアナログ・タイトル。ほか、『嫌んなった』はベスト盤などにも収録されている。
── 全10枚ということで、今回はメンバーそれぞれの２枚で８枚、バンドとしての２枚を選んで頂きました。まずはヴォーカル、渡辺大知さんの１枚目。ずいぶんと古い曲ですね。まずは渡辺さんから。
渡辺ぼくがレコードを聴くきっかけになった盤なんです。ずっとたいせつにしたい盤なのでえらびました。

── 大切な一枚とは、どのような出会いだったのでしょうか。
渡辺中学３年生のときにテレビで憂歌団をみて衝撃を受け、父に言ったところ昔からファンらしく、家にレコードがあるというので聴かせてもらったのが最初です。それがぼくのはじめて聴いたレコードの音なので、曲はもちろんのことですが、スピーカーからでてきた音そのものにやられた気がします。

── 最近聞き直す、ということはありますか？
渡辺ひとり暮らししてから家にプレイヤーがなく、２年ほど聴いていません。はやく実家に帰って鳴らしてあげたいです。

── 渡辺さんが感じる憂歌団の強い魅力とはどこでしょう？
渡辺ボーカルのしゃがれ声の魅力にとりつかれました。バンドやるときはこんな声でやりたいと思わされました。でも無理でした。

── レコードを聴くきっかけの１枚、ということですが、この頃、他にはどういうものを聴かれていたのでしょう。
渡辺同時期に聴いていたのは高田渡さんとかですね。

── なにか特別な思い出やイメージなどはありますか？
渡辺レコードを実家の自分の部屋にずっとかざってました。畳がよく似合っとりました(笑)。










『Abbey Road』（1969）
THE BEATLES


── 憂歌団からビートルズとは結構飛びますね。こちらを選んだ理由とは？
渡辺僕がはじめて買ったレコードだからです。これもずっと大切にしたい盤なので、選びました。小さなころからビートルズは好きで。でもこのアルバムは聴いたことがなかったので、高校生のときにどうせならレコードで聴きたいと思って買いました。A面もB面も最初から最後まで好きです。楽器の音にやられました。あー、思い出して鼻血でそうです(笑)。

── 「初めて買ったレコード」という響きが端々しくて素敵ですね。
渡辺高校生のときだったので、このレコードを買いにいったときすごく店員さんに「いまさらかいっ」て顔される気がして、レジにもっていくのが怖かったのを思い出します。これも２年ほど聴けていないので、はやく実家に帰って鳴らしてあげたいです。

── 言わずもがな、とても刺激的なバンドだと思いますが、演奏や曲作りなど、影響を受けている部分などはありますか？
渡辺演奏よりも録音するときや、したあとのミックスのときなどに影響がでてるかもしれません。わかりません。

── 関連して聴いていた音楽などはありますか？
渡辺ビートルズに影響うけたであろうミュージシャンの音楽はいっぱい聴いていると思います。









『Live At Wembly’86』（1992）
QUEEN


── お次はギター、澤さんの２枚です。クイーンの最後のツアーの音源ですね。
澤ロックというものに初めて出会ったのが、このライブの映像でした。

── この盤との出会いはいつだったのでしょうか。
澤小学４年生の時でした。BSでこのライヴの映像が流れていたものを観て、とにかく、大人数の前で演奏をしていて歓声を受けている姿に惹かれ、バンドを組もうと決めました。

── ロックとの出会い、ということは当時、相当衝撃的だったのではないでしょうか。
澤このライヴ映像を初めて観て以来、弟とフレディー・マーキュリーの物真似をして遊んでいました。

── いまでも聴きますか？
澤このCDはいまでもよく聴いています。“One Vision”（１曲目）のイントロのギターでいつも鳥肌が立ちます。とにかく、クイーンはメロディが世界一素晴らしいバンドだと思います。

── クイーンの澤さんへの影響はどのようなものでしたか？
澤例えばギターのリフであったりとか、あとはその他のハードロックを聴くきっかけになったバンドでもあり。ハードロックが自分の基盤になっているという点などでしょうか。

── ハードロックの基盤、というとクイーンのあとはどんな変遷を辿っていったのでしょう。
澤ボン・ジョヴィはこの直後にはじめて聴きいて、いまでも好きなバンドでもあります。あとはエアロスミス、キッス、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ヴァン・ヘイレンなどなど、中学生にかけてこの辺のバンドばかり聴いていました。










『Albert Hall Experience』（2001）
JIMI HENDRIX


── ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのイギリスでの、これも最後のコンサートを収録したものですね。
澤中学生のころにはじめて聴きました。いきつけだった怪しい(笑)レコード屋にこのCDが置いてあり、名前は聞いたことがあったので、気になって買いました。まず、「ギターだけでこんなに長い時間引っ張るかー！」という衝撃を受けました。あとは音ですね。

── こちらもかなり衝撃的な出会いのようですね。
澤ギターを好きになるきっかけとなった１枚であり、人物です。いまでもたまに聴いてはひたすら圧倒されています。ちょうどこのCDに出会った頃にバンドがスリーピース編成になって、真似事みたいなことをやっていました。15分ギターソロ弾いたり。

── 多くのギタリストに影響を与えた方だと思いますが、澤さんとしては如何でしょう。
澤半分以上はこのひとから影響受けているといっても過言ではないです。ファズ、ストラトキャスター、マーシャル、チョーキング、ハンマリング、フィードバック、派手な衣装……。

── 同じように魅了されたアーティストなどはいますか？
澤レッド・ホット・チリ・ペッパーズですね。ジョン・フルシアンテのギターもよく聴いていました。










『青春の輝き－ベスト・オブ・カーペンターズ』（1995）
カーペンターズ


── では、ベースの宮田岳さんの２枚です。カーペンターズのベスト盤ですが、オリジナル・アルバムではなくてベスト盤なのは何故でしょう？
宮田兄に聴かせてもらったCDです。これ以降、音楽漬けになっていきました。

── お兄さんの影響でもあるんですね。
宮田我が家で兄と聴いて盛り上っていました。そのときに子供ながらにいいなぁと思いました。

── では、いま感じるカーペンターズの魅力とは？
宮田リチャードがかっこよい！

── 現在の活動に繋がる部分などありますか？
宮田多彩な楽器選び。好きな音とかもカーペンターズに影響を受けていると思います。










『Blood Sugar Sex Magik』（1991）
RED HOT CHILI PEPPERS


── 名曲“Under The Bridge”、“Give It Away”も収録の５枚目のアルバム。こちらとはどのような出会いでしたか？
宮田中学くらいのときに、福井の田舎道で出会いました(笑)。聴いてから、チリ・ペッパーズが憧れの存在になりました。

── 改めて聴きなおしたときの印象などはどんなでしたか？
宮田センチメンタルでした。

── 影響を受けた部分などはありますか？
宮田裸で演奏する。

── 実践されたのかが気になるところです……。










『Just Push Play』（2001）
AEROSMITH


── お次はドラム、岡本啓佑さんの１枚目です。どのような理由があってのこの１枚なのでしょう？
岡本バンドにのめり込むきっかけでした。12歳のころ、バンドをはじめた頃に、たしか澤に教えてもらったはずです。馴染みのなかった舶来サウンドに「これがロックかー！」と興奮しました。ドラムをはじめてすぐのころに出会ったので、演奏には結構な影響があったと思います。

── 他のエアロスミスの作品への印象などはどうでしょうか。
岡本昔のアルバムを遡って聴いて思ったのは、老けても歳をとっても枯れることなく、トゲがあって、そのうえエアロスミスの持っていたポップ感、キャッチーさが爆発してて、すげえなあって思います。『Just Push Play』に関してだと、国内盤をずっと聴いてたんですが、最近、輸入盤にしか入ってないトラックがあると知ってかなりがっくりきました。

