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YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA~Laugh &Peace 2011~ WONDER MUSIC SPECIAL

YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO partnership with GEORGIA~Laugh &Peace 2011~ WONDER MUSIC SPECIAL

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この世には笑いと音楽が満ちあふれている

8月7日(日)~8月13日(土)、山手線全駅などでイヴェントを行う『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』が開催。豪華アーティスト達の演奏はもちろん、吉本芸人達が音楽ライブに挑戦し、普段なかなか見られない姿を楽しめるという笑いと音楽のコラボレーション。それが『YOSHIMOTO WONDER CAMP TOKYO』だ。ここ恵比寿LIQUIDROOMで『WONDER MUSIC SPECIAL』というイヴェント名で行われた。出演者が多いため少しずつになりますが紹介していきます。とその前にライヴの流れを少し説明すると、アーティスト、芸人達のライブが終わると全体のMC担当の「フットボールアワー」、「桜 稲垣早希」の3人笑いを交えたインタビヴューをしてその後次のアーティストがライブをするという流れ。

 トップバッターを飾ったのは“ROOKiEZ is PUNK’D”。ラップあり、振り付けあり、スピード感あふれるロックチューンを中心に3曲披露してくれた。MCでも「今日は最後まで楽しんでいきましょう!」とトップバッターにふさわしい存在感のあるライブでした。インタビューで桜 稲垣早希に「迫力のライブを見て、もうちびっちゃいました」と言わせるほどのライブ!
 2番目は“NEEKO”。自信のブランドである”SHAMPOOOOO”を身にまとい全身ピンクというド派手な格好で登場。そしてあの甲高い声、ド派手なテンション。歌った曲はパンクバージョンの”となりのトトロ”とオリジナルの曲を熱唱。途中ステージを走りまわったり、とにかくすごいインパクトでした。
 3番目は“椿鬼奴+レイザーラモンRG”。待ってましたといわんばかりの声援。そして曲はもちろんバービー・ボーイズの“目を閉じておいでよ”! しかしなんと1曲で終了。でも満足げな2人。「もっと」といった感じの観客との、そのギャップもなかなか。
 4番目は“渡辺直美+斉藤慎二(ジャングルポケット)”。はじまる前に「いまからお見せするのは、ド下ネタです。下ネタ嫌いな人はお引き取り下さい。」と。本当にド下ネタでした。はっきり言って書ける内容ではありません(笑)。テレビじゃ見られないネタ! そんな一面も見られるのもこういったイヴェントの醍醐味かも(笑)。
 5番目は“音速ライン”。下ネタの雰囲気を一瞬にして吹き飛ばし、ここがライブハウスだったんだと再確認させてくれる圧巻のライブでした。どの曲も夏を感じさせてくれる曲構成になっていた。さすが音速ラインと思わせるライブでした。
 6番目は“AFRA”。ひとりで、声だけで構成するドラム、ベース、DJ、歌の“ヒューマンビートボックス”。完成度が高すぎて逆に仕組みがわからない。圧巻。鳥肌が立ちました。そしてまさかのRG乱入。2人だけで女子十二楽坊の「自由」を披露。案外RGがうまくて……。 
 7番目は“井上裕介(NON STYLE)[Day of legend]”。「みんな今日は俺と一緒に夢を見ようぜー!」と張り切って登場。いやー、なりきってました。途中お客さんに手を振り、投げキッス。「きゃーー!!」と叫ぶお客さん。終始曲に入りきって熱唱してました。MCの3人は汗が飛ぶたびイラッと。「井上は痛いとかじゃない。激痛や。」と言われ放題でした。
 8番目は“藤森慎吾(オリエンタルラジオ)+あやまんJAPAN”。いま最も勢いのある4人でしょう。もちろんお客さんもテンション高かった。「今日はお集りいただきサンキューでーす!」と藤森。ちょいちょいはさむ「君かわうぃーねー」! あやまんJAPANはもちろん終始下ネタです。その日発売の「夏あげモーション」も披露。盛り上がったあやまん監督が自分のパンツを脱いでタオルのように振り回す。セクシー! この曲面白いなー。
 9番目は“きゃりーぱみゅぱみゅ”。このぱみゅぱみゅはサバンナ八木の680ある中の1つのギャグ「ぱみゅ」から来てると告白。しかし本人には許可を取ってない為、許可をもらうべく“サバンナ八木”となぜか“なかやまきんに君”が登場。きゃりーぱみゅぱみゅ自信の曲「PONPONPON」をDJとして流し、その曲間に八木となかやまきんに君がギャグをかます。八木さん冴えてましたー。きんに君いい感じに滑ってました(笑)。
 10番目は“かりゆし58”。ゆっくりとやさしいサウンドが会場が包み込む。少ししゃがれた声。でもその声が胸にしみる。そしてストレートな歌詞。あたたかい。夕日が似合うアーティスト。3曲目の”さよなら”、ただただ聞き入ってしまった。
 11番目は大トリ“キマグレン”。今や夏といえばキマグレン。アコギ1本と2人の声だけとは思えない圧力と説得力。ラップとうた声がきれいに混ざり合う。そして代表曲”LIFE”を披露。長丁場なライブにも関わらずお客さんのテンションもすごい。なんとも熱い、暑いライブでした。
 なんとも豪華なメンバーがそろったイヴェントだ。3時間半のライブで長いと思いきや、それを全く感じさせない流れと、笑いを与えれくれたMCの3人には脱帽だ。あるようでなかなかないお笑いと音楽のコラボ。笑いと音楽、娯楽、癒し、興奮、楽しくないはずがない。まるでディズニーランドのような夢のイヴェント。この世には笑いと音楽が満ちあふれている。
(安藤洸希)
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