FEATURE

INTERVIEW

WWMM インタビュー

WWMM インタビュー

twitter facebook

12/20(日) に開催されるミツメ主催のイヴェントについての対談インタビュー

約2ヶ月前に開催がアナウンスされた、ミツメ主催のイヴェント「WWMM」。当初は、12月20日(日)、恵比寿LIQUIDROOMとLIQUID LOFTの2会場にて、14時開場という日時と場所、さらに前売り特典としてライヴCD『mitsume archives vol.0』がプレゼントされることを除き、詳細については一切明かされていなかったが、本日ミツメ以外の出演者が一斉に公開となった。

LIQUIDROOMの出演者は、ライヴにミツメ、Buffalo Daughter、group_inou、シャムキャッツ、ザ・なつやすみバンド、そしてDJでCOMPUMAとMINODA。LIQUID LOFTでは、mmm、PunPunCircle、嫁入りランド、ナインティーンがライヴをし、さらにミツメdee☆jaysとG-boysがDJを担う。

今回は、ミツメの川辺素、ナカヤーンに加え、ミツメのデザイン周りをバンド初期よりサポートする2人――WWMMでもイベントロゴおよびWebデザインを手がけた関山雄太、フライヤーの写真を撮影したトヤマタクロウを招き、WWMM記念対談を実施。3年ぶりとなるバンド自主企画へと向かった2015年の意識変化や出演バンドへの想い、さらにこの日にその片鱗を観られるであろうバンドの新モードについて語ってもらった。まずは誰もが気になっているであろう1点から。

── WWMMとはどう読んだらいいのでしょう?

川辺素(以下、川辺)そこですよね(笑)。

ナカヤーン(以下、ナカ)これは〈ワクワクミツメまつり〉と読むんです。

── え、、、

川辺ってなりますよね(笑)。

ナカタイトルが本当に決まらなかったんですよ。そこで、僕がなんとなく”ワクワクミツメまつり”と提案した。みんなは「えー」と言ってたんだけど、誰も他に案を出さないから、定着してしまったんです……。A&Rのタッツ(仲原達彦)も後押ししてくれてそのまま確定しちゃった。

川辺〈ワクワク〉でイベントの雰囲気が伝わるし、〈まつり〉でイヴェントが2マンとか3マンではなく多く出演者がいることを伝えられるし、さらに〈ミツメ〉が入ることで誰が主催なのかもわかるし、完璧なネーミングで(笑)。

── 関山さんとトヤマさんは名前にはどう思われましたか?

関山雄太(以下、関山)マジかー!って。

トヤマタクロウ(以下、トヤマ)ミツメはタイトル決めるのが、すごく苦手なんですよ。

ナカミツメの初企画が〈Winter Night Recordings〉っていうわりとかっちりしたコンセプトもあるタイトルだったんです。

川辺その時は、レコーディングスという名前のとおり、出演してくれたバンドの演奏を全部録音したんです。

ナカでも、今回はレコーディングという規模でもないし、だから一体なんでこうなったのかな(笑)

川辺フェスっていうのも、ちょっと違うしね、そう考えると〈ワクワクミツメまつり〉は最適な言葉じゃないかなと。

── 12月末に主催のイヴェントをやること自体は、いつ頃から構想されてたんですか?

ナカそれは相当前からですね。“めまい”のツアー(6~7月)の時には考えてました。

── 川辺さんが書いたWWMMに寄せての文章には( http://mitsume.me/wwmm/#kawabe )、バンドにとって2015年と2016年のクロスポイントになるようなイベントというニュアンスがありましたけど、そもそも2015年はどういう動きをしようと思っていたのですか?

川辺2015年は“めまい”を出してすぐアルバムは出さないだろうなとは思ってました。そうなると普段の活動はライブ中心になるので、2015年はライヴに集中して、そこで良いものをできるようになろうと思いながら活動していました。

ナカ“めまい”のツアーでは、曲間をつなげてやってみたり、ちょっと肉体的な感じを出そうとしたんです。そうやってがんばっていった結果、演奏に自信がつきました。

── メンバー以外のお2人から見て、バンドとしてライヴ力が上がっていった印象はありましたか?