── 澤さんの紹介が大きなきっかけだったんですね。
岡本ボン・ジョヴィも同じ時期に教えてもらって、同じように盲目的に聴いてました。










『Little willies』（2006）
THE [...]]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き！？<br />
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。<br />
11月4日“黒猫チェルシーのマニフェスト的ツアー”のツアー・ファイナルを迎える黒猫チェルシーの面々を狂わせた“ニクイやつ”とは？　多忙のなかをメールにてインタヴュー！</br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2010/10/011.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『嫌んなった』（2003）</li>
<li class="artist">憂歌団</li>
</ul>
<p>
※2003年リリース作品はCDタイトル。憂歌団『生聞59分』（1976）はアナログ・タイトル。ほか、『嫌んなった』はベスト盤などにも収録されている。</p>
<p>── <strong>全10枚ということで、今回はメンバーそれぞれの２枚で８枚、バンドとしての２枚を選んで頂きました。まずはヴォーカル、渡辺大知さんの１枚目。ずいぶんと古い曲ですね。まずは渡辺さんから。</strong><br />
<span>渡辺</span>ぼくがレコードを聴くきっかけになった盤なんです。ずっとたいせつにしたい盤なのでえらびました。</br><br />
</br><br />
── <strong>大切な一枚とは、どのような出会いだったのでしょうか。</strong><br />
<span>渡辺</span>中学３年生のときにテレビで憂歌団をみて衝撃を受け、父に言ったところ昔からファンらしく、家にレコードがあるというので聴かせてもらったのが最初です。それがぼくのはじめて聴いたレコードの音なので、曲はもちろんのことですが、スピーカーからでてきた音そのものにやられた気がします。</br><br />
</br><br />
── <strong>最近聞き直す、ということはありますか？</strong><br />
<span>渡辺</span>ひとり暮らししてから家にプレイヤーがなく、２年ほど聴いていません。はやく実家に帰って鳴らしてあげたいです。</br><br />
</br><br />
── <strong>渡辺さんが感じる憂歌団の強い魅力とはどこでしょう？</strong><br />
<span>渡辺</span>ボーカルのしゃがれ声の魅力にとりつかれました。バンドやるときはこんな声でやりたいと思わされました。でも無理でした。</br><br />
</br><br />
── <strong>レコードを聴くきっかけの１枚、ということですが、この頃、他にはどういうものを聴かれていたのでしょう。</strong><br />
<span>渡辺</span>同時期に聴いていたのは高田渡さんとかですね。</br><br />
</br><br />
── <strong>なにか特別な思い出やイメージなどはありますか？</strong><br />
<span>渡辺</span>レコードを実家の自分の部屋にずっとかざってました。畳がよく似合っとりました(笑)。
</p>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Abbey Road』（1969）</li>
<li class="artist">THE BEATLES</li>
</ul>
<p>
── <strong>憂歌団からビートルズとは結構飛びますね。こちらを選んだ理由とは？</strong><br />
<span>渡辺</span>僕がはじめて買ったレコードだからです。これもずっと大切にしたい盤なので、選びました。小さなころからビートルズは好きで。でもこのアルバムは聴いたことがなかったので、高校生のときにどうせならレコードで聴きたいと思って買いました。A面もB面も最初から最後まで好きです。楽器の音にやられました。あー、思い出して鼻血でそうです(笑)。</br><br />
</br><br />
── <strong>「初めて買ったレコード」という響きが端々しくて素敵ですね。</strong><br />
<span>渡辺</span>高校生のときだったので、このレコードを買いにいったときすごく店員さんに「いまさらかいっ」て顔される気がして、レジにもっていくのが怖かったのを思い出します。これも２年ほど聴けていないので、はやく実家に帰って鳴らしてあげたいです。</br><br />
</br><br />
── <strong>言わずもがな、とても刺激的なバンドだと思いますが、演奏や曲作りなど、影響を受けている部分などはありますか？</strong><br />
<span>渡辺</span>演奏よりも録音するときや、したあとのミックスのときなどに影響がでてるかもしれません。わかりません。</br><br />
</br><br />
── <strong>関連して聴いていた音楽などはありますか？</strong><br />
<span>渡辺</span>ビートルズに影響うけたであろうミュージシャンの音楽はいっぱい聴いていると思います。</p>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Live At Wembly’86』（1992）</li>
<li class="artist">QUEEN</li>
</ul>
<p>
── <strong>お次はギター、澤さんの２枚です。クイーンの最後のツアーの音源ですね。</strong><br />
<span>澤</span>ロックというものに初めて出会ったのが、このライブの映像でした。</br><br />
</br><br />
── <strong>この盤との出会いはいつだったのでしょうか。</strong><br />
<span>澤</span>小学４年生の時でした。BSでこのライヴの映像が流れていたものを観て、とにかく、大人数の前で演奏をしていて歓声を受けている姿に惹かれ、バンドを組もうと決めました。</br><br />
</br><br />
── <strong>ロックとの出会い、ということは当時、相当衝撃的だったのではないでしょうか。</strong><br />
<span>澤</span>このライヴ映像を初めて観て以来、弟とフレディー・マーキュリーの物真似をして遊んでいました。</br><br />
</br><br />
── <strong>いまでも聴きますか？</strong><br />
<span>澤</span>このCDはいまでもよく聴いています。“One Vision”（１曲目）のイントロのギターでいつも鳥肌が立ちます。とにかく、クイーンはメロディが世界一素晴らしいバンドだと思います。</br><br />
</br><br />
── <strong>クイーンの澤さんへの影響はどのようなものでしたか？</strong><br />
<span>澤</span>例えばギターのリフであったりとか、あとはその他のハードロックを聴くきっかけになったバンドでもあり。ハードロックが自分の基盤になっているという点などでしょうか。</br><br />
</br><br />
── <strong>ハードロックの基盤、というとクイーンのあとはどんな変遷を辿っていったのでしょう。</strong><br />
<span>澤</span>ボン・ジョヴィはこの直後にはじめて聴きいて、いまでも好きなバンドでもあります。あとはエアロスミス、キッス、ディープ・パープル、レッド・ツェッペリン、ヴァン・ヘイレンなどなど、中学生にかけてこの辺のバンドばかり聴いていました。
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Albert Hall Experience』（2001）</li>
<li class="artist">JIMI HENDRIX</li>
</ul>
<p>
── <strong>ザ・ジミ・ヘンドリックス・エクスペリエンスのイギリスでの、これも最後のコンサートを収録したものですね。</strong><br />
<span>澤</span>中学生のころにはじめて聴きました。いきつけだった怪しい(笑)レコード屋にこのCDが置いてあり、名前は聞いたことがあったので、気になって買いました。まず、「ギターだけでこんなに長い時間引っ張るかー！」という衝撃を受けました。あとは音ですね。</br><br />
</br><br />
── <strong>こちらもかなり衝撃的な出会いのようですね。</strong><br />
<span>澤</span>ギターを好きになるきっかけとなった１枚であり、人物です。いまでもたまに聴いてはひたすら圧倒されています。ちょうどこのCDに出会った頃にバンドがスリーピース編成になって、真似事みたいなことをやっていました。15分ギターソロ弾いたり。</br><br />
</br><br />
── <strong>多くのギタリストに影響を与えた方だと思いますが、澤さんとしては如何でしょう。</strong><br />
<span>澤</span>半分以上はこのひとから影響受けているといっても過言ではないです。ファズ、ストラトキャスター、マーシャル、チョーキング、ハンマリング、フィードバック、派手な衣装……。</br><br />
</br><br />
── <strong>同じように魅了されたアーティストなどはいますか？</strong><br />
<span>澤</span>レッド・ホット・チリ・ペッパーズですね。ジョン・フルシアンテのギターもよく聴いていました。
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『青春の輝き－ベスト・オブ・カーペンターズ』（1995）</li>
<li class="artist">カーペンターズ</li>
</ul>
<p>
── <strong>では、ベースの宮田岳さんの２枚です。カーペンターズのベスト盤ですが、オリジナル・アルバムではなくてベスト盤なのは何故でしょう？</strong><br />
<span>宮田</span>兄に聴かせてもらったCDです。これ以降、音楽漬けになっていきました。</br><br />
</br><br />
── <strong>お兄さんの影響でもあるんですね。</strong><br />
<span>宮田</span>我が家で兄と聴いて盛り上っていました。そのときに子供ながらにいいなぁと思いました。</br><br />
</br><br />
── <strong>では、いま感じるカーペンターズの魅力とは？</strong><br />
<span>宮田</span>リチャードがかっこよい！</br><br />
</br><br />
── <strong>現在の活動に繋がる部分などありますか？</strong><br />
<span>宮田</span>多彩な楽器選び。好きな音とかもカーペンターズに影響を受けていると思います。
</p>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<li class="title">『Blood Sugar Sex Magik』（1991）</li>
<li class="artist">RED HOT CHILI PEPPERS</li>
</ul>
<p>
── <strong>名曲“Under The Bridge”、“Give It Away”も収録の５枚目のアルバム。こちらとはどのような出会いでしたか？</strong><br />
<span>宮田</span>中学くらいのときに、福井の田舎道で出会いました(笑)。聴いてから、チリ・ペッパーズが憧れの存在になりました。</br><br />
</br><br />
── <strong>改めて聴きなおしたときの印象などはどんなでしたか？</strong><br />
<span>宮田</span>センチメンタルでした。</br><br />
</br><br />
── <strong>影響を受けた部分などはありますか？</strong><br />
<span>宮田</span>裸で演奏する。</br><br />
</br><br />
── <strong>実践されたのかが気になるところです……。</strong>
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2010/10/071.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Just Push Play』（2001）</li>
<li class="artist">AEROSMITH</li>
</ul>
<p>
── <strong>お次はドラム、岡本啓佑さんの１枚目です。どのような理由があってのこの１枚なのでしょう？</strong><br />
<span>岡本</span>バンドにのめり込むきっかけでした。12歳のころ、バンドをはじめた頃に、たしか澤に教えてもらったはずです。馴染みのなかった舶来サウンドに「これがロックかー！」と興奮しました。ドラムをはじめてすぐのころに出会ったので、演奏には結構な影響があったと思います。</br><br />
</br><br />
── <strong>他のエアロスミスの作品への印象などはどうでしょうか。</strong><br />
<span>岡本</span>昔のアルバムを遡って聴いて思ったのは、老けても歳をとっても枯れることなく、トゲがあって、そのうえエアロスミスの持っていたポップ感、キャッチーさが爆発してて、すげえなあって思います。『Just Push Play』に関してだと、国内盤をずっと聴いてたんですが、最近、輸入盤にしか入ってないトラックがあると知ってかなりがっくりきました。</br><br />
</br><br />
── <strong>澤さんの紹介が大きなきっかけだったんですね。</strong><br />
<span>岡本</span>ボン・ジョヴィも同じ時期に教えてもらって、同じように盲目的に聴いてました。
</p>
</div>
</div>
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<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『Little willies』（2006）</li>
<li class="artist">THE LITTLE WILLIES</li>
</ul>
<p>
── <strong>ノラ・ジョーンズが2003年に結成したバンドですが、こちらの魅力とは？</strong><br />
<span>岡本</span>このCDを聴いて感じた、嫌みの無いラフさに憧れました。ギターの音の外れ具合とか詰まらせ具合とか、絶妙だなーと思います。</br><br />
</br><br />
── <strong>出会いのきっかけは覚えてますか？</strong><br />
<span>岡本</span>4，5年前ですかね。これがリリースされたときに、たまたまCD屋で試聴しました。どこにやられたとかはあまり詳しく覚えてないんですが、「これだ！」と思って即レジに並んだ記憶があります。両親がカントリー・ミュージックをよく聴いていて、僕も小さい頃好んで聴かせてもらっていたそうなので、そんな影響もあってこのCDにビビッときたのかもしれないです。</br><br />
</br><br />
── <strong>ラフさに憧れた、とのことですが、そういう音を目指したりはしますか？</strong><br />
<span>岡本</span>活動にはあまり影響はないかもしれないです。どちらかと言うと老後に影響を与えそうな気がします。</br><br />
</br><br />
── <strong>なにかこの盤に関して印象的なエピソードなどはありますか？</strong><br />
<span>岡本</span>移動のときとか散歩する時なんかは大体聴いてるので、いろんな風景の思い出がありますね！
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『ALIVE！（邦題：地獄の狂獣 キッス・ライヴ）』（1975）</li>
<li class="artist">KISS</li>
</ul>
<p>
── <strong>以下２枚はバンドとして選んでいただいたものです。このアルバムとのバンドとの関わりはどういったものでしょう。</strong><br />
<span>メンバー</span>キッスは中学生の頃に組んでたバンドでコピーしたりしていました（渡辺以外）。ギターの澤が印象的なリフなど、参考になる部分が多いということで紹介しました。</br><br />
</br><br />
── <strong>中学生のころに親しんだようですが、いまでも聴きますか？</strong><br />
<span>メンバー</span>いまでもつねに聴いてるほど、好きなバンドです。シンプルなリフや印象的な音に影響を受けましたし、とにかくよく聴いたアルバムなのでいまでもハード・ロックに出会ったことを思い出します。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2010/10/101.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『どじょうのぼりうなぎすくい』（2006）</li>
<li class="artist">家出少年</li>
</ul>
<p>
── <strong>最後の１枚は、神戸のインディーズ・バンドのファースト・フル・アルバムです。</strong><br />
<span>メンバー</span>このバンドは黒猫チェルシーを組むきっかけになった神戸のバンドで、全員が共感して聴いていた作品です。いまでも神戸に帰ったときには、観に行ってるほどずっと好きなバンドです。</br><br />
</br><br />
── <strong>バンドを組むきっかけ、とはターニング・ポイントともいえますね。</strong><br />
<span>メンバー</span>姿勢やパンクというものを教わりました。</br><br />
</br><br />
── <strong>音楽性への刺激として、影響を受けた部分はありますか？</strong><br />
<span>メンバー</span>日本のパンクというものを知るきっかけになりました。それによってスターリンやINUなどを聴くきっかけになりました。</br><br />
</br><br />
── <strong>具体的な、印象的な出来事などはありますか？</strong><br />
<span>メンバー</span>はじめて家出少年のライヴを見たときにボーカルのジョニーさんが全裸で歌ってたことを鮮明に思い出します。
</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<p>── <strong>最後に近況をお聞かせ下さい。2009年12月ミニ・アルバム、2010年5月26日にメジャー・デビュー・アルバムがリリースされました。次回作のリリースが待ち遠しくなってきますが、次回作についての動きをお聞かせ下さい。</strong><br />
<span>メンバー</span>次のアルバムに入れる楽曲を制作中です。今回のライブツアーでもやるかも！楽しみにしていてください。</br><br />
</br><br />
── <strong>結成、東京への拠点移動、リリース、メジャーデビューと丸３年強でさまざまな出来事があったと思いますが、そのなかで自覚する変化はありますか？</strong><br />
<span>メンバー</span>作るうえでも聴くうえでも、音楽に向き合う時間が増えたので、自分が本当に好きな音というものが何なのかを考えるようになりました。</br><br />
</br><br />
── <strong>生活拠点を移した生活全般のなかで、いま一番気になっていることってなんですか？</strong><br />
<span>メンバー</span>なぜ東京にはこんなに人が多いのか気になっています。</br><br />
</br><br />
── <strong>今年の夏はツアーやフェス、様々なライヴで日本各地に足を運ばれたと思いますが、その中で一番おいしいものって何でしたか？</strong><br />
<span>メンバー</span>香川の夏フェスで出たケータリングのうどんです。</br><br />
</br><br />
── <strong>来る11月4日のライヴは“黒猫チェルシーのマニフェスト的ツアー”というネーミングですが、「マニフェスト（声名・宣言）的」、一番はライヴで体感していただくとしても、あえて言葉にするなら、どういう言葉・宣言になりますか？</strong><br />
<span>メンバー</span>『挑戦・本気（マジ）』</br><br />
</br><br />
── <strong>ツアー・ラストのリキッドルーム公演では“サムシングスペシャル”を計画しているとのことですが、全容が明らかになるのは当日でしょうか？ もし少しでも計画について教えて頂けると……！</strong><br />
<span>メンバー</span>普段と違う雰囲気でライヴをします。それしか言えません！</br><br />
</br><br />
── <strong>それでは、当日を楽しみにしております！</strong></p>
<div class="boxprofile clfx">
<h3>黒猫チェルシー </h3>
<p>渡辺大知（Vo）、澤竜次（Gt）、宮田岳（Ba）、岡本啓佑（Dr）。2007年3月、地元神戸にて結成。2008年日本テレビ「音燃え！」に 出演した際にも多くの話題を集めた。2009年春、高校卒業後拠点を東京へ。同年、1stミニアルバム『黒猫チェルシー』、セカンド・ミニ・アルバム『ALL de Fashion』、2010年5月26日の『猫Pack』リリースと共にメジャー・デビュー。精力的なリリースの他、数多くのフェス出演、全国ツアーなども行っている。また渡辺は出演映画「色即ぜねれいしょん」にて日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞。<br />
<a href="http://www.kuronekochelsea.jp"target="_blank">www.kuronekochelsea.jp</a></br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2010/10/ジャケット.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『猫Pack』（SONY）</li>
<li class="artist">黒猫チェルシー</li>
</ul>
<p>
今初夏リリースの、入門アイテムともいえるメジャー・デビュー・ミニ・アルバムは、彼らの持つ幅広く奥行きのある音楽センスを端々に迸らせた１枚。ガレージ、ロックンロール、ファンク、ブルースなどを巻き込み、黒猫サウンドとして改心の一撃を放っている。オリジナル音源は勿論、ライヴ音源、そして渡辺がニクいやつで言及した憂歌団『嫌んなった』のカヴァーも収録。初回盤にはライヴ映像ほかスペシャル映像60分DVD付き。</p>
</div>
</div>
<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
<p>11.04.THU<br />
黒猫チェルシのワンマン公演！<br />
「黒猫チェルシーのマニフェスト的ツアー」<br />
<a href="http://www.liquidroom.net/schedule/20101104/2103/" target="_blank">詳しくはコチラへ</a></div>
<p><!--/boxprofile--></p>
]]></content:encoded>
			<wfw:commentRss>http://www.liquidroom.net/review/343/feed/</wfw:commentRss>
		<slash:comments>0</slash:comments>
		</item>
		<item>
		<title>ミドリカワ書房</title>
		<link>http://www.liquidroom.net/review/295/</link>
		<comments>http://www.liquidroom.net/review/295/#comments</comments>
		<pubDate>Fri, 01 Oct 2010 06:03:55 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き!?
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。
今回は10月22日のリキッドルームにて〈ミドリカワ書房ワンマンライブ2010 リキッドdeドッキリ4&#8243;ever&#8221;〉を開催にて登場するミドリカワ書房が登場。今回のアーティストにちないんで、人生狂わせたニクい“本”を10冊紹介であります！








