SCHEDULE

Jeff Mills Live at Liquid Room 30th Anniversary

Jeff Mills
OPEN
23:30
START
24:00
ADV
¥7,000(税込・ドリンクチャージ別)
TICKET
e+

 pre-order:9月14日(日)10:00 – 9月28日(日)23:59

 一般発売:10月4日(土) 10:00~

※ご入場の際、ドリンクチャージとして700円頂きます。

※本公演は深夜公演につき20歳未満の方のご入場はお断り致します。本人及び年齢確認のため、ご入場時に顔写真付きの身分証明書(免許書/パスポート/住民基本台帳カード/マイナンバーカード/在留カード/特別永住者証明書/社員証/学生証)をご提示いただきます。ご提示いただけない場合はいかなる理由でもご入場いただけませんのであらかじめご了承ください。

INFO

LIQUIDROOM:03-5464-0800

ジェフ・ミルズ「Live at Liquid Room」30周年記念ツアー開催決定!

 

「3時間に及ぶプレイで起こったことは、僕たち全員が想像していたものを遥かに超えていた。それは単にテクノ・カルチャーの礎を築く以上に、おそらく史上最高のDJセットだったかもしれない。」

―ジェフ・ミルズ

 

Jeff Mills – Live at Liquid Room 30 Year Anniversary トレーラー

https://youtu.be/5Nde5z8OA78

 

 

30年周期の気高き夜のために──「Live at Liquid Room」に捧ぐ

 

もう夜の10時も過ぎた。行こう。ぼくは渋谷駅から山手線に乗って新宿駅を降りた。東口から地上に出て、新宿リキッドルームへと急いだ。1995年10月28日、その夜がとんでもないことになるのは、あらかじめわかっていた。ジェフ・ミルズのDJを初めて聴いたのは、1994年のまだ夏が来る前のことだった。場所はブリクストンのVOXというヴェニューで、LOSTというパーティだった。セカンド・ルームではジミー・コーティとアレックス・パターソンがアンビエントを流していたが、そこには誰もいなかった。すべてのオーディエンスはデトロイトからやって来たDJで踊るため、フロアにいるのだ。フロア、スピーカーの上、それから夜が明ける頃には天上にぶら下がっている人もいた。ぼくがそこで体験したのは、娯楽としてのDJでも、アートとしてのDJでもなかった。精神的(ルビ:スピリチュアル)なジェットコースター、脳みそが吹っ飛ぶ認識の破局と再生――あれは、そのくらいの言葉で言わないと気が済まないのだ。精神の地殻変動をうながし、そして事実、ほとんどのオーディエンスの意識のなかにまで侵入するDJをぼくはそのときはじめて聴いた。

 新宿リキッドルームでもそうだった。不朽の名ミックスCDとなった『Live at Liquid Room, Tokyo』をいま聴いても、あのときの感覚を思い出すことができる。ミルズ自身のトラック、シカゴのゲットー・ハウス、ヨーロッパのミニマル、こうしたものを使って繰り広げられるテクノが臨界点を目指す。未来の美学へようこそ。あれから30年、ふたたび「Live at Liquid Room」が実現することが、いまは嬉しくてたまらない。(野田努)

 

1995年、デトロイト・テクノの巨匠Jeff Millsが新宿リキッドルームで行った圧巻のDJプレイがミックスCD「Jeff Mills – Live at Liquid Room, Tokyo」として発表された。

今回、テクノのミックスCDとして金字塔となったその時のDJセットを収めたフィルムが発見され、新たに撮り下ろしたインタビューも交えた映像作品が本邦初公開となる。ターンテーブル2台を用いたオール・ヴァイナルでの高速セットは必見。ハードコア~ミニマル期の伝説的なプレイを堪能できる貴重な機会となる。

 

イベントから30周年を記念して、東京、大阪のみならず、ロンドン、香港、パリ、アムステルダム、ベルリン、ダブリンなどの都市を巡るワールドツアーが開催される。ここ日本では特別に、Jeff Millsが今ではプレイしていないアナログとオープンリールを使用した当時のセットを披露する。

 

伝説のミックスCD「Live at Liquid Room」の再発と30周年エキシビションの同時開催も決定。

 

Jeff Mills Live at Liquid Room 30周年エキシビション
11月13日(木)~11月15日(土)
30周年を記念した展示と物販イベントをLIQUIDROOM2階KATAにて開催予定
*詳細は後日発表