トヤマうん、ありましたね。僕が一番思ったのは、MC力が上がったなと。

一同MC(笑)

トヤマ前よりもお客さんが笑ってましたね。“めまい”のツアーはワンマンじゃなくて対バンでのツアーだったけど、お客さんはミツメのMCで一番笑ってました。

── それはWWMMでも期待が持てますね(笑)。MCがうまくなってきた以外で、なにか思うことはありました?

トヤマうーん。

関山特に……(笑)。ライブが凄いとはもともと思っていたし。

── では、ライブバンドとしてパワーを増していった2015年の集大成がWWMMにあると。

川辺そうですね。ただたくさんの人に観てもらうのも良いなと思うんですけど、共演バンドも身近な人で、ホームじゃないですけど、そういう環境かつ好きな場所で観てもらう機会が年末にあればいいなとは思ってました。

ナカこのイヴェントはずっと続けていきたいなと思っています。ミツメは3年前に1回企画をやっただけでその後はやっていなくて、わりと自分たちの仲間内での活動に集中していたのですが、そろそろ沢山の人の力を借りつつ主催という形で大きなイベントをやるのもいいかと思ったので。

── なるほど。でも、仲間内で閉じてという見せ方も意識的だったんじゃないですか?

ナカ自然とそうなりました。

一同ハハハ(笑)。

関山見せ方じゃないし!性格(笑)。 

── デザイン・チームのお2人は、外からの見え方を意識してミツメを見ている立場だとは思うんですけど、その4人ならではの閉じた感じをアピールしていこうという意識はありました?

トヤマ僕は初期のころからずっと一緒にいるけれど、4人が全部同じに見えちゃうことが昔から度々あったんです。そこをどうにかしたいなというのがあり、アー写やジャケットではどうすれば違いを引き出せるか考えてやってはいますね。

関山よく似た4人のそれぞれの個性は、徐々に魅力になってきているとは思います。

── バンドとしても独立した存在でいることは大切にされてたんじゃないですか?

川辺コラボレーションしていこうみたいな意識は薄いですね。他の人たちと要素を合わせていって良いものを作るということには積極的ではない。どっちかというとちゃんとコミュニケーションをとれている人や、向いてる方向が一緒の人となにかを作って行くというほうが好きです。そこはずっとちゃんとできていたんで、特別に活動の輪を広げるきっかけを作るようなことを企画しようと思うことがが無いまま活動して来たんです。だから、今回も初対面の人と一緒に盛り上がるイベントをやりますというよりは、いままでやってきたなかで同じ方向を向いているなと思える人たちをお誘いしました。

ナカ共感や尊敬できる人を誘いましたね。

── では、ちょうどこのインタヴューがアップされるタイミングで公開されたWWMMの出演バンドの話を聞かせてください。まずはBuffalo Daughter。

ナカキャリア的には大先輩にあたるバンドですけど、出演頂けたら最高だとメンバー全員が一致したんです。

川辺高校生のときからカッコイイなと思って聴いていたんです。山本ムーグさんの哲学や考え方にはすごく影響されてますね。音楽が素晴らしいことはもちろんですが、アートワークやデザインの部分が細部まで考えられているところからも活動に対しての妥協の無さが伝わってきます。サウンドからドメスィックな表現ではないと感じますが実際に海外に行って活動していることなど、多くの点でリスペクトしていますし、それらは僕らの活動のスタンスのお手本にもなっています。

── 続いてgroup_inou。彼らとも繋がりがあったのでしょうか?

川辺僕らは初のワンマンがO-nestでとてもお世話になっているんですが、彼らもnestと関わりが深くて店長の岸本さんを通じて仲良くなった、よく相談に乗ってくれるお兄ちゃん的な存在なんですよ。自分たちの企画でもミツメを誘ってくれました。

ナカイノウのMVが出るたびに、バンドみんなで観てますね。

川辺自分たちが主導して活動の場をどんどん広げていっていて本当に尊敬しています。

── 音の質感そのものが特徴的で、トラックのキックの音だけ聴いても彼らだとわかるユニットだと思うんですけど、サウンド面で特に面白いと思っているポイントは?