『パンドラの匣』（1946年）
太宰治


── まずはやっぱり太宰治からですね。さまざまなインタヴューでも言及されてますが。
ミドリカワもう、ねぇ。昔から読んでるし、最近読んでみるとまた違った感じもあって。よく、ひとは「太宰っていうのは子供だから読むのであって、大人になったら読まない」なんて言うんですけど、だけど「なんだと？」と読むと「いやいや、やっぱりおもしろいじゃないか！」と思うんですけど。無頼派という言葉を使い出したのは、太宰とか坂口安吾とか織田作之助とかだと思うんですけど、最近誰も使ってないので、僕もJ-POP界の無頼派と。
── いろいろ有名な作品があるなかで、こちらを選ばれたのは？
ミドリカワ新潮文庫で持ってるんですが、そちらには『正義と微笑』も一緒に収録されているんです。主人公が少年で、明るい作品で。役者を目指していて、日記スタイルの作品なんですよ。僕もこれを読んだ当時、ミュージシャンを目指してましたので、はげまされましたね。共感できました。『パンドラの匣』は最近、映画化もされましたがキャスティングに難が……。やっぱり太宰って、ファンなんで映像化するとね、ケチつけたくなっちゃうんですけど。
── 太宰作品はすべて読まれてる感じですか？
ミドリカワ文庫化されているのはすべて読んでます。たいてい好きですね。なかでも中期のエンタメ性というか、芸術性溢れる部分は好きです。
── 歌詞にも影響を及ぼしているというか。
ミドリカワ人を笑かしたいなっていうのは太宰の影響でしょうかね。










『坊ちゃん』（1906年）
夏目漱石


── 次は『坊ちゃん』。
ミドリカワこういうのも出しとかないとと思って。『草枕』とか『行人』とか出せば良いんですけど、ここは『坊ちゃん』。
── わりとスタンダードな作品ですよね。
ミドリカワ良いんですよね。最近、また読んだんですけど、漱石って実は暗い話ばっかりで、頭が良すぎて、暗い話になるというか。よく、そんな人がお札になったなと。頭が良くて、偉い人ですしね。なかでも『坊ちゃん』はただただ解放的な話だし。ぱっと読めますよね、短いですから。あとこの時代の人の小説って、いま読むと新鮮ですね。言葉使いとかが。
── 漱石の、この部分が好きというのはどのへんでしょうか？
ミドリカワうーん、まぁ、ルックスも良いですよね。
── あはは、文豪って感じの、あの写真はぱっと誰でも頭に浮かびますよね。
ミドリカワ男前だなぁと。写真を撮る時代じゃなかったから、他にないんでしょうけど。それとか……とにかく頭の良い人ですからね、僕はインテリへのコンプレックスがありますから……尊敬しますよね。
── 本というか、物語性ってミドリカワさんの音楽性に関しても重要なところだったりするじゃないですか？　小説を読むことに目覚めたのってなにか理由があるんでしょうか？
ミドリカワ高校生ぐらいのときですかね。それまでまったく活字を読まない人だったんですよ。面倒でしょ、小さい文字を追うのは。でも、そういうのを読まないと将来モテないんじゃないかと思いまして……漫画ばっか読んでちゃ駄目だと。音楽もそうですけど、男というのは、なにかをはじめるというのはモテたい一心ですね。
── あとから、なにかしらの理由をつけても実際はね（笑）。いまでもかなりの数を読まれてます？
ミドリカワでも、週に２～３冊ですね。今は読んでる時期です。本て読むときと読まないときって結構はっきりしてるじゃないですか？　最近はすごく読んでますね。
── 読み返したりも含めて？
ミドリカワそうですね。あとは自分も新しく開拓していて、新しい作家さんもたくさんいるようなので。勉強している最中です。










『恍惚の人』（1972年）
有吉佐和子


ミドリカワ次は認知症の方のお話で、私の歌でもまったく同じタイトルとテーマで拝借させていただいたんですけど。これが有吉さんのなかではじめて読んだ本なんです。有名な作品でもあったので、どんなものだろうと思って読んでみたんですが、描き方がすごいなと思って。認知症の症状も、知らないことがたくさんあって、小説のなかで学んだんですけど。よくここまで描くなってところまで描いてあって。本当に女流作家という感じがしないんですよね。いろいろ読みましたけど、男らしいというか。活動の仕方もそういう感じらしいので。
── 本でしか味わえない経験っていうのはやっぱり重要だったりしますか？
ミドリカワストーリーが面白かったら、やっぱり面白いのがいちばんなんですけど、文章を楽しむ読書ですね。だからなにも事件が起きなくてもおもしろく読めれば、なにを書いてあっても良いというか。単純に非日常を、小説なり、映画なりでとにかく味わいたいだけというわけでもない。「たまたま読んだらこういう話だった」というか。
── 文体というか、スタイルみたいなものを読んでみたいというか。
ミドリカワそれの好き好きで選んでると思います。そういうところで言うと、吉本ばななとかは苦手です。
── 「話はおもしろいのにこう書かれると！」みたいことってたまにありますよね。
ミドリカワそうですね。
── 有吉さんの本は他にも読んでますか？
ミドリカワ全部は読んでないと思いますが、結構好きな作家さんです。










『夫婦茶碗』（1998年）
町田康


ミドリカワ町田さんは大好きなんですけど、なかでもはじめて読んだのがコレで。実はそれまで敬遠してたところがあって。「ミュージシャンのくせに、小説書きやがって！　しかも芥川賞まで！」とか思ってたんですけど。ちょっとジェラシーもあったんでしょうけどね。それで読むものかと思ってたんですけど、家人が持ってたんで、たまたま読む本がなかったときに、読んでみようかなと思ったら「この人はすごい」と思って。
── まさしく文体の人ですよね。
ミドリカワ本当ですよね。びっくりして、こんな本、読んだことがないと思って。これはすごいなと思って。町田さんの本は、小説のものは全部読んでると思います。
── ちなみにそのなかでもこれをあげたのは？
ミドリカワやっぱりはじめて読んだというのがあって。衝撃的というか。このあたりの町田さんの小説って、駄目な男が無茶苦茶するっていう話が多いんですけど、それでもとにかくおもしろいっていう。この人こそ、ストーリー云々より、語り口で読ませる人っていう感じがしますよね。
── 最後まで読むと幕切れがあっけなかったりしますよね。でも、そこまでは必ず読ませるおもしろさってありますね。
ミドリカワそうですね。ちなみに、実は音楽は聴いたことがなくて。「小説家町田康」が好きなのであって、興味がないというか。










『金魚生活』（2008年）
楊逸


ミドリカワ次は楊逸（ヤン・イー）という中国人の作家さんの作品で、この方は芥川賞も取ってますね（2008年『時が滲む朝』で第139回芥川賞受賞）。中国の方なんで、登場人物も中国人で、日本で働いてる人とか、娘が日本で働いてる人の話だったり、中国人ががんばるというような話ばかりで。この『金魚生活』もそんな内容です。この方の作品ではじめて読んだ本なんですけど。静かな小説で、ストーリー的にはおもしろいことが起きるわけでは全然なくて、なにごともなくという感じなんですけど、中国人なんで言葉の壁とか大変なんですね。それを心温まるように読ませてくれる作家さんですね。すごいことだなと思うんですよ。中国人が日本で賞を取るっていうのは。
── ちらっとメモに「理想」と書いてあるのが見えたんですが……。
ミドリカワ：あ、本当だ。僕が書くにあたっては、楊逸が理想ですね。静かな本が書きたいんですよね。歌がどうしても、突飛な、というか周りにないものを作ってしまうというか、なってしまっているので、小説ばかりは、静かなものを描きたいなと思っていて。理想ですね。最近出た『すきやき』っていうのも良かったな。




]]></description>
			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き!?<br />
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。<br />
今回は10月22日のリキッドルームにて〈ミドリカワ書房ワンマンライブ2010 リキッドdeドッキリ4&#8243;ever&#8221;〉を開催にて登場するミドリカワ書房が登場。今回のアーティストにちないんで、人生狂わせたニクい“本”を10冊紹介であります！</br><br />
</br><br />
</br></p>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt">
<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2010/10/01.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『パンドラの匣』（1946年）</li>
<li class="artist">太宰治</li>
</ul>
<p>
── <strong>まずはやっぱり太宰治からですね。さまざまなインタヴューでも言及されてますが。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>もう、ねぇ。昔から読んでるし、最近読んでみるとまた違った感じもあって。よく、ひとは「太宰っていうのは子供だから読むのであって、大人になったら読まない」なんて言うんですけど、だけど「なんだと？」と読むと「いやいや、やっぱりおもしろいじゃないか！」と思うんですけど。無頼派という言葉を使い出したのは、太宰とか坂口安吾とか織田作之助とかだと思うんですけど、最近誰も使ってないので、僕もJ-POP界の無頼派と。<br />
── <strong>いろいろ有名な作品があるなかで、こちらを選ばれたのは？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>新潮文庫で持ってるんですが、そちらには『正義と微笑』も一緒に収録されているんです。主人公が少年で、明るい作品で。役者を目指していて、日記スタイルの作品なんですよ。僕もこれを読んだ当時、ミュージシャンを目指してましたので、はげまされましたね。共感できました。『パンドラの匣』は最近、映画化もされましたがキャスティングに難が……。やっぱり太宰って、ファンなんで映像化するとね、ケチつけたくなっちゃうんですけど。<br />
── <strong>太宰作品はすべて読まれてる感じですか？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>文庫化されているのはすべて読んでます。たいてい好きですね。なかでも中期のエンタメ性というか、芸術性溢れる部分は好きです。<br />
── <strong>歌詞にも影響を及ぼしているというか。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>人を笑かしたいなっていうのは太宰の影響でしょうかね。
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2010/10/02.jpg" />
</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『坊ちゃん』（1906年）</li>
<li class="artist">夏目漱石</li>
</ul>
<p>
── <strong>次は『坊ちゃん』。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>こういうのも出しとかないとと思って。『草枕』とか『行人』とか出せば良いんですけど、ここは『坊ちゃん』。<br />
── <strong>わりとスタンダードな作品ですよね。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>良いんですよね。最近、また読んだんですけど、漱石って実は暗い話ばっかりで、頭が良すぎて、暗い話になるというか。よく、そんな人がお札になったなと。頭が良くて、偉い人ですしね。なかでも『坊ちゃん』はただただ解放的な話だし。ぱっと読めますよね、短いですから。あとこの時代の人の小説って、いま読むと新鮮ですね。言葉使いとかが。<br />
── <strong>漱石の、この部分が好きというのはどのへんでしょうか？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>うーん、まぁ、ルックスも良いですよね。<br />
── <strong>あはは、文豪って感じの、あの写真はぱっと誰でも頭に浮かびますよね。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>男前だなぁと。写真を撮る時代じゃなかったから、他にないんでしょうけど。それとか……とにかく頭の良い人ですからね、僕はインテリへのコンプレックスがありますから……尊敬しますよね。<br />
── <strong>本というか、物語性ってミドリカワさんの音楽性に関しても重要なところだったりするじゃないですか？　小説を読むことに目覚めたのってなにか理由があるんでしょうか？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>高校生ぐらいのときですかね。それまでまったく活字を読まない人だったんですよ。面倒でしょ、小さい文字を追うのは。でも、そういうのを読まないと将来モテないんじゃないかと思いまして……漫画ばっか読んでちゃ駄目だと。音楽もそうですけど、男というのは、なにかをはじめるというのはモテたい一心ですね。<br />
── <strong>あとから、なにかしらの理由をつけても実際はね（笑）。いまでもかなりの数を読まれてます？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>でも、週に２～３冊ですね。今は読んでる時期です。本て読むときと読まないときって結構はっきりしてるじゃないですか？　最近はすごく読んでますね。<br />
── <strong>読み返したりも含めて？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>そうですね。あとは自分も新しく開拓していて、新しい作家さんもたくさんいるようなので。勉強している最中です。
</p>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<img src="http://www.liquidroom.net/review/wp/wp-content/uploads/2010/10/03.jpg" />
</p>
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<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『恍惚の人』（1972年）</li>
<li class="artist">有吉佐和子</li>
</ul>
<p>
<span>ミドリカワ</span>次は認知症の方のお話で、私の歌でもまったく同じタイトルとテーマで拝借させていただいたんですけど。これが有吉さんのなかではじめて読んだ本なんです。有名な作品でもあったので、どんなものだろうと思って読んでみたんですが、描き方がすごいなと思って。認知症の症状も、知らないことがたくさんあって、小説のなかで学んだんですけど。よくここまで描くなってところまで描いてあって。本当に女流作家という感じがしないんですよね。いろいろ読みましたけど、男らしいというか。活動の仕方もそういう感じらしいので。<br />
── <strong>本でしか味わえない経験っていうのはやっぱり重要だったりしますか？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>ストーリーが面白かったら、やっぱり面白いのがいちばんなんですけど、文章を楽しむ読書ですね。だからなにも事件が起きなくてもおもしろく読めれば、なにを書いてあっても良いというか。単純に非日常を、小説なり、映画なりでとにかく味わいたいだけというわけでもない。「たまたま読んだらこういう話だった」というか。<br />
── <strong>文体というか、スタイルみたいなものを読んでみたいというか。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>それの好き好きで選んでると思います。そういうところで言うと、吉本ばななとかは苦手です。<br />
── <strong>「話はおもしろいのにこう書かれると！」みたいことってたまにありますよね。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>そうですね。<br />
── <strong>有吉さんの本は他にも読んでますか？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>全部は読んでないと思いますが、結構好きな作家さんです。
</p>
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『夫婦茶碗』（1998年）</li>
<li class="artist">町田康</li>
</ul>
<p>
<span>ミドリカワ</span>町田さんは大好きなんですけど、なかでもはじめて読んだのがコレで。実はそれまで敬遠してたところがあって。「ミュージシャンのくせに、小説書きやがって！　しかも芥川賞まで！」とか思ってたんですけど。ちょっとジェラシーもあったんでしょうけどね。それで読むものかと思ってたんですけど、家人が持ってたんで、たまたま読む本がなかったときに、読んでみようかなと思ったら「この人はすごい」と思って。<br />
── <strong>まさしく文体の人ですよね。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>本当ですよね。びっくりして、こんな本、読んだことがないと思って。これはすごいなと思って。町田さんの本は、小説のものは全部読んでると思います。<br />
── <strong>ちなみにそのなかでもこれをあげたのは？</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>やっぱりはじめて読んだというのがあって。衝撃的というか。このあたりの町田さんの小説って、駄目な男が無茶苦茶するっていう話が多いんですけど、それでもとにかくおもしろいっていう。この人こそ、ストーリー云々より、語り口で読ませる人っていう感じがしますよね。<br />
── <strong>最後まで読むと幕切れがあっけなかったりしますよね。でも、そこまでは必ず読ませるおもしろさってありますね。</strong><br />
<span>ミドリカワ</span>そうですね。ちなみに、実は音楽は聴いたことがなくて。「小説家町田康」が好きなのであって、興味がないというか。
</p>
</div>
</div>
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</p>
<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
<li class="title">『金魚生活』（2008年）</li>
<li class="artist">楊逸</li>
</ul>
<p>
<span>ミドリカワ</span>次は楊逸（ヤン・イー）という中国人の作家さんの作品で、この方は芥川賞も取ってますね（2008年『時が滲む朝』で第139回芥川賞受賞）。中国の方なんで、登場人物も中国人で、日本で働いてる人とか、娘が日本で働いてる人の話だったり、中国人ががんばるというような話ばかりで。この『金魚生活』もそんな内容です。この方の作品ではじめて読んだ本なんですけど。静かな小説で、ストーリー的にはおもしろいことが起きるわけでは全然なくて、なにごともなくという感じなんですけど、中国人なんで言葉の壁とか大変なんですね。それを心温まるように読ませてくれる作家さんですね。すごいことだなと思うんですよ。中国人が日本で賞を取るっていうのは。<br />
── <strong>ちらっとメモに「理想」と書いてあるのが見えたんですが……。</strong><br />
ミドリカワ：あ、本当だ。僕が書くにあたっては、楊逸が理想ですね。静かな本が書きたいんですよね。歌がどうしても、突飛な、というか周りにないものを作ってしまうというか、なってしまっているので、小説ばかりは、静かなものを描きたいなと思っていて。理想ですね。最近出た『すきやき』っていうのも良かったな。
</p>
</div>
</div>
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		<title>藍坊主</title>
		<link>http://www.liquidroom.net/review/210/</link>
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		<pubDate>Tue, 10 Aug 2010 09:13:14 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
				<category><![CDATA[未分類]]></category>