川辺イノウのサウンドとしか言いようが無いので難しいですが、変化はしつつも不自由さを感じるような制限されたフォーマットのなかでストイックにやり続けている美学がありますよね。そうやってやりこむことで生まれるものものを突き詰めているんだろうなと思います。

── では、シャムキャッツ。昨年彼らが主催した〈EASY〉にはミツメも出演されていました。

川辺1回目のトップバッターという形で出演させていただきました。出会いはもう結構前になるんですが、アルバム“はしけ”を聴いてファンになって2011年まだ全然バンドの知り合いも居ないなかで共演して声をかけてくれてそこからずっとお世話になってます。年齢的には僕らの2つ上で、彼らが自分たちの常に先のところにいて新しいアイデアを持って活動しているのを見て、自分たちの活動を考えています。勝ち負けではないですけど、いつも気にせずにはいられない存在です。

── LIQUIDROOMの最後の一組、ザ・なつやすみバンドは、メンバーの中川理沙さん、村野瑞希さんがミツメのサポートに入ったこともありますし、かねてから親しい印象です。

ナカそうですね。バンドぐるみで仲良くさせてもらってます。先々週、高木(潤)くんとべース買いに福生まで一緒に行きました(笑)

川辺最近は使っているスタジオも一緒で、休憩時間にロビーへ行くと会うことも。

── もちろん音楽的に魅力を感じているから誘ったと思うんですけど、バンドとしてシンパシーを感じる所はどこですか?

川辺つねに真剣なところが伝わるところです。賑やかな曲や楽しげな曲が多いと思うんですけど、真摯にやってないとこうはならないだろうなという部分がたくさんある。ちょうど一年前くらいに公開したBlue Hawaii Sessionの動画には瑞希さんが、ワンマンライブツアーもやったんですがそのファイナル公演の渋谷QUATTRO公演では中川さんと瑞希さん二人にゲストとして参加してもらいました。その録音は特典のCDにも収録される予定です。個人的にはソロでなつやすみバンドのツアーに誘ってもらったりしていて、もうミツメの活動になつやすみバンドありという風になっています。

── さらにDJでCOMPUMAさんとMINODAさんがいると、彼らに参加してもらう狙いは?

ナカCOMPUMAさんは、最高のDJというのはまずあるんですけど、自分が普段レコードを買っているNewtone Recordsのバイヤーでもあり、自分がただのファンかもしれません。

川辺さらにtime out cafeで定期的にイベントを開催されていてLIQUIDROOMともゆかりのある方だというのもあって。僕らがイヴェントをやるにあたって、そういう方がいることで全体の雰囲気をどしっとまとめて下さる思ったんです。この前ナカヤーンをDJでイベントに呼んで頂いた時も、お客さんが会話する会場のBGMを選曲するDJがすごく心地よくて。当日もゴリゴリDJを聴くというよりは、良いムードを作ってくれるのではないかなと思いお誘いしました。

── MINODAさんのことは存じ上げなかったんですが、どんな方なんですか?

川辺僕らのことをずっと見てくれている人であり、理解者であり。

ナカMOODMANさんと昔からイベントをやったりしてるんですよ。最高のテクノをかけてくれます。歳は僕の20歳上で、DJも教えてもらってます。

── へえ!さらに、LIQUID LOFTでも、mmm、PunPunCircle、嫁入りランド、ナインティーンのライヴ、 DJではミツメdee☆jaysとG-boysライヴが出演されます。

川辺メインフロアと異なったコンセプトというよりは、こちらもいままでライブの共演で出会った方や、僕らがファンで好きな人という意味で下のフロアと変わりないです。個別の思い出を述べるとまた凄く長くなってしまうので割愛させて頂きますが、mmmさんはいままで2度共演させて頂いている方で素晴らしい女性シンガーソングライターです。PunPunCircleさんは先ほど紹介したBlue Hawaii Sessionの動画への出演や今回のシングル“ブルーハワイ”でマリンバを演奏して下さっている方で、当日は弾き語りで出演して下さいます。嫁入りランド、ナインティーンに関しては見て頂くのが一番良いというか、説明するのが野暮な感じもするので何も言わないでおこうと思います。メンバーの熱望で出て頂けることになり良かったです。