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		<description><![CDATA[なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き!?
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。
今回は８月24日の“LIQUIDROOM 6th ANNIVERSARY”にて、UNISON SQUARE GARDEN、kamomekamomeと共に出演する、藍坊主が登場。








『In Utero』（1993年）
NIRVANA


── 今回はメンバーそれぞれの２枚の計８枚とバンドとしての２枚を選んでもらうというような感じなんですが、まずはヴォーカルのhozzyさんから。
hozzyいまになるといろんなジャンルのものも聴くんですけど。19歳くらいのときに実家を出て、学校に行ってたときって、CDが家に３枚しかなくて（笑）。これと次に出てくるピストルズと、クラッシュのベスト盤かなんかしかなくて。いまぐらいの季節で、部屋にクーラーもなくて、その３枚を聴いてごまかしてた（笑）。パっと思い付くのがこれとピストルズ、何回も聴いてた。

── ニルヴァーナを知るきっかけは？
hozzy中学生のときにディ－プ・パープルとかハードロックとか洋楽の名盤系を聴きはじめて、いろいろ雑誌とかに載ってる名盤を１枚づつレンタルとかで聴いて。はじめに聴いたのは『Nevermind』のほうなんだけど。そのときは個人的なイメージとして冷たい感じがして、あんまり良いなとは思わなくて。で、何年か経ってからいろいろ聴いてみようと思ったときにこっちの『In Utero』聴いてみたら、もっとグシャっとした汚い感じで。気分が沈んでた時期だったんで、カート・コバーンの声がすげえそのときにマッチしすぎて、すごい声だなぁと。破壊力から言ったら、パンテラのアンセルモとかスリップノットとかのほうが声だけならすごいと思うんだけど、もっと魂をひっかくようなこの人の声はすごいなと思って。そこがとくに『In Utero』は伝わってきて。ニルヴァーナのなかで僕はいちばん好きなアルバムですね。










『Never Mind the Bollocks Here&#8217;s the Sex Pistols』（1977年）
SEX PISTOLS


hozzyこれはもうパンクの王様という感じだったので逆にずっと聴いてなかったんですよ。ベタ過ぎて。ある日、高校に行ってたときに、たまたま友だちがラジカセとかで流してたんですよ。ジョン・ライドンの声がかっこいいと思って。そこからミーハーになって写真集まで買って、ページを切り取って、部屋に貼っちゃって（笑）。
藤森やってたね（笑）
hozzyプレイうんぬんというよりも、存在感のかっこよさとか。バンドってそういうかっこよさとかがとにかくすばらしいと。当時の自分にとってはそういうのがかっこよくて。クラッシュとかダムド、パンクってスカスカの音のが多いなかで、他と比べるとこれは良い音だと思ってて。

── ピストルズって思ったよりもへヴィーですよね。この２枚っていまの藍坊主に影響ってありますか？
hozzyう～ん。いまはないかな（笑）。ないです！　

── 初期衝動というかロックが好きになるとかバンドをやりたいっていうような部分ですか？
hozzyそうですね。藍坊主とは別に年に１回くらい遊びでニルヴァーナとかやるんですけど、やっぱり最高ですね（笑）。だからもっと個人的な部分ですね。
藤森単純に、こうしなければいけないとかああいうことしなければいけないという音楽よりも、ガーって感情を出せる音楽が十代のときにあってたような気がしますね。










『WOW WAR TONIGHT』（1995年）
H JUNGLE with T


── ここらの２枚はベースの藤森さんのセレクトで。
藤森最初はテレビで聴いたんですけど、それまで生活の中心は学校の部活だったり、それこそテレビ・ゲームだったりだったのが、この曲を聴いたとたんにゲームソフトにお金を使うんじゃなくて、CDを買いたいと思わせてくれた曲で。このときのテンションはすごかったなと思って。いろんなものを聴いて、音楽自体に慣れてきたというのはあるんでしょうけど、これほど音楽で上がったのは他にないんじゃないかなと思って。

── どのへんが衝撃的でした？
藤森いま思えばいろんな理由があると思うんですけど、とにかくドカンと来た。

── 音楽を熱中して聴き出すきっかけになったと。
藤森そうですね

hozzyまぁ、どこ行っても流れてた曲だよね。買おうと思ったけど、俺はみんなが買ってたから逆に買わなかったけど（笑）。










『JP』（1999年）
クラムボン


── Hジャングルからだと、ここまででそこそこな距離があると思うんですけど。
藤森クラムボンは……一時期、レンタルで、ア行からすべてのアーティストのCDを聴いてみようと思ってやったことがあって。借りていって、たまたま“く”まで来て、ある日に借りたのがくるりとクラムボンだったんですよ。この２枚は「やばい、やばい」って感じで。で、専門学校に入ってからいちばんはじめの１学期の期末テストみたいなやつで、ベースで好きな曲を弾くという課題で、これのなかの曲を弾いたのを憶えてます。そのへんもあって、よく弾きましたね。/br>

── どこが好きでした？
藤森僕たちは、地元が神奈川なんですけど、TVK（テレビ神奈川）を良く観てて。そこで当時ミッシェルとかも出てて、とくにスキップカウズのイマヤス（今泉泰幸）さんが司会をやってた〈ミュージックフリーク〉って番組があって、そこでいろいろバンド見てて。まだマイナーなバンドとかもかっこいいなと思って。でも、そういうなかでもやっぱりクラムボンのメロディのセンスとかがぶっちぎりというか。

── メロディ・センスは音楽を聴く上で重要ですか？
藤森そうですね。他の作用もあるとは思いますけど、メロディ聴いたときの言葉のはまりとかそこも含めての爆発力というか、それは曲の早さとか遅さとか関係なく。
hozzy俺も高校のときに、藤森に教えてもらって、クラムボンとかエゴ・ラッピンとか聴いたかな。俺にとっては当時、ちょっとエゴとか渋かったんですけど、藤森は高校生で朝コーヒー飲みながらエゴ・ラッピン聴いてるとか（笑）。「それ、お前、そういうことやってるって言いたいだけだろ！」って感じで（笑）。でもクラムボンはすげー良くて、何回も聴きましたね。

── 他の好きなものってなんですか？
藤森クラムボンを聴いて以来、いちばんあがったのは……たぶん、これから誰かがあげると思いますが（笑）。ビートルズかな。
 渡辺 あ。
藤森やっぱり。










『The Beatles 1967-1970』(1973年）
The Beatles


── ということで渡辺さんがビートルズっという感じで。
渡辺いわゆる青盤ですね。親から聞いてる話なんですけど、３歳ぐらいのときにYAMAHAの音楽番組でエレクトーンを子供たちが弾いてる番組を見て、自分も「ピアノがやりたい」って言ったらしいんですね。それからピアノをはじめることになったらしいんですけど、一番古い記憶が「ピアノが嫌いだ」って言う記憶で（笑）。親はせっかくだからピアノを続けさせたいというなかで、当時の先生から自分のやりたい曲をもってこいと言われて。父親と相談したら、父親がビートルズが好きで「“Let It Be”をやってみたら？」って言われて。それで弾いてみて、はじめて楽器が楽しいと思ったんですよ。それが小学生４年とか５年とか。その頃、サッカーのJリーグが開幕した頃で、サッカーばっかりやってて、ピアノはまったくさわりたくないという感じだったんですけど。そこから流れが変わって、楽器とか音楽が楽しいと思った最初の１枚という感じですね。

── ミュージシャンになって改めて聴き直すとまたすごかったりしませんか？
渡辺リンゴ・スターのドラムって「やってはいけないことはないんだ」って思わされますね。“Hey Jude”とか、CDではものすごくラウドに叩いてるように聞こえるんですけど、実際自分が叩いてみるとラウドに叩けない。ただやかましいドラムで曲が壊れてしまう。だけど静かに叩いても何かが違う。 優しい曲なんだけど、なんでこんなにどっかんどっかん叩いて成立してるのかな？　とか、そういう曲に対するアプローチが出てくる発想と、それをちゃんと演奏に落とし込めることがやっぱりすごいなと。聴く分にはすごく自然なんだけど、やってみると全然できない。 

── そういう謎が多いバンドですよね。
渡辺あと『ミズカネ』の“氷に似た感応”って曲のイントロのドラムは、もともとhozzyが作ってきたドラムのフレーズと打ち込みの音のリズム・パターンを「ドラムひとりでどうやって再現しようか？」と考えたときに“Come Together”という曲からアプローチの仕方を考えてみたりしましたね。楽器店でドラムセットに組み込めるパーカッションを買ってきたり、とにかくできることはなんでもやってみました。おかげで最近は“できないこと”を考えない思考になってきました。 

── リマスター盤も出たばかりですしね。
藤森いま、まさに僕もドはまってます。ずっと聴いてますね。
hozzy早くやめた方が良いよ。俺はやっと抜け出れたから。ダメだよ、自分が作ってるのがチンケに思えてきちゃうから（笑）。









『転/移　Trans-』(2001年）
榊原大


渡辺榊原大というピアニストの方の作品で、ほとんどの曲がピアノ中心で曲によってストリングスやパーカッション、打ち込みなどが入れ替わりで入ってくるアルバムなんですけど、“Hybrid Dance”という曲だけ生ドラムが入ってて。で、その曲を聴いたときに、はじめてインストの曲ってかっこいいなと思ったんですね。この曲を聴いた頃は高校卒業したくらいで、ドラムでプロになるにはというのを真剣に考えはじめた頃だったんですけど、そもそもその曲を聞いたきっかけというのがこのアルバムの製作に高校の先輩が関わってまして、「このドラムの人凄いよ」という のが始まりで、なのでレコーディングの裏話とかも聞きつつ曲を聴いたこともあって、「こういうことができるのがプロか」という印象を受けて、自分のなかの音楽の教科書みたいな曲じゃないですけど、それ以来なにかあったら必ず聴いてます。

── 自分のミュージシャンとしてのスタート地点的な曲なんですね。
渡辺そうですね。コピーも何回かしてて。大学卒業したあとに、もう１度コピーする機会があって、そのときは完璧にやってみようと。すべて譜面に書きおこして叩いてみたら、それまで気づかなかったことがたくさん見つかったりして、わかればわかるほどこの曲に入ってるドラムの情報量の凄さに気づかされます。




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			<content:encoded><![CDATA[<p>なぜ出会ってしまったのだろう？　ヤツらとの出会いによって人生狂い咲き!?<br />
そんな「ニクイ」やつらをご紹介。<br />
今回は８月24日の“LIQUIDROOM 6th ANNIVERSARY”にて、UNISON SQUARE GARDEN、kamomekamomeと共に出演する、藍坊主が登場。</br><br />
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<li class="title">『In Utero』（1993年）</li>
<li class="artist">NIRVANA</li>
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── <strong>今回はメンバーそれぞれの２枚の計８枚とバンドとしての２枚を選んでもらうというような感じなんですが、まずはヴォーカルのhozzyさんから。</strong><br />
<span>hozzy</span>いまになるといろんなジャンルのものも聴くんですけど。19歳くらいのときに実家を出て、学校に行ってたときって、CDが家に３枚しかなくて（笑）。これと次に出てくるピストルズと、クラッシュのベスト盤かなんかしかなくて。いまぐらいの季節で、部屋にクーラーもなくて、その３枚を聴いてごまかしてた（笑）。パっと思い付くのがこれとピストルズ、何回も聴いてた。</br><br />
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── <strong>ニルヴァーナを知るきっかけは？</strong><br />
<span>hozzy</span>中学生のときにディ－プ・パープルとかハードロックとか洋楽の名盤系を聴きはじめて、いろいろ雑誌とかに載ってる名盤を１枚づつレンタルとかで聴いて。はじめに聴いたのは『Nevermind』のほうなんだけど。そのときは個人的なイメージとして冷たい感じがして、あんまり良いなとは思わなくて。で、何年か経ってからいろいろ聴いてみようと思ったときにこっちの『In Utero』聴いてみたら、もっとグシャっとした汚い感じで。気分が沈んでた時期だったんで、カート・コバーンの声がすげえそのときにマッチしすぎて、すごい声だなぁと。破壊力から言ったら、パンテラのアンセルモとかスリップノットとかのほうが声だけならすごいと思うんだけど、もっと魂をひっかくようなこの人の声はすごいなと思って。そこがとくに『In Utero』は伝わってきて。ニルヴァーナのなかで僕はいちばん好きなアルバムですね。
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<li class="title">『Never Mind the Bollocks Here&#8217;s the Sex Pistols』（1977年）</li>
<li class="artist">SEX PISTOLS</li>
</ul>
<p>
<span>hozzy</span>これはもうパンクの王様という感じだったので逆にずっと聴いてなかったんですよ。ベタ過ぎて。ある日、高校に行ってたときに、たまたま友だちがラジカセとかで流してたんですよ。ジョン・ライドンの声がかっこいいと思って。そこからミーハーになって写真集まで買って、ページを切り取って、部屋に貼っちゃって（笑）。<br />
<span>藤森</span>やってたね（笑）<br />
<span>hozzy</span>プレイうんぬんというよりも、存在感のかっこよさとか。バンドってそういうかっこよさとかがとにかくすばらしいと。当時の自分にとってはそういうのがかっこよくて。クラッシュとかダムド、パンクってスカスカの音のが多いなかで、他と比べるとこれは良い音だと思ってて。</br><br />
</br><br />
── <strong>ピストルズって思ったよりもへヴィーですよね。この２枚っていまの藍坊主に影響ってありますか？</strong><br />
<span>hozzy</span>う～ん。いまはないかな（笑）。ないです！　</br><br />
</br><br />
── <strong>初期衝動というかロックが好きになるとかバンドをやりたいっていうような部分ですか？</strong><br />
<span>hozzy</span>そうですね。藍坊主とは別に年に１回くらい遊びでニルヴァーナとかやるんですけど、やっぱり最高ですね（笑）。だからもっと個人的な部分ですね。<br />
<span>藤森</span>単純に、こうしなければいけないとかああいうことしなければいけないという音楽よりも、ガーって感情を出せる音楽が十代のときにあってたような気がしますね。
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<li class="title">『WOW WAR TONIGHT』（1995年）</li>
<li class="artist">H JUNGLE with T</li>
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── <strong>ここらの２枚はベースの藤森さんのセレクトで。</strong><br />
<span>藤森</span>最初はテレビで聴いたんですけど、それまで生活の中心は学校の部活だったり、それこそテレビ・ゲームだったりだったのが、この曲を聴いたとたんにゲームソフトにお金を使うんじゃなくて、CDを買いたいと思わせてくれた曲で。このときのテンションはすごかったなと思って。いろんなものを聴いて、音楽自体に慣れてきたというのはあるんでしょうけど、これほど音楽で上がったのは他にないんじゃないかなと思って。</br><br />
</br><br />
── <strong>どのへんが衝撃的でした？</strong><br />
<span>藤森</span>いま思えばいろんな理由があると思うんですけど、とにかくドカンと来た。</br><br />
</br><br />
── <strong>音楽を熱中して聴き出すきっかけになったと。</strong><br />
<span>藤森</span>そうですね</br><br />
</br><br />
<span>hozzy</span>まぁ、どこ行っても流れてた曲だよね。買おうと思ったけど、俺はみんなが買ってたから逆に買わなかったけど（笑）。
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<li class="artist">クラムボン</li>
</ul>
<p>
── <strong>Hジャングルからだと、ここまででそこそこな距離があると思うんですけど。</strong><br />
<span>藤森</span>クラムボンは……一時期、レンタルで、ア行からすべてのアーティストのCDを聴いてみようと思ってやったことがあって。借りていって、たまたま“く”まで来て、ある日に借りたのがくるりとクラムボンだったんですよ。この２枚は「やばい、やばい」って感じで。で、専門学校に入ってからいちばんはじめの１学期の期末テストみたいなやつで、ベースで好きな曲を弾くという課題で、これのなかの曲を弾いたのを憶えてます。そのへんもあって、よく弾きましたね。/br><br />
</br><br />
── <strong>どこが好きでした？</strong><br />
<span>藤森</span>僕たちは、地元が神奈川なんですけど、TVK（テレビ神奈川）を良く観てて。そこで当時ミッシェルとかも出てて、とくにスキップカウズのイマヤス（今泉泰幸）さんが司会をやってた〈ミュージックフリーク〉って番組があって、そこでいろいろバンド見てて。まだマイナーなバンドとかもかっこいいなと思って。でも、そういうなかでもやっぱりクラムボンのメロディのセンスとかがぶっちぎりというか。</br><br />
</br><br />
── <strong>メロディ・センスは音楽を聴く上で重要ですか？</strong><br />
<span>藤森</span>そうですね。他の作用もあるとは思いますけど、メロディ聴いたときの言葉のはまりとかそこも含めての爆発力というか、それは曲の早さとか遅さとか関係なく。<br />
<span>hozzy</span>俺も高校のときに、藤森に教えてもらって、クラムボンとかエゴ・ラッピンとか聴いたかな。俺にとっては当時、ちょっとエゴとか渋かったんですけど、藤森は高校生で朝コーヒー飲みながらエゴ・ラッピン聴いてるとか（笑）。「それ、お前、そういうことやってるって言いたいだけだろ！」って感じで（笑）。でもクラムボンはすげー良くて、何回も聴きましたね。</br><br />
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── <strong>他の好きなものってなんですか？</strong><br />
<span>藤森</span>クラムボンを聴いて以来、いちばんあがったのは……たぶん、これから誰かがあげると思いますが（笑）。ビートルズかな。<br />
<span> 渡辺 </span>あ。<br />
<span>藤森</span>やっぱり。
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<p><img border="0" width="1" height="1" src="http://www11.a8.net/0.gif?a8mat=107ME3+6LJZ5E+V5O+HUSFL" alt=""></p>
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<li class="title">『The Beatles 1967-1970』(1973年）</li>
<li class="artist">The Beatles</li>
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── <strong>ということで渡辺さんがビートルズっという感じで。</strong><br />
<span>渡辺</span>いわゆる青盤ですね。親から聞いてる話なんですけど、３歳ぐらいのときにYAMAHAの音楽番組でエレクトーンを子供たちが弾いてる番組を見て、自分も「ピアノがやりたい」って言ったらしいんですね。それからピアノをはじめることになったらしいんですけど、一番古い記憶が「ピアノが嫌いだ」って言う記憶で（笑）。親はせっかくだからピアノを続けさせたいというなかで、当時の先生から自分のやりたい曲をもってこいと言われて。父親と相談したら、父親がビートルズが好きで「“Let It Be”をやってみたら？」って言われて。それで弾いてみて、はじめて楽器が楽しいと思ったんですよ。それが小学生４年とか５年とか。その頃、サッカーのJリーグが開幕した頃で、サッカーばっかりやってて、ピアノはまったくさわりたくないという感じだったんですけど。そこから流れが変わって、楽器とか音楽が楽しいと思った最初の１枚という感じですね。</br><br />
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── <strong>ミュージシャンになって改めて聴き直すとまたすごかったりしませんか？</strong><br />
<span>渡辺</span>リンゴ・スターのドラムって「やってはいけないことはないんだ」って思わされますね。“Hey Jude”とか、CDではものすごくラウドに叩いてるように聞こえるんですけど、実際自分が叩いてみるとラウドに叩けない。ただやかましいドラムで曲が壊れてしまう。だけど静かに叩いても何かが違う。 優しい曲なんだけど、なんでこんなにどっかんどっかん叩いて成立してるのかな？　とか、そういう曲に対するアプローチが出てくる発想と、それをちゃんと演奏に落とし込めることがやっぱりすごいなと。聴く分にはすごく自然なんだけど、やってみると全然できない。 </br><br />
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── <strong>そういう謎が多いバンドですよね。</strong><br />
<span>渡辺</span>あと『ミズカネ』の“氷に似た感応”って曲のイントロのドラムは、もともとhozzyが作ってきたドラムのフレーズと打ち込みの音のリズム・パターンを「ドラムひとりでどうやって再現しようか？」と考えたときに“Come Together”という曲からアプローチの仕方を考えてみたりしましたね。楽器店でドラムセットに組み込めるパーカッションを買ってきたり、とにかくできることはなんでもやってみました。おかげで最近は“できないこと”を考えない思考になってきました。 </br><br />
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── <strong>リマスター盤も出たばかりですしね。</strong><br />
<span>藤森</span>いま、まさに僕もドはまってます。ずっと聴いてますね。<br />
<span>hozzy</span>早くやめた方が良いよ。俺はやっと抜け出れたから。ダメだよ、自分が作ってるのがチンケに思えてきちゃうから（笑）。</p>
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<li class="title">『転/移　Trans-』(2001年）</li>
<li class="artist">榊原大</li>
</ul>
<p>
<span>渡辺</span>榊原大というピアニストの方の作品で、ほとんどの曲がピアノ中心で曲によってストリングスやパーカッション、打ち込みなどが入れ替わりで入ってくるアルバムなんですけど、“Hybrid Dance”という曲だけ生ドラムが入ってて。で、その曲を聴いたときに、はじめてインストの曲ってかっこいいなと思ったんですね。この曲を聴いた頃は高校卒業したくらいで、ドラムでプロになるにはというのを真剣に考えはじめた頃だったんですけど、そもそもその曲を聞いたきっかけというのがこのアルバムの製作に高校の先輩が関わってまして、「このドラムの人凄いよ」という のが始まりで、なのでレコーディングの裏話とかも聞きつつ曲を聴いたこともあって、「こういうことができるのがプロか」という印象を受けて、自分のなかの音楽の教科書みたいな曲じゃないですけど、それ以来なにかあったら必ず聴いてます。</br><br />
</br><br />
── <strong>自分のミュージシャンとしてのスタート地点的な曲なんですね。</strong><br />
<span>渡辺</span>そうですね。コピーも何回かしてて。大学卒業したあとに、もう１度コピーする機会があって、そのときは完璧にやってみようと。すべて譜面に書きおこして叩いてみたら、それまで気づかなかったことがたくさん見つかったりして、わかればわかるほどこの曲に入ってるドラムの情報量の凄さに気づかされます。
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		<title>曽我部恵一</title>
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		<pubDate>Tue, 16 Mar 2010 03:00:15 +0000</pubDate>
		<dc:creator>liquidroom</dc:creator>
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		<description><![CDATA[