トヤマLIQUID LOFTはまつりっぽい感じ出てますね。

川辺無国籍感があるよね。下のフロアより、まつり感あるかも。

── さらにKATAでは、12月11日からWWMMの日まで、トヤマさんの個展も開催されるそうで。

トヤマいままで出してないものを含めていろんな写真を展示します。ミツメで知ってくれている人に、いつもはこんな感じの写真を撮ってるのかと見てもらいたいです。

── ミツメのふたりは、トヤマさんの写真のどんなところに魅力を感じていますか?

ナカうーん……色味。

一同ハハハ(笑)。

川辺写真にはカメラマンの視点、ものの見方が反映されていると思うんですがトヤマくんの写真が表現してるものは理解できるなと思うし、それだけじゃなく僕らにとっても常に新鮮なものを見せてくれるので信頼しています。

── じゃあ最後にWWMMでのミツメのライヴについて。今回のライブで新曲は披露されるんでしょうか?

川辺2曲やります。

── お!その2曲は“めまい”の先のモードが刻み込まれているんでしょうか?

川辺バンド感が強いですね。ただ、ロックぽいとかアレンジ面の話ではなくて、内側からバンド感が出てる。演奏に自信がついたと言ってたわりに、こうなるんかいっていう部分もあるかもしれない(笑)。

ナカ妙に主張があるよね。なかなか濃い感じです。

川辺ユニークな感じになったんじゃないかなと思います。

── これまでの曲と比べてもユニークなんですか?それとも「こうきたかー」みたいなユニーク感ですか?

川辺いや、何と言ったら良いのかな。意表をつきたいわけではないんですが。

ナカ他にも曲が出来ていて、それらもみんな一つの同じ方向を向いているんじゃないかなって感じはいまのところありますね。

── 楽しみにしています!

川辺長くなってしまいましたが、本当に盛りだくさんの内容でお送りするので是非遊びにきて下さい!

mitusme-B

********************
20151220
ミツメ主催イベント「WWMM」

12月20日(日)
恵比寿LIQUIDROOM, LIQUID LOFT
OPEN 14:00/START 15:00
前売 4800円/当日 5300円(ドリンク代別)
前売購入特典
・ミツメライブ盤CD『mitsume archives vol.0』

出演
LIVE
ミツメ / Buffalo Daughter / group_inou / シャムキャッツ / ザ・なつやすみバンド /
mmm / 嫁入りランド / PunPunCircle / ナインティーン /
DJ
ミツメ☆dee jays / COMPUMA / MINODA / G-boys

特設ページ
URL
http://mitsume.me/wwmm/
https://www.liquidroom.net/schedule/20151220/26962/

********************
前売購入特典詳細
ミツメライブ盤CD
『mitsume archives vol.0』
1. 春の日
2. クラーク
3. chorus
4. めまい
5. fly me to the mars
6. ささやき
7. 煙突
8. 怪物
9. クラゲ
10. 気まぐれ女
11. いらだち
12. 恋はかけあし
13. hotel
14. 制服

M1~3:”めまい” Release Tour 2015年7月5日(日) 青山Spiral Hall
M4~9:”めまい” Release Tour 2015年7月4日(土) 青山Spiral Hall
M10~14:”Blue Hawaii Session” Tour 2014年12月26日(金) 渋谷CLUB QUATTRO
********************

TT

ミツメのジャケやアー写でもおなじみ、写真家トヤマタクロウの個展は
2015.12.11(金)~12.22(日)まで!
入場無料
http://kata-gallery.net/schedule/takurohtoyama_float

  

RECENT INTERVIEW

INTERVIEW TOP

RECENT INTERVIEW

INTERVIEW TOP