	Keep on Movin !（1989年）
	SOUL II SOUL

曽我部これは出たときにインパクトあった。グラウンド・ビートのこのビート感ってそれまでなかったですからねぇ。プロデューサーのネリー・フーパーと重要なのはドラムの（屋敷）豪太さんだと思う。

── 80年代の終わりとか90年前後はダンス・ミュージックを聴いてたってことですか？

曽我部この辺りからだったと思う。それまではパンクやロックだったから。それまでクラブ・ミュージックというと、M/A/R/SとかUKのアシッド・ハウスみたいなのが入ってきてたけど、ちょっと田舎の高校生にはおもしろかったんだけどイルな感じに聴こえて。これは、なんかソウルっぽかったから良かったのかも。でも自分が好きで聴いてたアレサ・フランクリンみたいな歌ものと違うからすごい新鮮だった。ある意味でニューウェイヴ的だったけど、ソウル的でもあったし。で、この頃からいわゆるマンチェスター系とかもそうだけど、グラウンド・ビートとかヒップホップのリズムを取り入れて、BPMを上げて、上はギター、みたいなのが山のように出てきてて。そういうのをすごい聴いてた。これに近い感じだとストーン・ローゼスかな。彼らもドラムがブレイクビーツなんですよね。“Fool&#8217;s Gold”とかもろですけど。メロディは奇麗で、ロック・バンドなんだけど、ループさせちゃうのが普通になって。ソウルIIソウルは音数の少なさにやられたっていうのはあるかな。

── この辺の音ではじめの衝撃度とか代表的なところを言うとこのソウル II ソウルになると。

曽我部あとはノーマン（クック）のやってたビーツ・インターナショナルのファースト（『Let Them Eat Bingo』）かな。ビーツ・インターナショナルはもっとポップな感じというか。あとヒップホップも、デ・ラ・ソウルとかよく聴いてた。それより前のランDMCもリアルタイムではあったんですけど、僕はハマらなかったんですよ。ソウル II ソウルとかアメリカだとデ・ラ・ソウルとかATCQのありかたのほうが好きだったから。そこでサンプリングとかヒップホップに興味を持っていったというか。デ・ラ・ソウルはビートルズみたいな感覚で聴いてた。いま聴くとランDMCとかオールドスクールのひとたちもかっこいいんだけど。

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曽我部マーティン・デニーはすごい影響受けてると思うんですけど……なんですかねぇ（笑）。鳥の鳴き声とかを人の声でやったりしてて。アンビエントの元祖というか。「なぜ音楽に鳥の鳴き声が入ってこなければいけないのか」というのが結構重要だと思ってて。リスニング・ルームなり、ライヴ会場とかクラブで、南国の熱帯雨林にいるかのような疑似体験を求めるという音楽。なんか変な魅力がありましたね。もちろんいろんな音楽を聴き出した後に知ったんですけど。これで50年代でしょ？　KLF『Chill Out』の30年以上とか前でしょ？　ものすごいぶっ飛んだことだと思うんですよ。

── 感情とも違う、空気感みたいなものを音楽で表現するっていう発想ですよね。

曽我部そう。あと音数も少なくて、ミニマルまでいかないんだけど、ミニマル的だったり、チル・アウト的だったりする音楽がこの時代の人たちになんで必要だったのか気になるんですよ。すごい好きです。

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曽我部これはリアルタイム。「ベストヒットUSA」を観て、まず好きになったバンド。先輩に録音してもらったカセット・テープをずっと聴いてましたね。めっちゃ好きだった！　『音楽専科』とかも読んでたし。

── 洋楽を聴きはじめたきっかけというか、いわば青春の音ですね。

曽我部そう、きっかけ。青春だね。ボーイ・ジョージのあの甘いヴォーカルが最高っすね。いまだに好きっすね。

── ソウルとかレゲエとか、実はいろんな音楽性が詰まってるバンドだったりしますよね。

曽我部12インチの後半でダブ・ヴァージョンやったり。モータウンだったりもするしね。ワム！が当時、カルチャー・クラブがやってたことをよりマスな感じで展開してたんだけど、そっちは俺ピンとこなかったなぁ。ここで挙げたのはファーストですけど、俺が完全にリアルタイムでハマったのはセカンドの『Colour By Numbers』かな。ここにつながっていくのはやっぱりザ・クラッシュかな。（セックス）ピストルズも好きで、いちばんガツンと来たのはピストルズなんですよ。聴いたのはもちろん後追いで中１とか中２、84年ぐらいかな。先輩がカセットを貸してくれたんだか、コピーしてくれて。腰抜かすぐらいかっこいいと思ったんですよ。白っぽいソニーのハイポジションのテープだった気がする（笑）。結局はあれ以上に衝撃受けた音楽はないかも。なにがすごいって、音楽は「がんばろうぜ」とか「ハッピー」とか、ポジティヴな方向になにか救われるために聴く音楽が多いと思うんだけど、ピストルズは嫌がらせっていうか嫌な笑い声というか。全世界を馬鹿にしたような嫌な音楽で、でもそれがエネルギーになって半端無いなと思って。まさに中学生の自分が求めてたものなんですよね。ピストルズを聴いてなかったら、ここまでのめり込むほど音楽＝自分になってなかったかも。中学生とかって、世の中全体に対してファックっていう感じじゃない？　そのときザ・クラッシュは「明日に向かって」みたいな部分があって、すごくダサイなと思ってたんですよ。でも聴くと良くて。だからコッソリ聴いてた（笑）。この頃にブルーハーツとか出て来て「人にやさしく」も買ってたんだけど、ザ・クラッシュと同じ様な微妙な気持ちで聴いてましたね。あまり人に言えないというか。

── 中学生の思い込みというか（笑）。

曽我部後から聴いても両方良いんだけど。

── でも、ピストルズやザ・クラッシュもカルチャー・クラブが無ければ、そこまでたどり着けなかった部分はあると。

曽我部そうっすね。

商品詳細はこちらから






	コミック雑誌なんかいらない（DVD／1986年）
	内田裕也（監督／主演）

曽我部最近好きなのが内田裕也さんで。

── オッ！　裕也さんきてますか。

曽我部裕也さんのあり方は無茶苦茶好きですね。俺ね、リアルタイムで裕也さんに衝撃を受けたのは映画『コミック雑誌なんかいらない』なんですよ。とにかく、あのロス疑惑の三浦和義さんにお茶をかけられるシーンが衝撃的で。あの映画ってなんなのかわからなくて（笑）。内田裕也さんはもちろん知ってたんだけど、映画なのか、なんなのかわからなくて。少し前に、九州の映画館で自分の好きな映画を上映して良いっていうイヴェントがあって、その時に『コミック雑誌』を上映してもらったんですよ。ひさしぶりにスクリーンで見たのね。でも、いまだになんだかわからない（笑）。普通の人がマスコミとか権力にアンチを唱えるのと、どう考えても角度が違うんですよ。普通だったら相対するアンチなものの構造が見えるんだけど、裕也さんがやるとわからなくなる（笑）。でも観た後は、ただ裕也さんていうものが残るだけで。

── あの存在感はすごいですよね。

曽我部一筋縄ではいかな過ぎるメッセージ性とか「結局言いたかったのはなんだったんだっけ？」っていうね。でも音楽はつまらないんですよ。でも聴かせてしまう存在感があるというか。よくわからない人ですよね。謎なんだけど、とにかくすごいですよね。求心力とか。やっぱり『コミック雑誌』が好きかなぁ。

── 最近、DVDが廉価版で出ましたしね。

曽我部出たんだ！　キナメリ。買おう！

── 出ましたね。

曽我部キッズはあれと『ゆきゆきて神軍』を２本立てで観るべきだね。確実に人生狂うと思う、翌日から人間が変わると思う（笑）。僕もライヴで“コミック雑誌なんかいらない”カヴァーしたこともありますよ。でも、アレもパンタさんの曲なんだよね（笑）。

── ほぼ裕也さんの曲になってますけどね。直接お会いしたことはないんですか？

曽我部ないよ。会ったことあったら大変だよ（笑）。

── オノ・ヨーコさんのジョン・レノン音楽祭とかでは？

曽我部そうだ、いらっしゃいましたね。そういう意味ではちょろっとはお会いしてますね。すごい格好良かったですよ。リハーサルやってるときに急に演説みたいなのはじめちゃって。「内田裕也です！」って、自分とヨーコさんとの関係性をしゃべりはじめて。出演者とかみんなキョトンとしてたら「そんなわけでみんなよろしく！　リハやろう！」って。「なんなんだろう？」と思って（笑）。

── 良い話ですね（笑）。

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			<content:encoded><![CDATA[<div class="inner clfx">
<p class="jkt"><img src="http://diskunion.net/images/jacket/XAT-1245300084.jpg" alt="" /></p>

<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
	<li class="title">Keep on Movin !（1989年）</li>
	<li class="artist">SOUL II SOUL</li>
</ul>
<span>曽我部</span>これは出たときにインパクトあった。グラウンド・ビートのこのビート感ってそれまでなかったですからねぇ。プロデューサーのネリー・フーパーと重要なのはドラムの（屋敷）豪太さんだと思う。<br />
<br />
── <strong>80年代の終わりとか90年前後はダンス・ミュージックを聴いてたってことですか？</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>この辺りからだったと思う。それまではパンクやロックだったから。それまでクラブ・ミュージックというと、M/A/R/SとかUKのアシッド・ハウスみたいなのが入ってきてたけど、ちょっと田舎の高校生にはおもしろかったんだけどイルな感じに聴こえて。これは、なんかソウルっぽかったから良かったのかも。でも自分が好きで聴いてたアレサ・フランクリンみたいな歌ものと違うからすごい新鮮だった。ある意味でニューウェイヴ的だったけど、ソウル的でもあったし。で、この頃からいわゆるマンチェスター系とかもそうだけど、グラウンド・ビートとかヒップホップのリズムを取り入れて、BPMを上げて、上はギター、みたいなのが山のように出てきてて。そういうのをすごい聴いてた。これに近い感じだとストーン・ローゼスかな。彼らもドラムがブレイクビーツなんですよね。“Fool&#8217;s Gold”とかもろですけど。メロディは奇麗で、ロック・バンドなんだけど、ループさせちゃうのが普通になって。ソウルIIソウルは音数の少なさにやられたっていうのはあるかな。<br />
<br />
── <strong>この辺の音ではじめの衝撃度とか代表的なところを言うとこのソウル II ソウルになると。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>あとはノーマン（クック）のやってたビーツ・インターナショナルのファースト（『Let Them Eat Bingo』）かな。ビーツ・インターナショナルはもっとポップな感じというか。あとヒップホップも、デ・ラ・ソウルとかよく聴いてた。それより前のランDMCもリアルタイムではあったんですけど、僕はハマらなかったんですよ。ソウル II ソウルとかアメリカだとデ・ラ・ソウルとかATCQのありかたのほうが好きだったから。そこでサンプリングとかヒップホップに興味を持っていったというか。デ・ラ・ソウルはビートルズみたいな感覚で聴いてた。いま聴くとランDMCとかオールドスクールのひとたちもかっこいいんだけど。<br />
<br />
<a href="http://diskunion.net/portal/ct/detail/XAT-1245300084">商品詳細はこちらから</a></div>
</div>
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<p class="jkt"><img src="http://diskunion.net/images/jacket/0412RK130.jpg" alt="" /></p>

<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
	<li class="title">Exotica（1958年）</li>
	<li class="artist">MARTIN DENNY</li>
</ul>
<span>曽我部</span>マーティン・デニーはすごい影響受けてると思うんですけど……なんですかねぇ（笑）。鳥の鳴き声とかを人の声でやったりしてて。アンビエントの元祖というか。「なぜ音楽に鳥の鳴き声が入ってこなければいけないのか」というのが結構重要だと思ってて。リスニング・ルームなり、ライヴ会場とかクラブで、南国の熱帯雨林にいるかのような疑似体験を求めるという音楽。なんか変な魅力がありましたね。もちろんいろんな音楽を聴き出した後に知ったんですけど。これで50年代でしょ？　KLF『Chill Out』の30年以上とか前でしょ？　ものすごいぶっ飛んだことだと思うんですよ。<br />
<br />
── <strong>感情とも違う、空気感みたいなものを音楽で表現するっていう発想ですよね。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>そう。あと音数も少なくて、ミニマルまでいかないんだけど、ミニマル的だったり、チル・アウト的だったりする音楽がこの時代の人たちになんで必要だったのか気になるんですよ。すごい好きです。<br />
<br />
<a href="http://diskunion.net/portal/ct/detail/0412RK130">商品詳細はこちらから</a></div>
</div>
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<p class="jkt"><img src="http://diskunion.net/images/jacket/0413RK8712.jpg" alt="" /></p>

<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
	<li class="title">Kissing To Be Clever（1982年）</li>
	<li class="artist">CULTURE CLUB</li>
</ul>
<span>曽我部</span>これはリアルタイム。「ベストヒットUSA」を観て、まず好きになったバンド。先輩に録音してもらったカセット・テープをずっと聴いてましたね。めっちゃ好きだった！　『音楽専科』とかも読んでたし。<br />
<br />
── <strong>洋楽を聴きはじめたきっかけというか、いわば青春の音ですね。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>そう、きっかけ。青春だね。ボーイ・ジョージのあの甘いヴォーカルが最高っすね。いまだに好きっすね。<br />
<br />
── <strong>ソウルとかレゲエとか、実はいろんな音楽性が詰まってるバンドだったりしますよね。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>12インチの後半でダブ・ヴァージョンやったり。モータウンだったりもするしね。ワム！が当時、カルチャー・クラブがやってたことをよりマスな感じで展開してたんだけど、そっちは俺ピンとこなかったなぁ。ここで挙げたのはファーストですけど、俺が完全にリアルタイムでハマったのはセカンドの『Colour By Numbers』かな。ここにつながっていくのはやっぱりザ・クラッシュかな。（セックス）ピストルズも好きで、いちばんガツンと来たのはピストルズなんですよ。聴いたのはもちろん後追いで中１とか中２、84年ぐらいかな。先輩がカセットを貸してくれたんだか、コピーしてくれて。腰抜かすぐらいかっこいいと思ったんですよ。白っぽいソニーのハイポジションのテープだった気がする（笑）。結局はあれ以上に衝撃受けた音楽はないかも。なにがすごいって、音楽は「がんばろうぜ」とか「ハッピー」とか、ポジティヴな方向になにか救われるために聴く音楽が多いと思うんだけど、ピストルズは嫌がらせっていうか嫌な笑い声というか。全世界を馬鹿にしたような嫌な音楽で、でもそれがエネルギーになって半端無いなと思って。まさに中学生の自分が求めてたものなんですよね。ピストルズを聴いてなかったら、ここまでのめり込むほど音楽＝自分になってなかったかも。中学生とかって、世の中全体に対してファックっていう感じじゃない？　そのときザ・クラッシュは「明日に向かって」みたいな部分があって、すごくダサイなと思ってたんですよ。でも聴くと良くて。だからコッソリ聴いてた（笑）。この頃にブルーハーツとか出て来て「人にやさしく」も買ってたんだけど、ザ・クラッシュと同じ様な微妙な気持ちで聴いてましたね。あまり人に言えないというか。<br />
<br />
── <strong>中学生の思い込みというか（笑）。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>後から聴いても両方良いんだけど。<br />
<br />
── <strong>でも、ピストルズやザ・クラッシュもカルチャー・クラブが無ければ、そこまでたどり着けなかった部分はあると。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>そうっすね。<br />
<br />
<a href="http://diskunion.net/portal/ct/detail/0413RK8712">商品詳細はこちらから</a></div>
</div>
<div class="inner clfx">
<p class="jkt"><img src="http://ec3.images-amazon.com/images/I/51httKj1aQL._SL500_AA240_.jpg" alt="" /></p>

<div class="comment">
<ul class="titleinfo clfx">
	<li class="title">コミック雑誌なんかいらない（DVD／1986年）</li>
	<li class="artist">内田裕也（監督／主演）</li>
</ul>
<span>曽我部</span>最近好きなのが内田裕也さんで。<br />
<br />
── <strong>オッ！　裕也さんきてますか。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>裕也さんのあり方は無茶苦茶好きですね。俺ね、リアルタイムで裕也さんに衝撃を受けたのは映画『コミック雑誌なんかいらない』なんですよ。とにかく、あのロス疑惑の三浦和義さんにお茶をかけられるシーンが衝撃的で。あの映画ってなんなのかわからなくて（笑）。内田裕也さんはもちろん知ってたんだけど、映画なのか、なんなのかわからなくて。少し前に、九州の映画館で自分の好きな映画を上映して良いっていうイヴェントがあって、その時に『コミック雑誌』を上映してもらったんですよ。ひさしぶりにスクリーンで見たのね。でも、いまだになんだかわからない（笑）。普通の人がマスコミとか権力にアンチを唱えるのと、どう考えても角度が違うんですよ。普通だったら相対するアンチなものの構造が見えるんだけど、裕也さんがやるとわからなくなる（笑）。でも観た後は、ただ裕也さんていうものが残るだけで。<br />
<br />
── <strong>あの存在感はすごいですよね。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>一筋縄ではいかな過ぎるメッセージ性とか「結局言いたかったのはなんだったんだっけ？」っていうね。でも音楽はつまらないんですよ。でも聴かせてしまう存在感があるというか。よくわからない人ですよね。謎なんだけど、とにかくすごいですよね。求心力とか。やっぱり『コミック雑誌』が好きかなぁ。<br />
<br />
── <strong>最近、DVDが廉価版で出ましたしね。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>出たんだ！　キナメリ。買おう！<br />
<br />
── <strong>出ましたね。</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>キッズはあれと『ゆきゆきて神軍』を２本立てで観るべきだね。確実に人生狂うと思う、翌日から人間が変わると思う（笑）。僕もライヴで“コミック雑誌なんかいらない”カヴァーしたこともありますよ。でも、アレもパンタさんの曲なんだよね（笑）。<br />
<br />
── <strong>ほぼ裕也さんの曲になってますけどね。直接お会いしたことはないんですか？</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>ないよ。会ったことあったら大変だよ（笑）。<br />
<br />
── <strong>オノ・ヨーコさんのジョン・レノン音楽祭とかでは？</strong><br />
<br />
<span>曽我部</span>そうだ、いらっしゃいましたね。そういう意味ではちょろっとはお会いしてますね。すごい格好良かったですよ。リハーサルやってるときに急に演説みたいなのはじめちゃって。「内田裕也です！」って、自分とヨーコさんとの関係性をしゃべりはじめて。出演者とかみんなキョトンとしてたら「そんなわけでみんなよろしく！　リハやろう！」って。「なんなんだろう？」と思って（笑）。<br />
<br />
── <strong>良い話ですね（笑）。</strong></div><br />
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</div>]]></content:encoded>
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		<title>柴田一郎（ゆらゆら帝国）</title>
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		<pubDate>Tue, 08 Jul 2008 09:37:48 +0000</pubDate>
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		<title>亀川千代（ゆらゆら帝国）</title>
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		<pubDate>Wed, 02 Jul 2008 09:24:20 +0000</pubDate>
		<dc:creator>admin</dc:creator>
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		<title>坂本慎太郎（ゆらゆら帝国）</title>
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		<pubDate>Tue, 24 Jun 2008 09:05:58 +0000</pubDate>
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		<title>YOJI -Formerly Known As Yoji Biomehanika-(HELLHOUSE RECORDINGS)</title>
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		<pubDate>Tue, 15 Apr 2008 08:23:47 +0000</pubDate>
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		<title>Todd Terje（OSLO/NORWAY）</title>
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		<pubDate>Wed, 01 Aug 2007 08:12:39 +0000</pubDate>
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		<title>ピエール瀧（電気グルーヴ）</title>
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		<pubDate>Fri, 20 Apr 2007 07:36:31 +0000</pubDate>
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		<title>アニ（スチャダラパー）</title>
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		<pubDate>Wed, 18 Oct 2006 12:13:40 +0000</pubDate>
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